1.今週のポートフォリオサマリー|評価額412万円・含み益59万円まで回復
先週(11/22)は、
評価額がマイナス16万円、含み益もマイナス16.7万円 と、
少し、憂鬱な”1週間でした。
今週(11/29)は、そこから一転して、
- 評価額:4,127,258円(+114,460円)
- 含み益:+593,492円(+111,240円)
という形で、“落ち着きを取り戻した週” になりました。
先週は、SBI証券の口座を開くたびに評価損がじわじわ増えていて、
正直、アクセスするのが少し億劫になる週でした。
今週はSBI証券の口座を見るのが楽しいのが戻ってきた、というのが実感です。
1-1.先週→今週の数字の変化|評価額+約11万円・含み益+約11万円
整理するとこうです。
| 指標 | 先週(11/22) | 今週(11/29) | 先週比 |
|---|---|---|---|
| 評価額 | 4,012,798円 | 4,127,258円 | +114,460円 |
| 含み益 | +482,252円 | +593,492円 | +111,240円 |
先週のマイナスの大部分は
「AI関連・中小型グロースの調整」でしたが、
今週は逆に、
- インデックスがしっかりプラス
- グリッド、VRAIN、AnyMindの一部が戻す
- 電力・INPEXなどディフェンシブも好調
と、“全体でプラス方向にバランスよく動いた週”でした。
1-2.先週マイナス16万円を、50代投資家としてどう受け止めたか
私の基本方針は、**NISA口座を軸にした「長期・分散」**です。
インデックスを“土台”に積み上げる
個別株は、決算や事業ストーリーを見ながら長期で持つ
頻繁に売買して利ざやを抜くスタイルではない
という前提があるので、
先週の マイナス16万円 も、
「短期の値動きとしてはそれなりに痛いけれど、
方針そのものを変えるほどではない」
という受け止め方でした。
やったことはシンプルで、
主力銘柄の決算やニュースをざっとチェック
評価額のバランス(インデックス/グロース/ディフェンシブ)を確認
「この下げは、事業が崩れた結果なのか? それとも地合いなのか?」を整理
くらいです。
結果として、
先週は余計な売買をせず
今週のインデックスや一部グロースの戻りを、そのまま享受できた
という形になりました。
2.今週の相場環境と、50代ポートフォリオへの影響
今週は、世界的に株式市場が持ち直した1週間でした。
とくにアメリカ市場では

- S&P500
- NASDAQ
が反発し、その流れが 全世界株 → 日本株(日経平均) へ波及しました。
その結果、私のポートフォリオでも
- インデックス投信
- ゴールドやINPEXなどのコモディティ関連
- 一部グロース株
がそろって評価額の押し上げ要因になりました。
2-1.米国株の反発が相場全体を押し上げ、投資信託が素直に反応
今週の起点は、やはり 米国株の戻り です。
11月後半は
- 金利上昇の一服感
- 雇用指標の落ち着き
- 半導体・AI関連のリバウンド
などが重なり、S&P500とNASDAQが上昇基調に入りました。
この動きが

- 全世界株(オールカントリー)
- 新興国株
- 日本株
といった広い地域に波及し、
私が保有しているインデックス系の投信も 素直に値を戻しました。
具体的には、
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
- 日経平均高配当ファンド
といった投信が、週を通じてじわっとプラス。
先週のマイナス16万円のうち、
約11万円を取り戻せた一番大きな要因は、
「米国主導の戻り相場にインデックスで乗れていたこと」
だと感じています。
NISAのつみたて枠でコツコツ積んでいる部分が、
こういう局面でしっかり効いてくれました。
2-2.ゴールドとINPEXが、株とは異なる軸で“回復のプラス要因”に
今週は株式市場が米国主導で反発しましたが、
コモディティ関連も 先週の下落からの戻り に入った週でした。
私のポートフォリオでは、
- SBI・iシェアーズ・ゴールド(為替ヘッジあり)
- INPEX(資源・エネルギー)
が株式とは別の動きでプラスに寄与しました。
● ゴールド投信は「大幅調整 → 反発」
先週は一時的に大きく下落しましたが、
今週は金利・為替の落ち着きから買い戻しが入り、
反発して評価額が上向きました。
● INPEXは原油の落ち着きで評価額が回復
INPEXも中長期のトレンドは崩れておらず、
