50代のポートフォリオ公開|今週からフィジカルAIに集中投資_26年1月第4週

「遅いなんて言わせない。50代から夢を全部叶える!」──Journey from 50 の投資編は、結果だけでなく”過程”を見せる運用日誌として、毎週の数字と意思決定を残していきます。

※この記事は40〜50代の現役世代が”自分の運用”を組み立てるための材料になることを目的に書いています。

※免責:本記事は筆者の運用記録・見解であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

今週の投資サマリー
  • 約40万円の追加投資を実行。評価額は491万円に
  • 浜松ホトニクス(6965)を新規購入。「フィジカルAI」を4つ目の集中投資テーマとして約37万円を投資
  • 集中投資3銘柄(Globee・Arent・シーユーシー)を継続買い増し。Arent +6株、シーユーシー +21株、Globee +30株
  • ゴールドファンドは利確後も好調。残った保有分の含み益率は57.99%に上昇
目次

50代の資産運用|今週の運用成績

2026年1月第4週。今週は約40万円の追加投資を実行しました。「フィジカルAI」をテーマに浜松ホトニクスを新規購入し、集中投資3銘柄(Globee・Arent・シーユーシー)も買い増ししています。

これにより評価額は491万円となりました。既存銘柄ではAnyMindやアールプランナーが調整した一方、トリドリやセレンディップは上昇。ゴールドファンドは先々週に約7万円を利益確定しましたが、残った保有分も引き続き上昇し、含み益率は57.99%となっています。

50代投資家の運用成績サマリー|評価額・含み益・含み益率の推移

項目先週(1/16)今週(1/24)変化額
評価額4,500,548円4,911,069円+410,521円
含み損益698,324円667,252円-31,072円
含み損益率18.37%15.72%-2.65pt
銘柄数73件74件+1件

※評価額の増加+410,521円のうち、約40万円は今週の追加投資分です。


今週の売買|浜松ホトニクス新規購入と集中投資3銘柄の買い増し

新規購入|浜松ホトニクス(6965)─「フィジカルAI」4つ目の集中投資銘柄

今週最大の投資判断は、浜松ホトニクス(6965)の新規購入です。

項目数値
銘柄浜松ホトニクス(6965)
購入株数215株
取得単価1,772円
評価額(1/24時点)377,648円
含み損益-3,333円(-0.87%)

投資テーマ:「フィジカルAI」への集中投資

2026年の集中投資テーマは、教育×AIの「Globee」、医療×経営支援の「シーユーシー」、建設×DXの「Arent」の3銘柄でした。今回、4つ目のテーマとして「フィジカルAI」を選び、浜松ホトニクスに参入しました。

生成AIブームが一巡した今、次の大きな波は「AIが物理世界で動く」段階への進化だと考えています。ロボット、自動運転、ドローン、産業用自動搬送車──AIが「体」を持って現実世界で活動する時代が始まろうとしています。

なぜ浜松ホトニクスなのか

フィジカルAIといえばファナックや安川電機、センサー分野ではソニーのCMOSイメージセンサーが思い浮かびます。しかし、浜松ホトニクスには他社とは異なる独自の強みがあります。

浜松ホトニクスの強み:「汎用」ではなく「極限環境の光検出」

浜松ホトニクスが世界シェア約90%を誇るのは**「光電子増倍管(PMT)」という超高感度光センサーです。これは単なる汎用イメージセンサーとは根本的に異なり、「超微弱な光(フォトン1個レベル)」を検出するための特殊なデバイスです。

比較項目ソニー CMOSイメージセンサー浜松ホトニクス 光電子増倍管
主な用途スマホ、デジカメ、車載カメラ医療診断装置(PET/CT)、粒子物理学実験
世界シェア約53%(金額ベース)約90%
検出対象通常の光量(画像撮影)超微弱光(フォトン1個単位)
技術的特徴高速読み出し、小型化、AI統合超高感度、低ノイズ、極限環境対応
市場性質大量生産・汎用向け少量多品種・専門分野向け

ソニー vs 浜松ホトニクス:技術的「棲み分け」の構図

フィジカルAIの視覚システムにおいて、両社は競合ではなく相補的な役割を担っています。

  • ソニー:「何が見えるか」「何であるか」を担当(画像認識、物体認識)
  • 浜松ホトニクス:「どこにあるか」「どれだけ離れているか」を担当(距離計測、精密計測)

汎用フィジカルAI市場ではソニーのCMOSイメージセンサーがコスト・性能で優位です。しかし、医療ロボット、宇宙、深海、原子力といった極限環境では、浜松ホトニクスの「オーバースペック」が「必須スペック」に変わります

フィジカルAI銘柄として「期待が織り込まれていない」

ファナック・安川電機・ソニーといった「フィジカルAI本命銘柄」には既に市場の期待が織り込まれています。一方、浜松ホトニクスは業績悪化局面にあり、フィジカルAI関連としての認知度は低い状態です。

