※免責:本記事は筆者の運用記録・見解であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
「停戦」の二文字が、凍りついた市場を一瞬で溶かしました。

4月8日、米国とイランの2週間の停戦合意が伝わると、日経平均は前日比+2,878円(+5.39%)の急騰。週間では53,123円(4/3)→56,924円(4/10)へと+7.2%の大幅上昇となり、3月以降の「中東ショック」が一気に巻き戻された週でした。
しかし、私のポートフォリオは市場ほど単純には動きません。停戦合意で原油価格が急落した影響で、ポートフォリオ最大の含み益銘柄だったINPEXが4,675円→4,147円と▲11%の急落。一方、AI関連株や成長株は反発し、ゴールドファンドも持ち直しました。
ただ、正直に言えば、停戦合意に「ホッ」としたのも束の間でした。翌日にはイスラエルによるレバノンへの大規模空爆が報じられ、死者は300人を超えました。イランはホルムズ海峡の「再封鎖」を表明し、停戦合意の脆さが露呈しています。個人投資家としては株価への影響が真っ先に頭をよぎりましたが、それ以上に、戦禍で命を落としている一般市民がいるという事実に気持ちが沈みます。この思いについては本文で改めて書きます。
総合評価額642万円、含み損益+50.7万円(+8.56%)。先週(4/3時点)の+35.5万円から+15.1万円の改善です。ただし、ポートフォリオの中身は入れ替わりました。原油とエネルギーで稼いでいた構造から、再びAI・成長株とインデックス投信がけん引する構造へ——停戦合意はポートフォリオの「重心移動」をもたらした一方で、その合意自体がすでに揺らいでいます。
50代・会社員・3児の父。55歳までに投資資産1億円を目指す道のりを、今週も包み隠さず記録します。
50代の資産運用成績|評価額642万円・含み益50.7万円の内訳【2026年4月10日】
運用成績サマリー|先週との比較
| 項目 | 先週(4/3) | 今週(4/10) | 変化 |
|---|---|---|---|
| 総合評価額 | 6,172,591円 | 6,424,412円 | +251,821円 |
| 含み損益合計 | +355,247円 | +506,748円 | +151,501円 |
| 含み損益率 | +6.11% | +8.56% | +2.45pt |
評価額は+約25.2万円の増加。今週はGOOGL(A株)を1株追加購入(2株→3株)したほか、つみたてNISAの定期積立と一部の週次積立を実行しています。純粋な値動きベースでも含み損益が+15.2万円改善しており、3月から続いていた含み益の削られ方がようやく反転した週です。
参考までに、3月中旬からの推移を載せておきます。
| 項目 | 3/13 | 3/21 | 3/27 | 4/3(先週) | 4/10(今週) |
|---|---|---|---|---|---|
| 含み損益 | +662,042円 | +429,793円 | +363,118円 | +355,247円 | +506,748円 |
| 含み損益率 | +12.41% | +7.74% | +6.36% | +6.11% | +8.56% |
3月中旬に+66万円あった含み益が4週間で+35.5万円まで半減しましたが、今週ようやく+50.7万円まで回復。まだ3月中旬の水準には戻っていませんが、底打ちの手応えはあります。米・イラン停戦合意が2週間の時限付きであること、そして翌日にはすでにレバノン空爆で合意が揺らいでいることを踏まえると、楽観しすぎず「回復の初動」として冷静に受け止めるのが適切でしょう。
口座別の含み損益|NISA成長枠の株式が劇的改善
| 口座区分 | 先週含み損益 | 今週含み損益 | 変化 |
|---|---|---|---|
| 株式(特定口座) | +6,201円 | +10,139円 | +3,938円 |
| 株式(NISA成長枠) | ▲40,756円 | +27,265円 | +68,021円 |
| 投信(特定口座) | +82円 | +135円 | +53円 |
| 投信(NISA成長枠) | +129,896円 | +144,563円 | +14,667円 |
| 投信(つみたて枠) | +259,824円 | +324,646円 | +64,822円 |
| 合計 | +355,247円 | +506,748円 | +151,501円 |
