「もし自分だったら…」同世代の父親として感情移入せずにはいられなかった
著者の「たーちゃん」さんが「50万円を50億円に増やした 投資家の父から娘への教え」を出版したのが49歳。私と同じ歳の現役の麻酔科医さんでした。
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著者の「たーちゃん」さんには高校生と中学生の娘さんがいます。
そんな「たーちゃん」さんが、ステージ4の末期がんで「50歳は迎えられても51歳はわからない」と余命宣告を受け、残される子どもたちのために書いたのが「50万円を50億円に増やした 投資家の父から娘への教え」です。
その問いが、ページをめくる手を止めませんでした。
著者と同じ年齢、同じ年頃の子どもを持つ父親として感情移入したことはもちろんですが、それだけではありません。本の内容が驚くほどわかりやすく、実践的で、論理的に書かれていたからこそ、一気に読み切ることができました。
投資の専門書でありながら、娘たちに語りかけるような優しい文体。複雑な投資手法を段階的に解説する構成。そして何より、著者自身の実体験に基づく具体的な銘柄選定の方法──これらすべてが、「自分にもできるかもしれない」という希望を与えてくれました。
そして、この本が私が55歳までに投資資産で1億円を目指すきっかけとなりました。
息子が本棚からこっそり読んでいた──中学生も夢中にさせる投資本
「50万円を50億円に増やした 投資家の父から娘への教え」を読み終えて本棚に置いていたある日、中学2年生の息子が突然こう言ってきました。

お父さん、僕もシクリカルバリュー株投資がしたい



え?シクリカルバリュー?
その時、気づきました。
息子が本棚にあった「50万円を50億円に増やした 投資家の父から娘への教え」をこっそり読んでいたのです(笑)
中学生が自分から投資の専門書を手に取り、しかも「シクリカルバリュー株投資」なんて言葉を覚えて実践したいと言ってくる──これには正直驚きました。
妻にも話たら大爆笑していました。
「50万円を50億円に増やした 投資家の父から娘への教え」は、中学生にもわかりやすく、投資意欲を高めてくれる本なのです。
著者が娘たちに向けて書いたからこそ、専門用語も丁寧に解説され、論理的でわかりやすい。そして何より、「自分もやってみたい」と思わせる力があります。
親子で投資について語り合えるきっかけをくれた本書に、心から感謝しています。
これは投資本である前に、父から子への「愛の手紙」だ
「50万円を50億円に増やした 投資家の父から娘への教え」を読んで最初に感じたのは、これが単なる投資のハウツー本ではないということです。
著者は冒頭でこう語りかけます:
「現在の私の身体には肺と肝臓に多発性癌転移があり、恐らく残された寿命はそれ程長くはないです。そんな私が出来る最期の仕事として、自分の子供達に株のノウハウを伝授する為の本を書こうと決意しました」
父親として、自分がいなくなった後も娘さんたちが経済的に困らないように──
その一心で書かれた322ページ。
出し惜しみなく、魂を込めた投資の知恵が詰まっています。
同い年の父親として、この覚悟に胸が熱くなりました。
驚くほど論理的で、わかりやすい投資手法
感動的なストーリーだけではありません。本書の投資手法は驚くほど論理的で、わかりやすくまとめられています。
著者が教える3つの投資手法
① 資産バリュー株投資
企業が持つ「資産」(土地・有価証券など)に着目し、割安な株を見つける基本的な投資法。
例: 帳簿価格800万円で記載されている土地が、実際には380億円の価値がある──そんな「隠れた資産」を持つ企業を発掘します。
② 収益バリュー株投資
企業の「稼ぐ力」を見極める投資法。損益計算書やキャッシュフローを分析し、本質的に優良な企業を見つけます。
③ シクリカルバリュー株投資【本書の核心】
これが著者が50億円を築いた最強の投資法です。
景気循環(シクリカル)の影響を受ける業種──造船、海運、鉄鋼、化学など──で、不況期に赤字の企業をあえて購入し、景気回復時に大きなリターンを得る手法です。
息子が



