※免責:本記事は筆者の運用記録・見解であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
今週は本業がかなり忙しい1週間でした。
とはいえ、SBI証券のアプリをチラ見するくらいはしていて、「おっ、上がってる」と思いながら仕事に戻る——そんな日々。ただ、チラ見するたびに気になるのがAnyMind(5027)。ポートフォリオ最大の保有銘柄(2,050株)なので影響が大きく、「お、戻してきた」と思った翌日にはまた下がっていてガッカリ、の繰り返し。含み損▲18.5万円という数字の重さは、アプリを閉じても頭の片隅に残ります。そのAnyMindが週末にようやく409円まで戻しましたが、本当の勝負はGW明け5月14日の第1四半期決算。正直、ドキドキしながら待っています。
そして今日、土曜の朝にSBI証券の管理画面をじっくり開いて各銘柄を一つずつチェックしていたとき、目が止まりました。
Globee(5575)、含み損益+36,520円。
……え、先週まで含み損じゃなかった?
慌てて決算情報を確認すると、4月14日(火)の大引け後に通期業績予想の上方修正を発表していた。営業利益は3.3億円→4.35億円へ31.8%の上方修正、5期連続で過去最高益更新の見通し。株価は626円→730円、+16.6%の上昇。
「よしっ!」
思わず声が出ました。Globeeは今年のはじめに「集中投資5銘柄」の1つとして自分で分析して選んだ銘柄です。英語学習アプリ「abceed」のAI活用に将来性を感じて、取得単価642円を下回る展開が続く中でも買い続けてきた。「自分の分析が間違っていたのか」と何度も自問した銘柄が、業績で結果を出し、株価で応えてくれた。もちろん市場環境が良かったのが大前提ですが、「銘柄選定→業績改善→株価上昇」という自分の投資プロセスが機能したという手応えは、含み益の金額以上に大きな収穫でした。

同じく年初に選んだシーユーシー(9158)もArent(5254)も含み益。集中投資5銘柄中4銘柄がプラスです。全敗を覚悟した時期もあったことを思えば、この結果は素直に自信になります。
総合評価額655.8万円、含み損益+63.5万円(+10.72%)。 先週(4/10時点)の642.4万円・+50.7万円から、評価額+13.4万円、含み損益+12.8万円の改善。含み損益率は初めて10%を超え、3月中旬の+66.2万円にあと一歩まで迫りました。
50代・会社員・3児の父。55歳までに投資資産1億円を目指す道のりを、今週も包み隠さず記録します。
50代の資産運用成績|評価額655.8万円・含み益63.5万円の内訳【2026年4月17日】
運用成績サマリー|先週との比較
| 項目 | 先週(4/10) | 今週(4/17) | 変化 |
|---|---|---|---|
| 総合評価額 | 6,424,412円 | 6,558,114円 | +133,702円 |
| 含み損益合計 | +506,748円 | +635,099円 | +128,351円 |
| 含み損益率 | +8.56% | +10.72% | +2.16pt |
評価額は+約13.4万円の増加。今週はGlobee(5575)が3株追加となった(412株→415株)ほか、ライズ(9168)を1株追加買付(44株→45株、買付日4/14に更新)、つみたてNISAの定期積立を実行しています。純粋な値動きベースでも含み損益が+12.8万円改善し、2週連続での力強い回復となりました。
3月中旬からの推移を載せておきます。
| 項目 | 3/13 | 3/21 | 3/27 | 4/3 | 4/10(先週) | 4/17(今週) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 含み損益 | +662,042円 | +429,793円 | +363,118円 | +355,247円 | +506,748円 | +635,099円 |
| 含み損益率 | +12.41% | +7.74% | +6.36% | +6.11% | +8.56% | +10.72% |
3月中旬に+66.2万円あった含み益が4月初旬に+35.5万円まで半減しましたが、わずか2週間で+63.5万円まで回復。3月中旬の水準にあと2.7万円と肉薄しています。含み損益率は初の10%超えです。ただし、この急回復の背景には「停戦合意の連鎖」という地政学要因があり、米・イランの核交渉が決裂すれば巻き戻しリスクがあることは忘れてはなりません。
口座別の含み損益|NISA成長枠の株式が2週連続で劇的改善
| 口座区分 | 先週含み損益 | 今週含み損益 | 変化 |
|---|---|---|---|