今週の改善+15.2万円の最大の立役者は、NISA成長枠の株式で+6.8万円の劇的改善。先週は▲40,756円の含み損だったのが、今週は+27,265円の含み益に転じました。浜松ホトニクスが1,848.5円→1,942.5円と年初来高値を更新し、シーユーシーも984円→1,033円に上昇。Arentも4,255円→4,350円と堅調でした。
つみたてNISAも+6.5万円と大きく改善。eMAXIS Slim S&P500の基準価額が38,546円→39,868円へと+3.4%上昇し、停戦合意後の米国株反発をダイレクトに反映しました。
一方、INPEXの含み益縮小(+100,698円→+80,106円、▲20,592円)がNISA成長枠株式の改善を一部相殺しています。「エネルギー株のINPEXで稼ぎ、成長株の含み損をカバーする」という構造が、停戦合意をきっかけに反転し始めたことは認識しておく必要があります。
日本株ポートフォリオ|76銘柄の注目トピックと含み損益ランキング
含み益トップ5|INPEX+98%、メルカリ+55%で依然ダブルエース


| 銘柄 | 保有数 | 先週含み損益 | 今週含み損益 | 含み損益率 |
|---|---|---|---|---|
| INPEX(1605) | 39株 | +100,698円 | +80,106円 | +98.14% |
| メルカリ(4385) | 18株 | +29,502円 | +23,202円 | +55.46% |
| Arent(5254) | 84株 | +37,296円 | +45,276円 | +14.14% |
| 浜松ホトニクス(6965) | 365株 | +8,578円 | +42,888円 | +6.44% |
| シーユーシー(9158) | 290株 | +27,840円 | +42,050円 | +16.33% |
INPEXは先週の含み益率+123%から+98%へと縮小。株価は4,675円→4,147円と▲11.3%の急落です。米・イラン停戦合意で原油先物が急落し、エネルギー株に売りが集中しました。とはいえ含み益率+98%は依然として「ほぼダブルバガー」水準。後述しますが、これを「利確すべきだったサイン」と見るか「まだ持てるサイン」と見るかが、今後の重要な判断ポイントです。
メルカリは3,963円→3,613円と▲8.8%の下落。4月7日に年初来高値4,106円をつけた後に反落しましたが、含み益+55%は依然として優秀。2026年6月期の好決算(第2四半期で上方修正済み)を背景に中期トレンドは崩れていません。
今週最も輝いたのは浜松ホトニクス。1,848.5円→1,942.5円と+5.1%上昇し、含み益が+8,578円→+42,888円へと5倍に拡大。2026年の年初来高値を更新しました。光半導体の需要回復とフィジカルAIへの期待が株価に織り込まれ始めています。
Arentも4,255円→4,350円で含み益+45,276円。4月9日に光通信が変更報告書を提出しており、機関投資家からの注目度が上がっています。
含み損ワースト5|AnyMind▲20.7万円が最大の痛手

| 銘柄 | 保有数 | 先週含み損益 | 今週含み損益 | 含み損益率 |
|---|---|---|---|---|
| AnyMind(5027) | 2,050株 | ▲205,000円 | ▲207,050円 | ▲20.24% |
| Sansan(4443) | 19株 | ▲16,511円 | ▲16,074円 | ▲40.58% |
| MacbeeP(7095) | 13株 | ▲16,419円 | ▲15,470円 | ▲46.74% |
| SOLIZE HD(5871) | 18+1株 | ▲7,245円 | ▲7,492円 | ▲28.42% |
| トリプルアイズ(5026) | 13+3株 | ▲7,223円 | ▲6,663円 | ▲40.73% |
AnyMindの含み損は▲20.5万円→▲20.7万円とほぼ横ばいでの推移。株価399円→398円とわずか1円の下落ですが、停戦合意による市場全体の+7.2%急反発にもかかわらず全く恩恵を受けていない点が気がかりです。5月14日の第1四半期決算が最大の分水嶺となります。
