50代のポートフォリオ公開|下落相場で買い向かった1週間の全記録【2026年3月第4週】

※免責:本記事は筆者の運用記録・見解であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

「他人が恐怖しているときに貪欲になれ」——バフェットの言葉を、今週ほど意識した週はありません。

含み損益は+43万円→+36.3万円と▲6.7万円の減少。含み損益率は+7.74%→+6.36%。先週の▲23万円ほどの派手な下落ではありませんが、じわじわと含み益が削られ続ける2週目です。

それでも、今週はAlphabetを2株追加して合計4株に、AnyMindを200株買い増して1,950株に、Arentを6株追加して78株に——下落している銘柄にあえて資金を投じました。評価額607万円のうち、これらの追加投資分が含まれています。純粋な値動きベースでは、既存の保有資産は先週より目減りしています。

怖くないかと聞かれれば、正直怖い。含み損が▲16万円を超えるAnyMindを見ながら200株を追加するのは、覚悟がいります。しかし、成長シナリオを信じているなら、株価が下がったときこそ安く買える好機。握り続けるにも、買い増すにも、意思が必要な局面だからこそ、自分の投資方針が試されていると感じています。

今週のハイライトはINPEXの含み益+134%突破と5,000円目前、メルカリの+62%、そして3月27日の権利付最終日通過による配当権利の確保。一方でゴールドファンドが▲10%急落し、Alphabetは買い増し直後に含み損に転落しました。

50代・会社員・3児の父。55歳までに投資資産1億円を目指す道のりを、今週も包み隠さず記録します。

目次

50代の資産運用成績|評価額607万円・含み益36万円の内訳【2026年3月27日】

運用成績サマリー|先週との比較

項目先週(3/21)今週(3/27)変化
総合評価額5,979,199円6,070,022円+90,823円
含み損益合計+429,793円+363,118円▲66,675円
含み損益率+7.74%+6.36%▲1.38pt

評価額は+約9万円ですが、今週はAlphabetの追加購入(2株→4株)、AnyMindの200株買い増し、Arent6株追加、浜松ホトニクス・シーユーシー・Globee・ライズの週次積立、つみたてNISAの定期積立を実行しています。追加投資分を差し引くと、純粋な値動きベースではマイナスの週でした。

ただし、これは「失敗」ではありません。下落局面であえて買い向かうのは、長期投資の方針に基づいた意思ある行動です。含み損が拡大している銘柄を安い価格で追加できた——この取得単価の引き下げ効果は、相場が反転したときに効いてきます。

参考までに、先々週(3/13)からの2週間の推移も載せておきます。

項目先々週(3/13)先週(3/21)今週(3/27)
含み損益+662,042円+429,793円+363,118円
含み損益率+12.41%+7.74%+6.36%

含み損益は2週間で▲約30万円の減少、含み損益率はほぼ半減。先週の▲23万円に比べれば今週の▲6.7万円は落ち着きを取り戻しつつありますが、追加投資を続けながらの減少である点は認識しておく必要があります。


口座別の含み損益|どこが削られたか

口座区分先週含み損益今週含み損益変化
株式(特定口座)+4,241円+5,644円+1,403円
株式(NISA成長枠)+2,128円+6,589円+4,461円
投信(特定口座)+119円+56円▲63円
投信(NISA成長枠)+144,449円+113,984円▲30,465円
投信(つみたて枠)+278,855円+236,843円▲42,012円
合計+429,793円+363,118円▲66,675円

今週の含み益減少▲6.7万円の内訳を見ると、投資信託が▲7.3万円と株式の改善分(+5,800円)を上回っています。 先週まで株式が足を引っ張る構図でしたが、今週は逆。ゴールドファンドの▲10%急落が投信全体を押し下げました。

株式は特定口座・NISA成長枠ともに含み損益が改善。INPEXやメルカリの上昇に加え、スマートドライブの+20%急反発、pluszeroの+8.8%なども寄与しています。