| 株式(特定口座) | +10,139円 | +10,839円 | +700円 |
| 株式(NISA成長枠) | +27,265円 | +93,534円 | +66,269円 |
| 投信(特定口座) | +135円 | +175円 | +40円 |
| 投信(NISA成長枠) | +144,563円 | +147,382円 | +2,819円 |
| 投信(つみたて枠) | +324,646円 | +383,170円 | +58,524円 |
| 合計 | +506,748円 | +635,099円 | +128,351円 |
今週の改善+12.8万円の最大の立役者は、NISA成長枠の株式で+6.6万円の改善。先週+27,265円だった含み益が+93,534円へと3.4倍に膨らみました。VRAINの急騰(2,665円→3,490円、+30.9%)、Globeeの含み益転換(▲6,592円→+36,520円)、メルカリの続伸(3,613円→3,895円)が立役者です。
つみたてNISAも+5.9万円と大きく改善。eMAXIS Slim S&P500の基準価額が39,868円→41,172円へと+3.3%上昇し、ナスダック12日続伸の恩恵をフルに受けています。含み益+16.1万円は、ポートフォリオ全体の中で単独最大の含み益項目です。
一方、INPEXの含み益がさらに縮小(+80,106円→+73,788円、▲6,318円)。先週の▲2.1万円に続き2週連続の悪化で、停戦合意後の原油安がじわじわと効いています。
日本株ポートフォリオ|76銘柄の注目トピックと含み損益ランキング
含み益トップ5|INPEXが+90%で首位維持、メルカリが+67%で2位浮上

| 銘柄 | 保有数 | 先週含み損益 | 今週含み損益 | 含み損益率 |
|---|---|---|---|---|
| INPEX(1605) | 39株 | +80,106円 | +73,788円 | +90.40% |
| メルカリ(4385) | 18株 | +23,202円 | +28,278円 | +67.60% |
| Arent(5254) | 84株 | +45,276円 | +43,176円 | +13.49% |
| 浜松ホトニクス(6965) | 366株 | +42,888円 | +40,992円 | +6.14% |
| シーユーシー(9158) | 291株 | +42,050円 | +36,084円 | +13.95% |
INPEXは3週連続の含み益縮小。株価は4,147円→3,985円と▲3.9%の続落です。先週+98.14%だった含み益率は+90.40%まで低下しましたが、取得単価2,093円に対してなお約2倍の水準。イスラエル・レバノンの停戦合意で中東リスクプレミアムがさらに剥落した形ですが、先物夜間取引ではINPEXが反発しており、来週の動きが注目されます。
今週最も輝いたのはメルカリ。3,613円→3,895円と+7.8%の上昇で、含み益率は+55%→+68%に急拡大。4月7日の年初来高値4,106円に再び接近しています。2026年6月期第2四半期の大幅増益(営業利益+73.3%)が市場に浸透し、グロース株買いの潮流に乗っています。
浜松ホトニクスとシーユーシーは先週から若干の調整。ただし、浜松ホトニクスは4/16に1,977円の年初来高値をつけた後に利確売りで1,937円に押された動きで、トレンド自体は崩れていません。
含み損ワースト5|AnyMind▲18.5万円に縮小、回復の兆し
| 銘柄 | 保有数 | 先週含み損益 | 今週含み損益 | 含み損益率 |
|---|---|---|---|---|
| AnyMind(5027) | 2,050株 | ▲207,050円 | ▲184,500円 | ▲18.04% |
| Sansan(4443) | 19株 | ▲16,074円 | ▲14,231円 | ▲35.92% |
| MacbeeP(7095) | 13株 | ▲15,470円 | ▲14,703円 | ▲44.42% |
| SOLIZE HD(5871) | 18+1株 | ▲7,492円 | ▲7,502円 | ▲22.18% |
| ウォンテッドリー(3991) | 38株 | ▲6,042円 | ▲7,334円 | ▲15.04% |

AnyMindに明確な改善が見え始めました。 含み損が▲20.7万円→▲18.5万円と2.3万円縮小。株価は398円→409円と+2.8%上昇し、4/17には一時424円まで買われる場面もありました。先週「日経平均+7.2%でも無反応」と書いたAnyMindが、ようやく市場の回復に連動し始めた点は注目に値します。4月14日には第1四半期決算説明会の開催がアナウンスされており、5月14日の決算発表に向けた期待感が株価を下支えしている可能性があります。