原油価格が底打ちした流れと相場全体のリスクオンが重なり、
こちらも先週から回復基調 に。
ゴールドもINPEXも、
株式とは異なる性質を持つため、
“株が弱い週はクッションになり、
株が戻る週は戻る分だけ上がる”
という、長期ポートフォリオにとって理想的な動き方をしてくれました。
2-3.AI・中小型グロースは、追い風はありつつも“銘柄ごとの差”が大きい
米国株の反発という追い風はあったものの、
AI関連や中小型グロース銘柄 の動きは一様ではありませんでした。
私の保有銘柄で見ると、
- グリッド(+7.51%) や VRAIN(+8.55%) は、地合い改善+テーマ性でしっかり反発
- トリドリ など、小幅ながら続伸している銘柄もあり
- 一方で ククレブ(−2.89%) や Finatext(−3.77%) は、まだ調整が続く動き
- AnyMind は決算ショックの影響を引きずりつつも、事業としては成長を継続
といった具合に、“強い銘柄と弱い銘柄” がはっきり分かれています。
ここで意識しているのは、
- 株価だけを見るのではなく
- 決算説明資料やIRを確認して、最初に描いた事業ストーリーが続いているか をチェックすること
です。
NISAを中心に 長期・分散 で運用している前提からすると、
AI・中小型グロースは
「数カ月〜数年単位で答え合わせをしていく資産」
だと位置づけています。
今週のように全体相場が戻る局面でも、
無理に売買せず、
- インデックス
- ディフェンシブ銘柄
- ゴールドや社債
と組み合わせたうえで、
“攻めのゾーン”として時間をかけて付き合う のが、今の自分には合っていると感じています。
3.今週、ポートフォリオの“どの資産”が効いたのか(攻め/守り/コアで整理)
今週の相場は、
米国株(S&P500・NASDAQ)の反発 → 世界株 → 日本株 という流れで戻していった週でした。
この追い風を受けて、私のポートフォリオでも
- インデックス投信(コア)
- 電力・医薬・資源などの守りの株
- 一部グロース株
が評価額の回復に貢献しました。
ここでは、
「どのゾーンがどの程度効いたのか」を
コア投信/守りの株/攻めの株/クッション資産 の4つに分けて整理しておきます。
3-1.コア投信(S&P500・オルカン・新興国)今週の回復を“底から押し上げた”ゾーン
まず、回復の主役だったのはコア投信です。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
- 日経平均高配当ファンド
- はじめてのNISA・全世界株 など
米国株高と世界株の戻りを素直に取り込み、
評価額ベースでも 数万円単位でプラス方向に効いてくれました。
先週のマイナス16万円から、
今週 約11万円分の評価額が戻った のは、
このコア投信の働きが一番大きかったと感じています。
“積立の土台”として淡々と買い続けている部分が、
こういう局面でしっかり押し上げてくれるのは心強いです。
3-2.守りの株(電力・科研薬・INPEX・帝国電機・M&Aキャピタルなど)ブレずにポートフォリオを安定化
次に、守りのゾーンです。
- 九州電力
- 四国電力
- 科研薬
- 帝国電機
- INPEX
- M&Aキャピタル
- 日本M&Aセンター
といった銘柄は、
- 配当性向が高い
- 業績が比較的安定
- AIグロースほどは荒れない
という特徴があり、
今週のような“戻り相場”でも 地味に評価額を押し上げてくれました。
とくに電力株は、
日経平均のリバウンドと連動しつつ
「ドカンと上がるわけではないが、確実にプラス圏に戻す」
という動きで、ポートフォリオ全体の安定感を高めてくれています。
M&Aキャピタルは今週はやや調整しましたが、
事業の安定性や配当方針を考えると、
ポートフォリオの中ではやはり “守り寄り”の位置づけ です。
3-3.攻め(AI・グロース株)戻り相場でも“強弱がハッキリ分かれた”週
一方で、攻めのゾーン(AI・中小型グロース)は
戻り相場の追い風がありつつも、銘柄ごとに明暗が分かれました。
- グリッドやVRAIN、トリドリ:プラス圏で推移し、先週の下げの一部を取り返す動き
- AnyMind、スマートドライブ:横ばい〜小幅な戻りで、まだ本格的な循環は来ていない感覚
- 5028 セカンドサイト、5026 トリプルアイズ、7095 MacbeeP、5586 Laboro.AI、4443 Sansan などは依然として含み損圏で、今週もやや重い値動き