日本株ポートフォリオ|76銘柄の週間騰落ランキング

今週の上昇銘柄トップ5|スマートドライブ+20%の急反発

銘柄先週終値今週終値変化率
スマートドライブ(5137)275円332円+20.73%
pluszero(5132)2,267円2,467円+8.82%
メルカリ(4385)3,496円3,764円+7.67%
INPEX(1605)4,700円4,900円+4.26%
Finatext(4419)951円987円+3.79%

スマートドライブが先週比+20%超の急反発。275円→332円への大幅上昇は、先週の低迷からの切り返しです。メルカリは3,764円で含み益率+62%に到達し、引き続き好調。INPEXは4,900円で5,000円の大台が目前に迫っています。

今週の下落銘柄|投資信託に痛手が集中

銘柄先週終値今週終値変化率
ゴールドファンド(為替H)21,07118,933▲10.15%
auAMレバ・ハンセン10,3949,410▲9.47%
イノベーション・AI51,62848,711▲5.65%
たわらインド9,0758,674▲4.42%
SMTAMインド10,85910,486▲3.43%

今週のワーストは投資信託側に集中しました。ゴールドファンドが▲10%の大幅下落で、含み益率は+56.72%→+40.82%に縮小。先週まで株式の下落をカバーしてくれていたゴールドが、今週は足を引っ張る側に回りました。中国・インド関連ファンドも軟調です。


INPEX(1605)株価4,900円|含み益+134%で5,000円目前

項目先週今週変化
株価4,700円4,900円+200円(+4.26%)
含み損益+101,673円+109,473円+7,800円
含み損益率+124.56%+134.11%+9.55pt
評価額183,300円191,100円+7,800円

含み益率+134%。投資額の2.3倍を超えました。5,000円の大台まであと100円。先週のトランプ48時間最後通牒は市場に大きな混乱をもたらすことなく推移しましたが、原油価格は高止まりを続けています。

先々週の記事で書いた「AIが消費するエネルギーは有限」という構造的テーマは健在です。利確ルールとして仮置きした「+120%で半分利確」をすでに大きく超えていますが、振り向け先(Alphabetやエネルギー関連新規銘柄)の選定が固まるまでは保有を継続します。


集中投資5銘柄の運用実績|浜松ホトニクスとシーユーシーが改善

5銘柄の含み損益と先週比較

銘柄テーマ株数先週含み損益今週含み損益変化
浜松ホトニクス(6965)フィジカルAI350株+29,145円+40,775円+11,630円
Arent(5254)建設×DX78株+40,320円+33,930円▲6,390円
シーユーシー(9158)医療×経営270株▲11,000円▲1,620円+9,380円
Globee(5575)教育×AI409株▲12,992円▲17,996円▲5,004円
ライズ(9168)コンサル43株▲1,554円▲1,204円+350円
5銘柄合計+43,919円+53,885円+9,966円

銘柄ごとに明暗が分かれました。

改善した銘柄: 浜松ホトニクスは15株追加して350株に。株価も1,907円→1,940円と回復し、含み益が+1.2万円改善しました。光半導体のグローバルシェアという強みは、地政学リスクとは無縁です。シーユーシーも20株追加の270株で、含み損が▲1.1万円→▲1,620円まで縮小。損益分岐点が見えてきました。

堅調を維持した銘柄: Arentは6株追加の78株。株価は4,310円→4,225円とやや下落しましたが、取得単価3,790円に対して+11.48%の含み益を維持。建設DXの構造的テーマへの確信は変わりません。ライズも含み損が微縮小し、底堅い動きです。

悪化が続いた銘柄: Globeeは611円→599円と下落が継続し、含み損が▲1.3万円→▲1.8万円に拡大。3株だけ追加して409株に。教育×AIのテーマを信じて最低限の積立は継続しますが、次回決算の数字が重要になってきます。


AnyMind Group(5027)|含み損▲16.6万円でも200株買い増した理由

項目先週今週変化
株数1,750株1,950株+200株
株価434円420円▲14円(▲3.23%)
含み損▲141,750円▲165,750円▲24,000円
含み損率▲15.73%▲16.83%▲1.10pt