やってみたい!
と言ったのも、この手法でした。
著者の実例:
- アイフル: 過払い金問題で倒産寸前と思われていた時期に集中投資 → 半年で約7倍
- アークランドサービス: 主力化して保有 → テンバガー(10倍)達成
- ヒロセ通商: 割安と判断し大量購入 → 半年で約3倍
- 韓国の造船会社: 不況の底で投資 → 景気回復で大幅上昇
なぜこの本は「わかりやすい」のか?
投資本を読むと、専門用語だらけで挫折することが多いですよね。でも本書は違います。
理由1: 娘に語りかける文体
著者は、投資の知識がゼロの娘たちに向けて書いています。だから、専門用語も丁寧に解説され、具体例が豊富です。
「そもそも株式投資って何か知っているかい?」から始まり、四季報の読み方、決算短信のチェックポイント、投資レポートの書き方まで、段階を踏んで論理的に説明されています。
だからこそ、中学生の息子でも理解できたのです。
理由2: 実体験に基づく具体的な解説
著者は医師として働きながら、実際に50万円を50億円に増やしました。その過程で投資した銘柄、失敗した経験、成功した理由がすべて実名で語られています。
教科書的な理論だけでなく、「なぜその時その銘柄を選んだのか」「どう判断したのか」が手に取るようにわかります。
理由3: 「投資レポート」の実例を公開
本書のPART5では、著者が実際に作成した投資レポートの実例が公開されています。
- どの数字をチェックするのか
- どうやって投資判断をするのか
- どんなシナリオを描くのか
これが具体的に示されているので、「自分もやってみよう」と思えるのです。
医師として働きながら50億円──その人生に学ぶ
著者は、広島大学医学部出身ですから同世代のトップエリートです。
でも決して順風満帆な人生ではなく日本経済新聞の「私の履歴書」より同世代と言うこともあり読みごたえがありました。
- 医学部時代: 雀荘通いで医師国家試験に不合格
- 20代: 家庭教師で稼いだ50万円から投資スタート → 29歳で資産1億円達成
- リーマンショック: 資産3割減を経験するも、底値で買った銘柄で回復
- 30代: 働きながら資産6億円突破
- 40代: 子育て優先で投資をほぼ休止、FIREを試すも半年で復職
- 49歳: ステージ4の直腸がん判明、4度の手術
働きながら、子育てをしながら──それでも資産を増やし続けた彼の投資法には、再現性があると感じました。
読者の反応:「初心者お断り」だが「最高の良書」
本書のAmazonレビュー(★4.4/5.0、818件)を見ると、評価は高いものの、「万人向けではない」という指摘も。



中学生の息子でも読めていましたし「万人向け」だと思いますけどね。投資手法としては「万人向け」ではないかもしれませんが、私も完全にマネするわけではないです。
絶賛する声
「基本から応用まで骨太な内容で、投資中級者の私はこれ一冊で相当勉強になりました。たびたび読み返しています。著者の娘さんへの愛が詰まった厳しくも優しい最高の一冊です」
── ※※※※さん(★★★★★)
「涙なしでは読めない、愛いっぱい感じる、とても素敵な本でした。たーちゃんさんが、どうか一日でも長く、長く、生きてくださることを祈っています」
── Flowerさん(★★★★★)
「娘さんへの遺言として書かれた本であり、他の投資初心者向けの書籍と比べて役に立つ投資手法が具体的に書かれています」
── 綾鷹さん(★★★★★)
現実を指摘する声
「内容は素晴らしく、書いてあることは非常に納得できる。しかし、本の内容を実行できる人は1%もいないのではないかと思った。四季報を買ったけど見ない人、詳細に決算書読み込んで業界情報調べてノートにまとめていくというのは本当に好きでないとできないと思う」
── hanagonさん(★★★★★)
たしかに、本書の投資法を実践するには、四季報を読み込み、決算短信を分析し、投資レポートを作成する必要があります。
これは簡単ではありません。でも、だからこそ価値があるとも感じました。