注目すべきはSansan(▲16,511円→▲16,074円)、MacbeeP(▲16,419円→▲15,470円)、トリプルアイズ(▲7,223円→▲6,663円)がいずれも含み損を若干縮小していること。停戦合意後のリスクオン相場で成長株に資金が戻った効果が、わずかながら含み損銘柄にも波及しています。
INPEX(1605)|停戦合意で+123%→+98%へ急落、利確判断を迫られる局面

| 項目 | 先週(4/3) | 今週(4/10) | 変化 |
|---|---|---|---|
| 株価 | 4,675円 | 4,147円 | ▲528円(▲11.3%) |
| 含み損益 | +100,698円 | +80,106円 | ▲20,592円 |
| 含み損益率 | +123.36% | +98.14% | ▲25.22pt |
停戦合意で一気に4,147円まで下落しました。3月30日の高値4,955円からは▲16.3%の調整で、原油先物価格の急落が直撃した形です。
冷静に振り返ると、先々週の記事(3/27)で「利確ルールとして仮置きした+120%で半分利確をすでに大きく超えている」と書いていました。先週時点でも+123%あった。結果論ではありますが、5,000円手前で一部利確しておくべきだったかもしれません。
しかし、INPEXの投資テーマは「地政学リスクによる原油高」だけではありません。「AIが消費するエネルギーは増え続ける」という構造的テーマは、停戦合意で消えるものではない。むしろ、中東リスクプレミアムが剥落した後のINPEXの株価が「エネルギー需要の実力値」を映す水準になるとも言えます。
ただし、停戦合意の翌日にはイスラエルがレバノンを空爆し、イランがホルムズ海峡の再封鎖を表明しています。停戦が2週間で終わるのか、恒久的な和平に向かうのか——その結果次第で、INPEXは4,000円を割り込むかもしれないし、再び5,000円を目指すかもしれない。4,147円は取得単価2,093円の約2倍、含み益+98%は依然として十分な水準です。ここで慌てて全株売却するのではなく、停戦期間中の推移を見極めてから判断しても遅くはないと考えています。
投資家として、父親として|停戦合意の翌日に考えたこと
停戦合意に安堵し、ポートフォリオの含み益が回復したことを素直に喜びました。しかし翌日、イスラエルがレバノンに対して過去最大規模の空爆を実施し、数百人が死傷したというニュースが目に飛び込んできました。
個人投資家としては、ホルムズ海峡の再封鎖がINPEXの株価にどう影響するか、原油価格はどう動くか——正直に言えば、そういうことも頭をよぎりました。でも、その次の瞬間に気持ちが沈んだのは、あの地域に「知っている人」がいるからです。
昨年秋、大学4年の息子が卒業旅行で世界一周に出かけました。その旅の中でアラブ首長国連邦(UAE)やヨルダンにも立ち寄り、ドバイで友達になった方がいます。先日、その方が来日して一緒に遊ぶ予定だったのですが、飛行機が飛ばなくなり、来日は中止になりました。
ニュースで「中東情勢」と聞いたとき、以前の自分なら「原油価格が上がるのか下がるのか」としか考えなかったかもしれません。しかし今は、息子の友人の顔が浮かびます。あの地域で暮らしている普通の人たちの日常が、爆撃で壊されているという事実が、数字の向こう側にある。
そしてもうひとつ思うことがあります。この混乱の中心にいる世界のリーダーたち——トランプ大統領(79歳)、ネタニヤフ首相(76歳)、プーチン大統領(73歳)、習近平国家主席(73歳)。全員が70代以上の男性です。彼らは20年後、30年後の世界に責任を取ることはありません。息子がドバイで出会った友人、レバノンで空爆に怯えている子どもたち、そして日本で暮らす自分の3人の子ども——未来を生きるのは彼らなのに、未来を壊す決定権は高齢の指導者たちが握っている。3児の父として、この構造に言い知れない不安を覚えます。
投資の話に戻れば、INPEXの株価は停戦で下がり、再封鎖で上がります。エネルギー株にとって中東の緊張は「追い風」です。しかし、その追い風の正体は人の命であるということを、含み益の数字を眺めるたびに思い出さなければいけない。
ポートフォリオの分析を続ける前に、今週はこの思いを書き残しておきたいと思いました。
集中投資5銘柄の運用実績|停戦合意で浜松ホトニクスとシーユーシーが躍進
5銘柄の含み損益と先週比較
| 銘柄 | テーマ | 株数 | 先週含み損益 | 今週含み損益 | 変化 |
|---|---|---|---|---|---|