- 276A ククレブは、一時は大きな含み益が出ていたものの、いまは+2,180円まで利益が縮小し、「攻め枠らしいボラティリティ」を改めて実感させられる状態
といった具合に、
地合いが良ければ一斉に上がる、というよりは
「決算内容」と「今の期待度」によって選別されている
という印象が強い1週間でした。
私自身はここを NISA成長投資枠や特定口座の“攻め枠” と割り切っているので、
- 週単位の含み損益で一喜一憂しない
- 12/11予定の決算(セカンドサイト、トリプルアイズ、MacbeeP)などを待ちながら、
事業ストーリーが崩れていないかだけをチェックする
というスタンスで付き合っています。
4.先週比で見るポートフォリオの動き|上昇トップ10 & 下落トップ10
今週は、ポートフォリオ全体として 評価額+約11万円 の回復でした。
数字だけ見ると「戻って良かった」で終わってしまいますが、
中身をよく見ると、
- どの銘柄がこの回復を押し上げたのか
- 逆に、どの銘柄はまだ重たくて足を引っ張っているのか
が、はっきり分かれています。
ここでは 評価額ベースで、
- 先週比で上昇した銘柄トップ10
- 先週比で下落した銘柄トップ10
を一覧にして、
今週の「回復の主役」と「調整が続いている銘柄」を整理しておきます。
4-1.今週+11万円の理由|S&P500・オルカン・AI株・資源株がそろって反発
【先週比】上昇した銘柄トップ10(評価額ベース)
(11/22 → 11/29、概算・四捨五入)
| 順位 | 銘柄 | 11/22 評価額 | 11/29 評価額 | 評価額増減(概算) |
|---|---|---|---|---|
| 1 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 約608,787円 | 約630,894円 | +22,107円 |
| 2 | 7318 セレンディップ(特定+NISA合算) | 約52,455円 | 約68,068円 | +15,613円 |
| 3 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 約499,829円 | 約513,796円 | +13,966円 |
| 4 | 5582 グリッド(特定+NISA合算) | 約111,228円 | 約122,850円 | +11,622円 |
| 5 | 5027 AnyMind | 約542,700円 | 約553,500円 | +10,800円 |
| 6 | SBI・iシェアーズ・ゴールド(為替ヘッジあり) | 約409,011円 | 約417,868円 | +8,857円 |
| 7 | 1605 INPEX | 約123,630円 | 約129,909円 | +6,279円 |
| 8 | 2983 アールプランナー(特定+NISA合算) | 約52,710円 | 約57,309円 | +4,599円 |
| 9 | 9508 九州電力(特定+NISA合算) | 約31,103円 | 約34,840円 | +3,737円 |
| 10 | 6333 帝国電機(特定+NISA合算) | 約92,597円 | 約96,100円 | +3,503円 |
上昇トップ10をどう見るか──S&P・オルカン・AI株の復活
今週の 評価額+約11万円 のうち、
大きな押し上げ要因は大きく分けて3つありました。
① コアインデックスが“土台ごと”持ち上げた
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
この2本だけで、
今週のプラスのかなりの部分を説明できる動きでした。
米国株高 → 世界株・日本株へという流れがそのまま反映され、
つみたての“土台部分”が、下からポートフォリオ全体を押し上げてくれた1週間
という感触です。
② AI・グロースの一部が“選別されながら”戻ってきた
- グリッド
- セレンディップ
- AnyMind
といった銘柄は、
先週までの調整から一転して 評価額ベースで大きめのプラス になりました。
ここから見えるのは、
- 「グロース株なら何でも戻る」という相場ではない
- 決算内容・成長ストーリーへの期待が続いている銘柄から順番に資金が戻っている
という点です。
グロース枠はボラティリティが大きい一方で、
こうした“選別されながらの戻り”が入るときに、
事前にどの銘柄を持っているかが効いてくるとあらためて感じました。
③ インフラ・資源・ゴールドが“サテライト”として効いた