Sansan(▲16,074円→▲14,231円)も改善。1,239円→1,336円と+7.8%の反発で、底打ちの兆しが見えます。名刺管理からBill OneなどのSaaS事業へのピボットが進んでおり、次の四半期決算が分水嶺です。
一方、ウォンテッドリー(1,124円→1,090円、▲3.0%)が新たにワースト5に入りました。全体が上昇する中での逆行安は気がかりです(とは言え保有株数が少ないので放置予定です)
今週の注目銘柄|VRAIN+30.9%急騰とGlobee含み益転換
VRAIN(135A)|2,665円→3,490円、含み益13倍の衝撃
| 項目 | 先週(4/10) | 今週(4/17) | 変化 |
|---|---|---|---|
| 株価 | 2,665円 | 3,490円 | +825円(+30.95%) |
| 含み損益 | +204円 | +2,679円 | +2,475円 |
| 含み損益率 | +2.62% | +34.39% | +31.77pt |

保有3株と小さなポジションですが、1週間で+30.9%の急騰は今年最大のインパクトです。AIを活用した外観検査ソリューションを展開するVRAINは、フィジカルAI(現実世界で動くAI)テーマの本命銘柄の一つ。停戦合意後のリスクオン相場でグロース株全般に資金が戻る中、特にAI×製造業のテーマ性が評価されたと見ています。
含み益は+204円→+2,679円と13倍。取得単価2,597円に対して現在値3,490円は+34%と、わずか9ヶ月で大きなリターンです。ただし3株・約1万円の評価額はポートフォリオ全体への影響は限定的。もっと早い段階で信念を持って買い増していれば——という反省は残ります。
Globee(5575)|626円→730円、含み損から含み益に完全転換
| 項目 | 先週(4/10) | 今週(4/17) | 変化 |
|---|---|---|---|
| 保有数 | 412株 | 415株 | +3株 |
| 株価 | 626円 | 730円 | +104円(+16.61%) |
| 含み損益 | ▲6,592円 | +36,520円 | +43,112円 |
| 含み損益率 | ▲2.49% | +13.71% | +16.20pt |

集中投資5銘柄の一角、Globeeがついに含み益に転換しました。英語学習アプリ「abceed」を展開する同社は、AI×教育のテーマで長期保有してきましたが、取得単価642円を長らく下回る展開が続いていました。今週、730円まで上昇し、含み損▲6,592円が一気に含み益+36,520円へ。+4.3万円の改善は、今週のポートフォリオ改善の約3割を占める大きなインパクトです。
4/17の9.45%上昇は出来高を伴っており、単なるリスクオンの波ではなく個別材料を伴った動きと推測されます。3株を追加して415株体制に。教育×AIのテーマは引き続き有望であり、ここからの押し目は買い増しを検討します。
集中投資5銘柄の運用実績|全銘柄が含み益に、合計+15.4万円へ
5銘柄の含み損益と先週比較
| 銘柄 | テーマ | 株数 | 先週含み損益 | 今週含み損益 | 変化 |
|---|---|---|---|---|---|
| 浜松ホトニクス(6965) | フィジカルAI | 366株 | +42,888円 | +40,992円 | ▲1,896円 |
| Arent(5254) | 建設×DX | 84株 | +45,276円 | +43,176円 | ▲2,100円 |
| シーユーシー(9158) | 医療×経営 | 291株 | +42,050円 | +36,084円 | ▲5,966円 |
| Globee(5575) | 教育×AI | 415株 | ▲6,592円 | +36,520円 | +43,112円 |
| ライズ(9168) | コンサル | 45株 | ▲1,100円 | ▲3,735円 | ▲2,635円 |
| 5銘柄合計 | — | — | +122,522円 | +153,037円 | +30,515円 |
5銘柄合計の含み損益が+12.3万円→+15.3万円へと+3.1万円の改善。先週の「全銘柄が先週比プラス」からは一転し、今週はGlobeeの+4.3万円の大幅改善を他4銘柄の小幅調整が一部相殺する構図です。
注目すべきは、5銘柄中4銘柄が含み益という状態になったこと。先週まで含み損だったGlobeeが含み益に転換し、残る含み損はライズ(9168)の▲3,735円のみ。ライズは486円→426円と▲12.3%の下落ですが、4月14日に追加購入(44株→45株)しており、コンサル事業の成長テーマへの確信は変わっていません。