| 浜松ホトニクス(6965) | フィジカルAI | 365株 | +8,578円 | +42,888円 | +34,310円 |
| Arent(5254) | 建設×DX | 84株 | +37,296円 | +45,276円 | +7,980円 |
| シーユーシー(9158) | 医療×経営 | 290株 | +27,840円 | +42,050円 | +14,210円 |
| Globee(5575) | 教育×AI | 412株 | ▲17,716円 | ▲6,592円 | +11,124円 |
| ライズ(9168) | コンサル | 44株 | ▲1,232円 | ▲1,100円 | +132円 |
| 5銘柄合計 | — | — | +54,766円 | +122,522円 | +67,756円 |
5銘柄合計の含み損益が+5.5万円→+12.3万円へと倍増。全銘柄が先週比プラスという、集中投資を始めて以来最高の週となりました。
今週の最大の立役者は浜松ホトニクス。先週+8,578円だった含み益が+42,888円へと5倍に跳ね上がりました。株価は1,848.5円→1,942.5円で2026年の年初来高値を更新。停戦合意後のリスクオン相場でAI関連株に資金が戻り、光半導体のグローバルリーダーである同社に買いが入りました。光半導体の需要は地政学リスクとは無縁であり、中東情勢がどう転んでもこのテーマは揺るがないという確信が強まっています。
シーユーシーも+27,840円→+42,050円と堅調。株価が1,033円と1,000円台に乗せ、含み益率+16.33%は安定感があります。医療×経営コンサルティングという事業テーマもまた、地政学リスクとほぼ無縁です。
Globeeの含み損が▲17,716円→▲6,592円へと大幅改善。株価は599円→626円と+4.5%上昇し、取得単価642円との差が一気に縮まりました。損益分岐点が目前です。
Arentは4,255円→4,350円で含み益+45,276円。買付からまだ10日ですが、建設DXの構造的テーマへの市場の評価は確実に上がっています。
AnyMind Group(5027)|含み損▲20.7万円、400円割れの現実と信じる理由
| 項目 | 先週(4/3) | 今週(4/10) | 変化 |
|---|---|---|---|
| 株数 | 2,050株 | 2,050株 | 変動なし |
| 株価 | 399円 | 398円 | ▲1円(▲0.25%) |
| 含み損 | ▲205,000円 | ▲207,050円 | ▲2,050円 |
| 含み損率 | ▲20.04% | ▲20.24% | ▲0.20pt |
正直に書きます。日経平均が+7.2%急騰する中で、AnyMindはわずか▲1円。ほぼ無反応でした。
停戦合意による市場全体のリスクオン局面でも資金が入ってこないということは、市場がこの銘柄の成長ストーリーを信じていないか、そもそも注目されていないかのどちらかです。含み損▲20.7万円、含み損率▲20%超。ポートフォリオ最大の痛手であることは変わりません。
しかし、今週は買い増しも損切りもしていません。理由は明確で、5月14日の第1四半期決算を待っているからです。2026年12月期の会社予想——売上収益+38.1%、営業利益+70.1%——を信じるなら、この株価は「安い」はず。しかし市場がそう評価していない以上、数字で証明される必要があります。
決算前の買い増しはここまでとし、第1四半期の数字を見てから次のアクションを決めます。数字が予想通りなら握り続ける。崩れていれば、▲20万円の損失を受け入れて撤退する。どちらにしても、感情ではなくデータで判断します。
米国株アルファベット(GOOGL・GOOG)|1株追加で5株に、停戦合意で含み益が拡大
| 銘柄 | 数量 | 取得単価(USD) | 現在値(USD) | 円換算評価額 | 含み損益 |
|---|---|---|---|---|---|
| GOOGL(A株) | 3株(+1) | 289.79 | 317.24 | 151,589円 | +12,053円 |
| GOOG(C株) | 2株 | 296.11 | 315.72 | 100,575円 | +6,009円 |
| 合計 | 5株 | — | — | 252,164円 | +18,062円 |