- INPEX
- 電力株(九州電力)
- ゴールド投信(SBI・iシェアーズ・ゴールド/ヘッジあり)
もそろってプラス側に入りました。
先週はゴールドが大きく押していた分、
今週は 「株+資源+ゴールド」が同時に戻る、やや珍しいパターン で、
コア:S&P/オルカン
サテライト:INPEX・電力・ゴールド
という形で、複数のレイヤーが同時に持ち上がった印象です。
4-2.今週“下落した銘柄”の理由|グロース株と新興国インデックスが重しに
今週はポートフォリオ全体としては+約11万円でしたが、
その裏側で 一部のグロース株・新興国インデックスが評価額を押し下げる要因 になりました。
ここでは、評価額ベースで先週比マイナスとなった銘柄トップ10 を一覧化し、
「どこに調整が入っているのか」「どんな理由で下落したのか」を整理します。
【先週比】下落した銘柄トップ10(評価額ベース)
※11/22 → 11/29、概算・四捨五入
| 順位 | 銘柄 | 11/22 評価額 | 11/29 評価額 | 評価額増減(概算) |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 276A ククレブ | 約69,900円 | 約63,900円 | -6,000円 |
| 2 | 4419 Finatext(特定+NISA合算) | 約22,953円 | 約21,462円 | -1,491円 |
| 3 | 9337 トリドリ(特定+NISA合算) | 約24,880円 | 約23,680円 | -1,200円 |
| 4 | 5137 スマートドライブ | 約14,280円 | 約13,170円 | -1,110円 |
| 5 | eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | 約148,962円 | 約148,111円 | -851円 |
| 6 | SMTAM インド株式インデックス・オープン | 約76,814円 | 約75,983円 | -831円 |
| 7 | 7095 Macbee Planet | 約23,426円 | 約22,672円 | -754円 |
| 8 | 3991 ウォンテッドリー | 約44,612円 | 約44,118円 | -494円 |
| 9 | 4499 Speee | 約7,635円 | 約7,164円 | -471円 |
| 10 | 5586 Laboro.AI | 約15,776円 | 約15,453円 | -323円 |
4-2-1.276A ククレブ | 株価調整の理由|年初来高値 8,190円からの“大幅調整”が続く
今週の下落銘柄の中で最もインパクトが大きかったのは 276A ククレブ です。
- 11/22 評価額:69,900円 → 11/29:63,900円(−6,000円)
- 今週だけで含み益が目に見えて圧縮
- 取得時からの含み益も +2,180円 まで縮小
今の株価(3,195円)は、
年初来高値「8,190円(2025/08/22)」から約61%下落 している水準です。
これは、
2025年の上昇分の多くを吐き出すレベルの調整 であり、
「高値圏で買った短期勢がいまだに重石になっている」ことが分かります。
🔍 年初来高値 8,190円 → 現在 3,195円(▲5,000円以上・約61%下落)
具体的には、
- 8月の高値:8,190円
- 現在:3,195円
- 下落幅:▲4,995円
- 下落率:約−61%
グロース株としては珍しくありませんが、
明確に“高値からの大口利確 → 需給悪化 → 下値模索”のフェーズ に入っています。
📉 ククレブが下落している理由(深掘り分析)
年初来高値と比較した上で、
今回の調整を 「悪い下げ」か「自然な下げ」か で切り分けるため、
要因を3つの視点から整理します。
① 年初来高値まで急騰 → 過熱感の反動で“需給が壊れた”
ククレブは2025年春〜夏にかけて、
- テーマ性(建材・インフラ系の需要テーマ)
- 出来高急増
- 個人投資家の短期資金流入
で株価が 8,000円台まで“走り切った”銘柄 です。
つまり、
短期勢が大量に高値で捕まっている状態
であり、上値には
「戻り売りの壁」 が常に存在します。
今回の −6,000円の調整も、その延長線上にあります。
② グロース株全体に“資金循環が届いていない”
今週の市場を見渡すと、
- S&P500
- 全世界株
- INPEX(資源)
- 電力株
- ゴールド