指標浜松ホトニクスファナック
PSR(株価売上高倍率)2.64倍7.8倍
自己資本比率70.7%89.0%
流動比率218%690%

PSR2.64倍の浜松ホトニクスは、PSR7.8倍のファナックと比較して期待値が織り込まれていない状態です。私はフィジカルAIが一時的なトレンドではなく、より専門性の高い分野にも普及すると考えています。その局面で浜松ホトニクスの技術が必要とされるというのが、投資の核心的な仮説です。

もう一つの成長軸:量子コンピュータ

投資を決めたもう一つの理由は、量子コンピュータ領域での技術的優位性です。2025年8月、浜松ホトニクスはNEDO「量子コンピュータの産業化に向けた開発の加速」事業に一社単独で採択されました。

光量子コンピュータの商用化には、超高速カメラ、多画素空間光変調器、単一光子検出器(SNSPD)といった技術が不可欠です。浜松ホトニクスはこれらの領域で世界トップクラスの実績を持っています。

財務の健全性:集中投資できる安心感

集中投資において最も重要なのは「倒れない財務基盤」です。

安全性指標浜松ホトニクス基準
自己資本比率70.7%40%以上◎
流動比率218%100%以上◎
当座比率170%100%以上◎
有利子負債比率20.6%200%以下◎

自己資本比率70.7%、流動比率218%という数字は、製造業として極めて高い水準です。業績が一時的に悪化しても「時間を味方につける」ことができる財務基盤があるからこそ、集中投資に踏み切れました。

リスク認識:業績悪化とのれん減損リスク

直近の2025年9月期決算では営業利益が前期比49.7%減と大幅に悪化しています。これは主に2024年5月のNKT Photonics買収に伴う、のれん償却費(年間約40億円)と統合コストの影響です。

このM&Aが成長に寄与するかどうかは重要なポイントです。NKT Photonicsは超短パルスレーザー技術で世界トップクラスの企業であり、浜松ホトニクスの「光検出器」と組み合わせることで「光源→検出」のバリューチェーン垂直統合が可能になります。量子コンピュータ、LiDAR、半導体製造装置といった成長市場で、システムレベルでのソリューション提供が期待できます。

ただし、のれん300億円の減損リスクは中期的に注視が必要です。2027年までにレーザー事業での収益化が達成できるかどうかが、このM&A成功の鍵となります。

投資判断のまとめ

投資理由内容
成長軸①フィジカルAI(極限環境での光検出技術)
成長軸②量子コンピュータ(NEDO採択、光量子方式の産業化)
バリュエーションPSR2.64倍、期待が織り込まれていない
安全性自己資本比率70.7%、集中投資に耐える財務基盤
リスクのれん減損リスク、収益化までの時間軸

詳しい投資分析はこちらの記事にまとめています。

集中投資3銘柄の買い増し|Arent・シーユーシー・Globee

銘柄先週今週増加買付日
Arent(5254)18株24株+6株2026/1/21
シーユーシー(9158)63株84株+21株2026/1/21
Globee(5575)190株220株+30株2026/1/21

Arentとシーユーシーは1月21日に約定。Globeeも30株を買い増しし、取得単価は636円→643円となりました。


50代のポートフォリオ公開|株式・投信・債券の資産配分

株式(現物)の資産配分

口座区分評価額含み損益含み損益率先週比
特定口座118,183円+6,506円+5.83%+490円
NISA成長投資枠2,648,429円+192,965円+7.86%+22,571円
株式合計2,766,612円+199,471円+7.76%+23,061円

投資信託の資産配分

口座区分評価額含み損益含み損益率先週比
特定口座2,253円+173円+8.31%+7円
NISA成長投資枠574,246円+155,824円+37.24%+3,856円
NISAつみたて枠1,567,959円+311,785円+24.82%+13,144円
投信合計2,144,458円+467,782円+27.89%+17,007円

債券の保有状況

銘柄保有額利率償還日
ソフトバンクグループ社債2,000,000円3.98%2032/12/08

ポートフォリオ総合計

項目金額
評価額合計4,911,069円
含み損益合計+667,252円
含み損益率+15.72%
前日比+40,068円(+0.82%)

個別株の運用成績|主要銘柄の先週比

今週上昇した銘柄

銘柄先週今週変化率コメント
トリドリ(9337)3,445円3,545円+2.90%含み益+23%超で好調継続
セレンディップ(7318)1,050円1,094円+4.19%反発、含み損が縮小
ベクトル(6058)1,476円1,529円+3.59%含み益率+65%で絶好調
マテリアルG(156A)889円929円+4.50%含み益+17%超
トリプルアイズ(5026)766円776円+1.31%底打ちの兆し

今週下落した銘柄

銘柄先週今週変化率コメント
AnyMind(5027)651円630円-3.23%調整、含み益+14%は維持
アールプランナー(2983)3,130円3,005円-3.99%含み益+55%は維持
VRAIN(135A)3,015円2,700円-10.45%大幅調整
ビジョナル(4194)9,584円8,977円-6.33%含み損に転落