先週の4株(含み益+1,932円)から、GOOGL(A株)を1株追加して5株体制にしました。停戦合意後にAI関連株が急反発し、GOOGLは295.77ドル→317.24ドルと+7.3%上昇。GOOGも294.46ドル→315.72ドルと+7.2%上昇しました。ドル円も159円台まで円安が進行しており、円換算での含み益は+18,062円と先週比+16,130円の大幅改善です。
「AIの頭脳」としてのAlphabetへの投資テーマは、中東情勢の一時的な混乱では揺らぎません。5株・約25.2万円はまだ試し買いの段階ですが、次の四半期決算(4月下旬予定)でAI関連投資の進捗と広告収入の動向を確認した上で、本格的な集中投資に踏み切るかを判断します。
投資信託の運用実績|S&P500が急回復、ゴールドも堅調を維持
つみたてNISA(5本)|含み益+32.5万円に急回復
| ファンド | 今週評価額 | 含み損益 | 含み損益率 | 先週比 |
|---|---|---|---|---|
| eMAXIS Slim S&P500 | 840,505円 | +133,493円 | +18.88% | +27,935円 |
| eMAXIS Slim 全世界 | 694,267円 | +125,265円 | +22.01% | +23,997円 |
| eMAXIS Slim 新興国 | 221,736円 | +51,730円 | +30.43% | +12,584円 |
| 日経平均高配当利回り | 120,953円 | +14,091円 | +13.19% | +196円 |
| イノベーション・AI | 3,368円 | +68円 | +2.06% | +111円 |
| 合計 | 1,880,829円 | +324,646円 | +20.86% | +64,822円 |
つみたてNISAが先週の+25.9万円から+32.5万円へと一気に回復。eMAXIS Slim S&P500の基準価額が38,546円→39,868円と+3.4%上昇し、含み益+13.3万円はポートフォリオ全体の中でも最大の含み益項目です。
S&P500の基準価額は停戦合意前の4月7日に38,757円まで回復した後、合意発表で4月9日に39,527円、4月10日に39,868円と加速。停戦合意による米国市場の急反発と、ドル円159円台への円安進行のダブル効果が効いています。
新興国インデックスは含み損益率+30.43%と全ファンド中最高を維持。eMAXIS Slim全世界も+22%と堅調です。日経平均が+7.2%急騰した週にもかかわらず、日経高配当利回りファンドの改善がわずか+196円にとどまったのは、権利落ち後の調整が影響しています。
NISA成長投資枠・投信(8本)|ゴールドファンド+53%、停戦後も金は高い
| ファンド | 今週含み損益 | 含み損益率 | 先週比 |
|---|---|---|---|
| ゴールドファンド(為替H) | +95,840円 | +53.53% | +6,765円 |
| Tracers高配当50 | +22,041円 | +41.65% | +758円 |
| SBI日本高配当 | +11,645円 | +43.42% | +211円 |
| はじめてのNISA全世界 | +18,501円 | +30.83% | +2,821円 |
| たわらインド | ▲340円 | ▲3.23% | +556円 |
| SMTAMインド | ▲2,511円 | ▲3.59% | +3,405円 |
| インドネシア | ▲607円 | ▲3.04% | +147円 |
| 中国A株 | ▲5円 | ▲1.18% | +5円 |
ゴールドファンドは基準価額20,134円→20,642円と+2.5%上昇。含み益+95,840円(+53.53%)で先週の+49.75%からさらに改善しました。停戦合意で地政学リスクが一時的に後退したにもかかわらず金価格が高止まりしているのは、翌日のレバノン空爆とホルムズ海峡再封鎖の表明で安全資産としてのゴールド需要がむしろ再強化されているためでしょう。
注目すべきはインド関連ファンドの改善。SMTAMインドが先週比+3,405円と大きく回復し、たわらインドも+556円。含み損はまだ残っていますが、改善の方向に向いています。
ソフトバンク社債200万円|嵐の中のアンカーとしての役割
| 銘柄 | 保有額 | 利率 | 償還日 |
|---|---|---|---|