が上昇した一方で、
中小型グロースにはまだ資金が回っていない
という明確な流れがあります。
ククレブは市場では「中小型・短期テーマ株」の位置づけで、
インデックス上昇の“恩恵が届きにくい銘柄群”に入ります。
今回の下落も、
市場の資金循環の順番待ちによる長めの調整 と捉える方が自然です。
③ 決算後の材料不足で“静かな期間”に突入
ククレブはテーマ株であるため、
- 成長ストーリー強化
- 新規プロジェクト
- 業績上振れ
- 大口アライアンス
などの材料が出たタイミングで株価が大きく動く銘柄です。
しかし今のところ
決算後〜11月末にかけて新規材料が乏しい“空白期間” にあります。
テーマ株が材料空白に入ると、
- 売りが勝ちやすい
- 需給が悪化し底値模索
- 下落がズルズル続く
- 反発するきっかけも乏しい
という特性があり、
今週の値動きもまさにその典型でした。
🔎 まとめ|ククレブの下落は“高値圏の後処理中”であり、崩壊ではない
年初来高値 8,190円 → 現在 3,195円 の“半値以下”という水準はインパクト大ですが、
現状は
- 過熱感の反動(高値圏の後処理)
- グロース株の資金逆回転
- 材料空白期で需給が弱い
- 事業ストーリー自体は崩れていない
という構図で、
“悪い下落”というより、過熱した分の整理が続いている段階と見ています。
5.今週のポートフォリオ構成|評価額トップ10と“3つの役割”
ここまで「先週比の増減」や「セクター別の動き」を見てきましたが、
最後にあらためて 11/29時点でのポートフォリオの“顔ぶれ” を整理しておきます。
評価額トップ10を並べると、
- どこを“土台(コア)”にしているか
- どこで“攻めて”いるか
- どこを“守り”に置いているか
が一目で分かります。
5-1.評価額トップ10(11/29時点)と、それぞれの役割
※同一銘柄を NISA+特定で保有しているものは合算しています。
| 順位 | 銘柄 | 評価額(概算) | 区分 / 役割 |
|---|---|---|---|
| 1 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 約 630,900円 | 投信・コア(土台) |
| 2 | 5027 AnyMind | 553,500円 | 個別株・サテライト(AIグロース) |
| 3 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 約 513,800円 | 投信・コア(土台) |
| 4 | SBI・iシェアーズ・ゴールド(為替ヘッジあり) | 約 417,900円 | 投信・バランス(守り) |
| 5 | eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | 約 148,100円 | 投信・コア(地域分散) |
| 6 | 1605 INPEX | 約 129,900円 | 個別株・バランス(資源) |
| 7 | 5582 グリッド(特定+NISA) | 約 122,900円 | 個別株・サテライト(AI×エネルギー) |
| 8 | SMTAM インド株式インデックス・オープン | 約 76,000円 | 投信・コア(成長国) |
| 9 | はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー/成長投資枠) | 約 74,400円 | 投信・コア補強 |
| 10 | SBI日本高配当株式(分配型/成長投資枠) | 約 65,900円 | 投信・バリュー/配当 |
※数値は11/29時点の評価額からの概算
ざっくり言うと、
- 投資信託:6本(コア+守り)
- 個別株:4銘柄(攻め+資源)
という構図になっています。
5-2.評価額トップ10から見える「コア(土台)」の設計
まず目立つのは、
トップ10のうち 6本がインデックスや高配当系の投資信託で占められている点です。
- S&P500
- 全世界株(オルカン)×2本
- 新興国株
- インド株
- 日本高配当株
これらがポートフォリオの“土台”として機能していて、
- 地域分散(米国・全世界・新興国・インド・日本)
- スタイル分散(成長+高配当)
の両方をインデックスで押さえている形になっています。
50代としては、
「どの銘柄が短期で当たるか」よりも
「20年後に残っていてほしい資産を、どこに置いておくか」
が重要なので、
この“コア比率の高さ”は、今のところ手応えを持って見ています。