正直に書きます。AnyMindはポートフォリオ最大の含み損銘柄であり、含み損は▲16.6万円に拡大しています。株価も434円→420円とさらに下落しました。

それでも200株を買い増したのは、2026年12月期の会社予想——売上収益+38.1%、営業利益+70.1%の大幅増収増益——を信じているからです。初配当も予定されています。市場全体のリスクオフに巻き込まれて株価は下がっていますが、事業の成長ストーリーが崩壊したわけではありません。

バフェットの言葉を借りれば、「素晴らしい企業をまずまずの価格で買うほうが、まずまずの企業を素晴らしい価格で買うよりずっといい」。AnyMindが「素晴らしい企業」かどうかの判断は来期の数字が証明してくれるはずです。420円という株価は、その成長シナリオが実現すれば振り返って「安かった」と言える水準だと考えています。

含み損▲16.6万円を見ながら買い増すのは、覚悟がいります。しかし、怖いから買わないのではなく、信じているから買い向かう。これが長期投資家としての意思決定です。


米国株アルファベット(GOOGL・GOOG)|4株に拡大も含み損に転落

銘柄数量取得単価(USD)現在値(USD)円換算評価額含み損益
GOOGL(A株)2株286.79274.3487,596円▲4,258円
GOOG(C株)2株296.11273.7687,411円▲7,155円
合計4株175,007円▲11,413円

先週の2株(+1,213円の含み益)から4株に買い増した結果、含み損▲11,413円に転落しました。買い増し直後の株価下落ではありますが、4株・約17.5万円はまだ試し買いの段階。「AIの頭脳」を持つ企業への長期投資候補としての評価は変わりません。下落局面で取得単価を引き下げられる機会として、前向きに捉えています。


投資信託の運用実績|ゴールド▲10%急落とつみたてNISAの底堅さ

つみたてNISA(5本)|含み益+23.7万円を維持

ファンド今週評価額含み損益含み損益率先週比
eMAXIS Slim S&P500755,635円+92,617円+13.97%▲18,443円
eMAXIS Slim 全世界627,111円+91,095円+16.99%▲15,920円
eMAXIS Slim 新興国200,251円+40,246円+25.15%▲9,270円
日経平均高配当利回り107,961円+12,999円+13.69%+1,747円
イノベーション・AI2,084円▲115円▲5.24%▲124円
合計1,693,045円+236,843円+16.26%▲42,012円

つみたてNISA全体で▲4.2万円の含み益減少。S&P500が▲1.69%、全世界が▲1.52%と米国市場の調整が影響しました。ただし5本中4本がプラスを維持。日経平均高配当利回りファンドだけが先週比プラスで、権利確定に向けた高配当株への資金流入が支えになりました。

NISA成長投資枠・投信(8本)|ゴールドファンドの含み益が▲2.8万円

ファンド今週含み損益含み損益率先週比
ゴールドファンド(為替H)+73,082円+40.82%▲28,471円
Tracers高配当50+21,467円+40.95%+1,799円
SBI日本高配当+11,087円+41.87%+805円
はじめてのNISA全世界+14,468円+24.11%▲1,887円
たわらインド▲731円▲6.94%▲453円
SMTAMインド▲4,979円▲7.11%▲2,313円
インドネシア▲394円▲1.97%+66円
中国A株▲15円▲3.97%▲11円

今週最大の痛手がゴールドファンドの▲2.8万円。含み益率は+56.72%→+40.82%に縮小しました。ただし+40%は依然として優秀な水準。金価格の一時的な調整なのかトレンド転換なのかは、来週以降のデータで判断します。

日本高配当ファンド2本はいずれも先週比プラス。権利確定週の底堅さが数字に表れています。


ソフトバンク社債200万円|年利3.98%の安定収入

銘柄保有額利率償還日
ソフトバンクグループ社債(第67回)2,000,000円3.98%2032/12/08

ポートフォリオ全体607万円の約33%。年間約8万円の確定利息。株式が揺れ、投資信託が揺れ、ゴールドが急落しても、この200万円だけは動かない。含み益が30万円削られた2週間を通じて、この社債がポートフォリオの錨として機能し続けています。