私は人生ではじめて「会社四季報」を購入しましたw


この本をおすすめしたい人・おすすめしない人
こんな人におすすめ
✅ 投資中級者以上で、さらなるステップアップを目指す方
✅ 四季報や決算短信をしっかり読み込む覚悟がある方
✅ バリュー投資に興味があり、長期的視点で投資に取り組める方
✅ 同世代の父親・母親として、子どもの未来を考えている方
✅ 何歳までに1億円など、明確な資産目標を持っている方
✅ 親子で投資について学びたい方(中学生でも理解できると思います)
✅ 人生の教訓や家族への愛が詰まったストーリーに感動したい方(ここを期待し過ぎる本ではないとは思いますが)
おすすめしない人
❌ 投資を始めたばかりの完全初心者
❌ 「楽して儲ける」系のノウハウを求める方
❌ 企業分析や財務諸表の読み込みが面倒だと感じる方
合わせて読みたい:私を「55歳で1億円」へと導いたもう1冊の本
本書と合わせて、私が55歳までに投資資産で1億円を目指すきっかけとなったもう1冊の本があります。
「5年で1億貯める株式投資 給料に手をつけず爆速でお金を増やす4つの投資法」と言う本で「50万円を50億円に増やした 投資家の父から娘への教え」と同時期に購入して「55歳で1億円」という目標を持ちました。
この2冊は、私にとって人生を変える投資のバイブルとなりました。
55歳まで、あと5年。
この2冊をバイブルに、1億円という目標に向かって積極的に投資をおこなっていこうと思います。
同い年の父親として思うこと
「50万円を50億円に増やした 投資家の父から娘への教え」を読み終えて、私は自問しました。
「もし自分が余命宣告を受けたら、子どもたちに何を残せるだろうか?」
たーちゃんさんは、50億円という資産だけでなく、その資産を築いた知恵と思考法を遺しました。そして何より、「働く意味」「お金の本質」「人生で大切なこと」を伝えています。
「50万円を50億円に増やした 投資家の父から娘への教え」のエピローグで、著者はこう語ります:
「毎月200万円使うと決めてみたけれど……FIREしたけど退屈すぎた……半年で気づいた”働く意味”」
「僕がいなくなっても株式投資が力になってくれる」
資産50億円を築いた著者が最後に語るのは、お金よりも大切なもの──家族との時間、働く意味、そして人生の本質です。
同い年の父親として、この言葉が深く胸に刺さりました。
本書が私の行動を変え、息子の人生も変えた
この本を読んで、私は決断しました。
就職活動を無事に終えていた大学4年生の息子に、世界一周の旅をプレゼントしたのです。
私には「たーちゃん」さんのような50億円なんて資産はありません。でも、これからの息子の人生を変えるような体験をさせてあげることは出来る──本書を読んで、そう思ったからです。
息子は3か月かけてアジア、中東、ヨーロッパ、南米、北米を巡りました。
そして帰国するなり、こう言いました。



お父さん、俺も投資する!
聞けば、アメリカのスタンフォード大学に立ち寄り、同世代と交流したとのこと。そこで衝撃を受けたそうです。
「アメリカの同世代は全員、投資をしていた」
息子が「自分は投資を何もしていない」と伝えたら、スタンフォードの学生たちに真顔で「やばいね」と言われたそうです。
実は、息子が大学に入学した際に



少額でも投資はやった方が良いよ
と伝えていました。
でも当時の息子は



余裕ないし…
と全く興味がなさそうでした(笑)
それが今では、本棚から「50万円を50億円に増やした 投資家の父から娘への教え」をこっそり読んでいた中学生の次男だけでなく、世界一周から帰国した大学生の長男まで、投資に目覚めたのです。
これが何よりも嬉しかったのです。
「50万円を50億円に増やした 投資家の父から娘への教え」は、私だけでなく、私の息子たちの人生も変えてくれました。
まとめ:子どもの未来を守り、自分の目標を達成するための「羅針盤」
「50万円を50億円に増やした 投資家の父から娘への教え」は、万人向けではないのかもしれません。しかし、真剣に投資と向き合いたい人、子どもの未来を真剣に考える親、明確な資産目標を持つ人にとって、これ以上の教科書はないとも思います。
【基本情報】
- 書名: 50万円を50億円に増やした 投資家の父から娘への教え
- 著者: たーちゃん
- 出版社: ダイヤモンド社
- 発売日: 2025年7月2日
- ページ数: 322ページ
- 価格: 1,870 円(税込)
- Amazon評価: ★4.4/5.0(818レビュー)
- ランキング: Amazonベストセラー総合1位達成
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たーちゃんさんの快復を、同い年の父親として心よりお祈りしています。



書籍が苦手って人はYouTubeで著者の「たーちゃん」さんの動画があるので、こちらも見てみると良いと思います。
ただ税込1,870 円なので購入して何度も読み込むことをオススメします。










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