5-3.評価額トップ10に入っている“攻め”と“守り”
一方で、
投資信託だけではリターンが平板になりがちなので、
個別株の“攻め”と“守り”をどう噛み合わせるかも大事なポイントです。
■ サテライト(攻め):AnyMind・グリッド
- 5027 AnyMind(評価額 55万円台)
- 5582 グリッド(特定+NISAで 12万円台)
この2つは、
私のポートフォリオの中では 「AI×マーケ/EC」「AI×エネルギー最適化」 という
“テーマ性の強い成長株ゾーン” を担っています。
どちらもボラティリティは高いものの、
- AnyMind:東南アジアEC支援・広告テック
- グリッド:エネルギー需給・最適化AI
と、中長期で社会課題と結びつきやすい領域だと考えているので、
評価額が大きくなりすぎない範囲で“攻め枠”として置いています。
■ バランス(守り):INPEX・ゴールド
- 1605 INPEX(約13万円)
- SBI・iシェアーズ・ゴールド(約42万円)
この2つは、
株式とインフレの両方に対する 「クッション兼オルタナティブ」 という位置づけです。
- INPEX:資源・エネルギー価格との連動性が高い
- ゴールド:地政学リスク・インフレ・通貨不安へのヘッジ
株式一色にしないための「別の軸」であり、
50代のポートフォリオでは精神的な意味でも効いてくるパーツだと感じています。
5-4.50代として、この構成をどう評価しているか
評価額トップ10を並べてみると、
自分なりに意識していたことが、数字としても可視化されました。
- ✅ コア:S&P/オルカン/新興国/インド/日本高配で“広く浅く”世界を取りに行く
- ✅ サテライト:AnyMind・グリッドなど、AIグロースにある程度リスクを取る
- ✅ 守り:INPEX・ゴールドで「株と逆方向に動く資産」をしっかり入れる
一方で、課題感としては:
- AnyMind・グリッドのウェイトを、今後どうコントロールしていくか
- AIグロースの中でも、決算内容や事業ストーリーで“さらに絞り込む”余地がある
- 新興国・インドの積立額を、このまま維持するか、来年少し増やすか
といった点を、
来年のNISA戦略の中で微調整していく必要があるなと感じています。
5-5.まとめ|“土台・攻め・守り”が数字として形になってきた
今週のように、
- 評価額が 412万円台
- 含み益が 59万円台に回復
したタイミングでポートフォリオを俯瞰してみると、
「つみたてインデックス」+「AIグロース」+「資源・ゴールド」
という自分なりの三本柱が、だいぶ形になってきた印象があります。
あとは、
- AIグロースの“銘柄の中身”をもっと精査すること
- ディフェンシブや債券(ソフトバンク社債など)も含めて、守りのパーツを磨くこと
を意識しながら、
「大きくは動かさず、でも設計の質は毎年アップデートする」50代の投資を続けていきたいと思います。
6.ソフトバンクグループ第67回社債を実際に組み入れてみた|“初の社債購入”でポートフォリオはどう変わるのか

今週の大きなトピックのひとつが、
ソフトバンクグループ株式会社 第67回無担保社債(愛称:福岡ソフトバンクホークスボンド) を、実際にポートフォリオへ組み入れたことです。
ここでは、
私にとっては 人生初の社債購入 であり、
50代のポートフォリオ運用における “もう一つの安定軸” を作る大きな一歩になりました。
- なぜ社債なのか
- どんな考えで今回の社債を選んだのか
- ポートフォリオ全体ではどう位置づけるのか
を整理していきます。

ソフトバンク社債(第67回)は50代の分散投資として最適か?は下記の記事でも紹介しています。


6-1.初の社債購入:50代で“もう一つの安定パーツ”が欲しくなった理由
これまで私は、
- インデックスを“土台”
- AIグロースや中小型株で“攻め”
- 電力・資源・ゴールドで“守り”
という形でバランスを作ってきました。
ただ、50代という年齢を考えると、
どうしても頭に浮かぶのが 「預金では増えない」「株だけでは荒い」 という現実。
特に今年のような相場では、
- AI株の大きな上下
- ゴールドや資源の値動き
- 米国金利の変動
など、ポートフォリオ全体が“揺れやすい”構造になりがちです。
そこで、
「株よりぶれず、預金よりリターンがある中間の資産」
をひとつ加えたかった。
それが、今回の社債購入の原点です。
6-2.なぜ、ソフトバンクグループ第67回社債を選んだのか?