AnyMindのポートフォリオ影響度

最大保有銘柄のAnyMind(5027)は今週も調整が続きました。

項目数値
評価額567,000円(630円×900株)
株式全体に占める比率約20.5%
ポートフォリオ全体に占める比率約11.5%
含み損益+73,800円(+14.96%)
先週比651円→630円(-3.23%)

先週から約21円下落し、評価額は約18,900円のマイナス。ただし取得単価548円に対して+14.96%の含み益を維持しており、中長期の成長ストーリーは変わっていないと判断しています。


2026年集中投資銘柄の運用成績

集中投資4銘柄の今週のパフォーマンス

銘柄テーマ株数取得単価現在値含み損益評価額
Globee(5575)教育×AI220株643円681円+8,360円149,820円
Arent(5254)建設×DX24株3,306円3,700円+9,456円88,800円
シーユーシー(9158)医療×経営支援84株854円909円+4,620円76,356円
浜松ホトニクス(6965)フィジカルAI215株1,772円1,757円-3,333円377,648円
4銘柄合計+19,103円692,624円

新たに加わった浜松ホトニクスは購入直後で-0.87%の小幅含み損ですが、想定内です。フィジカルAI分野の成長を見据えた中長期投資として、今後の推移を見守ります。


投資信託の運用成績|ゴールドファンドは利確後も上昇継続

NISA成長投資枠の投資信託

ファンド名評価額含み損益含み損益率先週比
SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド282,873円+103,830円+57.99%+8.28pt
SBI日本高配当(年4回決算)36,659円+10,174円+38.42%-1.46pt
Tracers 日経平均高配当5070,600円+18,657円+35.92%-2.12pt
はじめてのNISA・オルカン78,162円+18,159円+30.26%+0.06pt

ゴールドファンドは先々週に含み益率50%で約7万円を利益確定しました。残った保有分も金価格の上昇を受けて引き続き好調で、含み益率は先週の49.71%から57.99%に上昇しています。「全部売らずに一部を残す」という判断が功を奏しました。

NISAつみたて枠の投資信託

ファンド名評価額含み損益含み損益率
eMAXIS Slim S&P500710,705円+135,704円+23.60%
eMAXIS Slim オールカントリー591,549円+121,540円+25.86%
eMAXIS Slim 新興国株式185,471円+45,467円+32.48%
日経平均高配当利回り80,234円+9,074円+12.75%

つみたて枠は先週とほぼ同水準を維持。新興国株式インデックスの+32.48%が引き続き好調です。


来週の投資戦略|決算シーズン本格化、新規投資は継続

米国決算シーズン本格化

来週からApple、Microsoft、Metaなど米国ビッグテックの決算が本格化します。つみたてNISAで保有するS&P500連動投信への影響に注目しています。

国内企業決算もスタート

1月下旬から2月上旬にかけて国内企業の第3四半期決算が本格化します。保有銘柄の決算日程を確認し、サプライズに備えます。

新規投資は様子見

今週は約40万円を投資しました。来週は新規投資を控え、今週の投資判断を検証する期間に充てます。


まとめ|4つの集中投資テーマで500万円を目指す

2026年1月第4週は、約40万円の追加投資を実行し、評価額は491万円となりました。

今週のポイント

  1. 浜松ホトニクス(6965)を新規購入:「フィジカルAI」を集中投資テーマとして設定
  2. 集中投資3銘柄を買い増し:Arent +6株、シーユーシー +21株、Globee +30株
  3. ゴールドファンドは利確後も好調:残った保有分の含み益率は57.99%に上昇
  4. AnyMind・アールプランナーは調整:含み益は維持、中長期目線で保有継続

2026年の集中投資銘柄

テーマ銘柄投資理由
教育×AIGlobee(5575)AI英語学習アプリ「abceed」の成長
建設×DXArent(5254)BIMを活用した建設DXの波
医療×経営支援シーユーシー(9158)医療DXと病院経営支援
フィジカルAI浜松ホトニクス(6965)極限環境の光検出技術で世界シェア90%

500万円の大台が近づいてきました。数字を追いかけることが目的ではありませんが、成長テーマを見極めながら「続けられる投資」を淡々と実行していきます。

来週も、結果だけでなく”過程”を見せる運用日誌を続けていきます。

※免責:本記事は筆者の運用記録・見解であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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この記事を書いた人

こんにちは、おかだ しょうざぶろうです。
2008年に入社した大手IT企業で、ビジネス開発や新規事業を担当してきました。数年前には子会社に出向し、教育事業の立ち上げを責任者として担当しました。
それ以前は、IT業界専門の人材サービス企業で人材紹介サービスの新規事業立ち上げに携わり、最終的には人材紹介事業の責任者も務めました。
大学4年生、高校1年生、中学2年生の3人の父親でもあります。
「Journey from 50」では、投資・副業・起業・健康・学び・旅・食・子育てなど、50代からの挑戦をプロセスごとにリアルに発信。結果だけでなく挑戦の過程を共有し、読者の皆さんと一緒に「人生に遅すぎることはない」を体現しながら楽しむことを目指しています。
資格をとる気はありませんがファイナンシャルプランナーの学習を開始しました。

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