| ソフトバンクグループ社債(第67回) | 2,000,000円 | 3.98% | 2032/12/08 |
ポートフォリオ全体642万円の約31%を占めるアンカー。年間約8万円の確定利息。INPEXが▲11%急落しようが、AnyMindが400円を割ろうが、この200万円は微動だにしません。
3月から4月にかけて、中東ショック→停戦合意→エネルギー株急落→レバノン空爆→ホルムズ再封鎖と、情勢は日替わりで変化しています。こうした局面で「動かない資産」が心理的にどれほど助けになるかは、経験した人にしかわからない。社債の年利3.98%は、相場のボラティリティに対する「保険料」としても十分な水準です。
外貨建資産|米ドル・豪ドル・メキシコペソの3通貨分散
| 通貨 | 購入残高(円換算) | 評価額(円換算) | 差引損益金 |
|---|---|---|---|
| 米ドル(640USD) | 100,415円 | 102,525円 | +2,109円 |
| 豪ドル(202AUD) | 22,312円 | 22,324円 | +11円 |
| メキシコペソ(2,494MXN) | 22,315円 | 22,318円 | +3円 |
| 合計 | 145,042円 | 147,167円 | +2,123円 |
先週から大きな変動はなく、3通貨合計で+2,123円の評価益。米ドルはドル円159円台の円安で+2,109円のプラス。中東情勢の緊迫化でエネルギー輸入国である日本の貿易赤字拡大が意識され、円安圧力が続いています。
メキシコペソと豪ドルはほぼ横ばい。大きな金額ではありませんが、通貨分散の一環として保有を継続します。
停戦合意がもたらしたポートフォリオの「重心移動」と今後の戦略
短期(来週〜1ヶ月)|2週間の停戦期限に注目、INPEXの利確判断
米・イランの停戦合意は2週間の時限付き。4月下旬に停戦期限を迎えた後、恒久的な和平交渉に移行するのか、それとも再び緊張が高まるのか——この結果がINPEXの株価を大きく左右します。すでにレバノンを巡って「停戦対象にレバノンは含まれない」(米・イスラエル側)vs「停戦合意の重大な違反」(イラン側)と認識が食い違っており、本日4月11日のバンス副大統領率いる米代表団とイランの直接協議が最初の関門です。
INPEXの利確については、停戦期限前後の値動きを見て判断します。停戦が延長・恒久化に向かうなら、原油価格のさらなる下落が予想されるため、含み益+98%のうち半分程度を利確し、成長株への振り替えを検討します。逆に停戦が破綻すれば原油価格は急騰し、INPEXは再び5,000円を目指す展開もあり得ます。
Alphabetの四半期決算(4月下旬予定)も注目。AI関連投資の進捗と広告収入の動向次第で、本格的な集中投資に踏み切るかを判断します。
中期(1〜3ヶ月)|5月の決算ラッシュが含み損銘柄の命運を決める
AnyMind(5/14)、浜松ホトニクス(5/14)、Arent(5/13)、INPEX(5/13)と、5月中旬に決算が集中します。特にAnyMindは第1四半期の数字が「信じ続けるか撤退するか」の判断材料になります。
含み損▲40%超のSansan、MacbeeP、トリプルアイズについても、5〜6月の決算で成長シナリオを再検証します。NISA枠のため損切りの税制メリットがない点は変わりませんが、「テーマが壊れた銘柄」を抱え続けることは機会損失。冷静に判断していきます。
長期|「AIの頭脳」と「AIが消費するエネルギー」、そして建設DX
ポートフォリオの長期テーマは「AIの頭脳(Alphabet)」「AIが消費するエネルギー(INPEX+α)」、そして「建設DX(Arent)」の3軸です。停戦合意でエネルギー軸が一時的に弱まりましたが、AIとDXの構造的なエネルギー需要増は変わりません。
インデックス投信のつみたて、社債200万円の固定利回り、ゴールドの為替ヘッジ——この多層構造のポートフォリオで、55歳・投資資産1億円に向けて前進します。
停戦合意は嬉しかった。市場の反発も嬉しかった。しかし翌日のレバノン空爆で、「平和の配当」がいかに脆いものかを思い知らされました。INPEXの含み益縮小、AnyMindの底ばい、そして数字の向こう側にある人の命。すべてを受け止めながら、来週も積み立てを続けます。
次回更新は2026年4月18日予定です。
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