今回の社債を選んだ理由は大きく3つあります。
① 円建てで“年3.98%”という利率の高さ


2025年の金利環境で 年3〜4%台の円建て社債 は、
個人向けの商品としてはかなり高い水準です。
- 為替リスクなし
- 配当より読みやすい利回り
- NISAでは買えない“インカム枠”として独立して組める
という点が50代には相性が良いと感じました。
② 7年満期:50代後半のライフプランと合う
この社債は 2032年12月満期(約7年)。
私はちょうど50代〜60代に入る時期で、
“大きく使う予定のないお金” を7年寝かせるにはちょうど良い長さ。
- 子どもの教育費
- 住宅の維持費
- 60代前半のキャッシュフロー
を考えても、「やりくりの邪魔にならない期間」だと判断しました。
③ ソフトバンクグループという発行体の“リスクとリターンのバランス”
ソフトバンクグループ(SBG)は、
- 通信(ソフトバンク株式会社)ではなく
- AI・半導体・ロボティクスへ投資する持株会社
という性質があります。
格付は JCR A(投資適格)ですが、
- 投資会社ゆえのレバレッジの高さ
- 保有資産の値動き
- 金利環境
といったリスクも当然ある。
しかし私は、
「倒産リスクは低いが、株のように値動きは荒くない」
= “預金と株のちょうど中間”
という立ち位置に魅力を感じました。
あくまでポートフォリオの“一部”としてなら、
適度なリスクとリターンが見込めると判断した形です。
6-3.社債を組み入れて、実際ポートフォリオはどう変わったか?
今回、額面200万円の社債を組み入れたことで、
私のポートフォリオは下記のように構造が変わりました。
① 株式:インデックス:現金:債券の比率が大きく改善
債券0% → 約33%へ(※評価額比)
という変化は非常に大きい。
- 株の上下で胃が痛む回数が減る
- インカムが7年間 “自動で積み上がる” 安心感
- AIや成長株の比率を落とさずに、リスク調整ができる
というメリットがあります。
② “株式一色” から脱却し、守りの層が厚くなった
これまで守りのパーツは主に
- ゴールド
- INPEX
- 電力株
でしたが、
今回の社債追加で 守備ラインが一段強くなった と実感しています。
特に今年はAI系・グロースの上下が激しいため、
株式(攻め)
+ ゴールド・資源(守り)
+ 社債(安定インカム)
という三層構造は、精神的にも相当ラクです。
③ 来年のNISA戦略にも好影響
来年のNISA成長投資枠は、
- AI銘柄
- 小型成長株
- チャレンジ枠の銘柄
に集中したいと思っているので、
“社債を別枠で持つ”ことで
攻め枠に余裕を持てる
というのは予想以上に大きな効果になりそうです。
6-4.まとめ|初めての社債は「守りを固める、50代らしい一手」だった
今回の社債購入は、
- 株式市場のボラティリティ
- 50代のリスク許容度
- 長期インカム需要
- NISA戦略との相性
を踏まえたうえでの、「ちょうどよい中間の選択肢」でした。
今の私の感覚としては、
大げさではなく “ポートフォリオの質が1段上がった” と感じています。
株式だけの上げ下げに振り回されず、
インカムと値動きの両方をバランスよく持つ。
まさに 50代の資産運用の完成形に近づくためのひとつのパーツ として、
今回の社債は役立つと実感しています。
7.来週の注目ポイント|年内は「大きく動かず、整えるだけ」
今週はポートフォリオがしっかり戻り、
さらにソフトバンクグループ第67回社債も組み入れたことで、
資産全体の“土台”はだいぶ落ち着いてきました。
そのうえで、年末〜来週に向けた方針はかなりシンプルです。
正直なところ、
今年分の NISA 成長投資枠はすでに使い切っているので、
大きな売買をするつもりはありません。
なので年内は、
- いま持っている銘柄の決算やニュースを確認する
- ポートフォリオ全体のバランスをざっと見直す
- 来年の NISA 枠をどう使うかイメージしておく
といった “整える作業” が中心になりそうです。
7-1.AI・グロース株は「決算とテーマの“選別相場”」が続きそう
先週から今週にかけて、
AI・グロース株の動きはかなり「銘柄ごと」に分かれました。
- ある程度戻ってきた銘柄