50代の副業挑戦|YouTubeとnoteで投資系コンテンツ発信を開始

この春、YouTubeとnoteで投資系コンテンツの発信を本格的に始めました。YouTubeは動画2本を制作し、チャンネル登録者数は7名。ゼロからのスタートで、ようやくコンテンツのストックが回り始めた段階です。

今週末は2本編集して今日と来週土曜日に投稿予約しておきました。

サイドFIRE設計図シリーズと企業分析シリーズの動画

noteでは日々の個人投資家の気持ちを記録していっています。

note(ノート)
2日間口座を見なかった投資家が全面高を迎えた夜の本音|じょーじの投資思考ノート|50歳→1億円の頭の中 一昨日は年度末の会議と懇親会で終日出社していました。 そして昨日は娘の学校行事で1日外出。 2日連続で、ほとんど証券アプリを開かなかった。そして今日、久しぶりにアプ...

X(旧Twitter)はアルゴリズムとの相性が悪く、外部リンク付き投稿のインプレッションが伸びにくい環境。だからこそ、自分がコントロールできる場所で、自分のペースで発信する。投資のつみたてと同じで、小さく始めてコツコツ続けることが大事だと考えています。


50代の投資戦略|来週以降の方針と注目ポイント

短期(来週〜1ヶ月)|権利落ち後の仕込みとINPEX5,000円

3月28日以降は権利落ちで配当銘柄の株価下落が予想されます。四国電力・九州電力・日本精化・帝国電機などは長期保有前提なので、権利落ち後の下落は「予定通り」。下落幅が大きければ追加購入のチャンスです。

INPEXは+134%で5,000円の大台が目前。利確のタイミングは振り向け先の選定と合わせて判断します。Alphabetは含み損▲1.1万円ですが、本格的な集中投資に踏み切るかは次の四半期決算を待ちます。

中期(1〜3ヶ月)|含み損銘柄の判断と集中投資の深化

含み損▲40%超の銘柄群(MacbeeP▲50%、Sansan▲45%、トリプルアイズ▲45%、トリドリ▲44%)は引き続きホールド。NISA枠のため損益通算ができず、損切りの税制メリットがない。各社の決算で成長シナリオが崩壊していないかを確認し、信じられるなら握り続けます。

ゴールドファンドの▲10%が一時的な調整なのかトレンド転換なのか、来週以降のデータで見極めます。集中投資はArent・浜松ホトニクスの積立を継続しつつ、シーユーシーの損益分岐点到達を目指します。

長期|55歳・投資資産1億円に向けた「AIとエネルギー」の両軸

「AIの頭脳(Alphabet)」と「AIが消費するエネルギー(INPEX+α)」の両軸を太くしていく方針は変わりません。インデックス投信のつみたて、社債200万円の固定利回り、FXの通貨分散——この多層構造のポートフォリオで、55歳・投資資産1億円に向けて前進します。

下落相場で買い向かうのは勇気がいります。含み損が膨らむ銘柄を握り続けるのも意思が必要です。しかし長期投資とは、こういう局面を乗り越えた先にリターンがあるもの。「恐怖のときに貪欲に」——バフェットの言葉を胸に、来週も積み立てを続けます。

次回更新は2026年4月4日予定です。


あわせて読みたい

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

こんにちは、「じょーじ(50)」です。
2008年に入社した大手IT企業で、ビジネス開発や新規事業を担当してきました。数年前には子会社に出向し、教育事業の立ち上げを責任者として担当しました。
それ以前は、IT業界専門の人材サービス企業で人材紹介サービスの新規事業立ち上げに携わり、最終的には人材紹介事業の責任者も務めました。
大学4年生、高校1年生、中学2年生の3人の父親でもあります。
「Journey from 50」では、投資・副業・起業・健康・学び・旅・食・子育てなど、50代からの挑戦をプロセスごとにリアルに発信。結果だけでなく挑戦の過程を共有し、読者の皆さんと一緒に「人生に遅すぎることはない」を体現しながら楽しむことを目指しています。
資格をとる気はありませんがファイナンシャルプランナーの学習を開始しました。

コメント

コメントする

目次