- グリッド(AI×エネルギー最適化)
- VRAIN(製造業向けAI)
- AnyMind(東南アジアEC・広告まわり) など
- まだ含み損圏で重たい銘柄
- Laboro.AI
- ククレブ
- MacbeeP
- トリプルアイズ
- セカンドサイト など
おそらく来週も、
「AIだから全部上がる」ではなく、
決算内容・成長ストーリー・需給で強弱が分かれる相場
が続くと思っています。
特に、
- 5028 セカンドサイト
- 5026 トリプルアイズ
- 7095 MacbeeP
は 12/11 に決算発表予定なので、
ここは値動きだけでなく、中身もしっかり追いかけるつもりです。
年内に売買するつもりはないですが、
「決算を見て、来年どこまでリスクを取りにいくか」を考える材料にはなりそうです。
7-2.インデックス投信は、引き続き“押し上げ役”になれるか
今週の 評価額+約11万円 を振り返ると、
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 新興国株インデックス
- インド株インデックス
といった インデックス投信の回復力 が、やはり大きな支えになりました。
来週のポイントはシンプルで、
- 米国金利が落ち着くか
- 米国株(特にハイテク)が変に崩れないか
- 雇用・インフレ関連の指標でサプライズが出ないか
といったあたりです。
ここが荒れなければ、
インデックス投信がポートフォリオ全体を「じわっと押し上げる」流れ
は、まだ続いてくれそうだな、という感覚です。
つみたて投資枠で積み上げてきた部分は、
来週もあまり心配せず眺めていられそうです。
7-3.資源・ゴールドは「株と違う動き」が続くか
今週は、
- INPEX(資源・エネルギー)
- ゴールド投信(為替ヘッジあり)
といった 株式とは性格の違う資産 も、
ポートフォリオ全体を支えてくれました。
来週は、
- 原油価格(OPECの動向など)
- 米国金利
- 中東・ウクライナを含む地政学リスク
あたりを横目で見ながら、
株が強いときに「そこまで一緒に暴れない」
株が弱いときに「ある程度クッションになる」
という、いつもの役割を果たしてくれれば十分、というイメージです。
ここも売買するつもりはないですが、
株と逆方向の動きをしてくれているかどうかだけは、ゆるくチェックしておこうと思っています。
7-4.年内の方針:売買よりも、“来年のNISA設計” を考える時間に
あらためてですが、
年内に大きな取引をする予定はありません。
理由はすごく現実的で、
- 今年の NISA 成長投資枠は使い切っている
- 無理に銘柄を入れ替えるタイミングでもない
- ソフトバンク社債も組み入れて、全体のバランスは一旦落ち着いている
からです。
その代わり、年末はこんなことをやるつもりです。
- 保有銘柄の決算スケジュールをざっと整理しておく
- 「これは来年も長く持ちたい」と思う銘柄をリストアップ
- 「来年の成長投資枠で本気で増やしたい銘柄」を数社まで絞り込む
- インデックス・個別株・社債・ゴールドの比率をざっくり確認
要するに、
「動いて増やす」というより
「考えて整える」年末
にするイメージです。
7-5.今週の締めくくり:動かない週にも、ちゃんと意味がある
先週の マイナス16万円、今週の プラス11万円。
この2週だけ切り取っても、ポートフォリオの評価額は結構動きました。
それでも、
- 変に損切りで振り回されなかったこと
- NISA中心の長期・分散という方針を崩さなかったこと
- 株とは別軸のソフトバンク社債を一枚追加できたこと
このあたりを振り返ると、
「大勝ちしたわけではないけれど、
来年に向けての土台は少しずつ整ってきたな」
というのが、今の率直な実感です。
来週も、
大きくポートフォリオをいじるつもりはありませんが、
- インデックスがどこまで押し上げてくれるか
- AI・グロースの中でどの銘柄に資金が戻ってくるのか
- 資源とゴールドがちゃんと“別軸”として動いてくれるか
を静かにチェックしながら、
等身大の50代らしく、「あまり騒がない投資」を続けていきたいと思います。










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