浜松ホトニクス、Arent、シーユーシーはいずれも木曜日(4/17)の全体相場▲1,042円の利確売りに巻き込まれた形で、トレンド自体は崩れていないと見ています。特にArentは4/17に+1.17%と逆行高する場面もあり、4,325円の水準は依然として堅調です。
INPEX(1605)|3週連続の含み益縮小、それでもダブルバガー水準を維持
| 項目 | 先週(4/10) | 今週(4/17) | 変化 |
|---|---|---|---|
| 株価 | 4,147円 | 3,985円 | ▲162円(▲3.91%) |
| 含み損益 | +80,106円 | +73,788円 | ▲6,318円 |
| 含み損益率 | +98.14% | +90.40% | ▲7.74pt |
3週連続の含み益縮小です。3月30日の高値4,955円からは▲19.6%の調整。先週「停戦合意による原油安が直撃」と書きましたが、今週はイスラエル・レバノンの停戦合意が加わり、中東リスクプレミアムの剥落がさらに進みました。
しかし、冷静に数字を見ると含み益率はまだ+90%。取得単価2,093円に対して3,985円は、ほぼダブルバガーの水準を維持しています。4,955円で利確しなかった判断が正しかったかどうかは、今後の中東情勢次第です。
米・イラン核交渉は今週末にパキスタン・イスラマバードで再協議の見込み。ウラン濃縮の停止期間を巡って米国(20年)とイラン(3〜5年)の間に大きな隔たりがあり、合意は容易ではありません。交渉が決裂すれば原油高→INPEX反発、合意に向かえば原油安→INPEX続落というシナリオですが、どちらに転んでも「AIが消費するエネルギーは増え続ける」という構造的テーマは変わらない。来週の交渉結果を見て、半数利確を改めて検討します。
AnyMind Group(5027)|含み損▲18.5万円に改善、底打ちの初動か
| 項目 | 先週(4/10) | 今週(4/17) | 変化 |
|---|---|---|---|
| 株数 | 2,050株 | 2,050株 | 変動なし |
| 株価 | 398円 | 409円 | +11円(+2.76%) |
| 含み損 | ▲207,050円 | ▲184,500円 | +22,550円 |
| 含み損率 | ▲20.24% | ▲18.04% | +2.20pt |
先週「日経平均+7.2%でも無反応」と書いたAnyMindが、今週ようやく動き出しました。株価は398円→409円、4/17には一時424円まで買われる場面も。含み損は▲20.7万円→▲18.5万円と2.3万円の改善です。
4月14日に「2026年12月期 第1四半期 株主様・個人投資家様向けオンライン決算説明会」の開催がアナウンスされており、5月14日の決算発表に向けた期待が少しずつ株価に織り込まれ始めた可能性があります。含み損率が▲20%を切ったのは久しぶりで、底打ちの初動と見ることもできます。
ただし、慎重さは崩しません。含み損▲18.5万円はポートフォリオ最大の痛手であることに変わりなく、決算で会社予想(売上+38.1%、営業利益+70.1%)の進捗が確認できなければ撤退の判断もあり得ます。感情ではなくデータで決める方針は変わりません。
米国株アルファベット(GOOGL・GOOG)|5株体制で含み益+3.8万円に拡大
| 銘柄 | 数量 | 取得単価(USD) | 現在値(USD) | 円換算評価額 | 含み損益 |
|---|---|---|---|---|---|
| GOOGL(A株) | 3株 | 289.79 | 341.68 | 163,504円 | +23,968円 |
| GOOG(C株) | 2株 | 296.11 | 339.40 | 108,275円 | +13,709円 |
| 合計 | 5株 | — | — | 271,779円 | +37,677円 |
先週の含み益+18,062円から+37,677円へと倍増。GOOGLは317.24ドル→341.68ドル(+7.7%)、GOOGは315.72ドル→339.40ドル(+7.5%)と、ナスダック12日続伸の波に乗って力強い上昇です。

5株・約27.2万円のポジションで含み益+3.8万円(+13.9%)は、小さいながらも効率的なリターン。「AIの頭脳」としてのAlphabetへの投資テーマは、中東の停戦交渉やマクロ環境に関係なく有効であり続けています。4月下旬のAlphabet決算(Q1 2026)を待って、本格的な追加投資を判断します。
投資信託の運用実績|つみたてNISA含み益+38.3万円の大台突破
つみたてNISA(5本)|含み益+38.3万円、2週連続で大幅改善
| ファンド | 今週評価額 | 含み損益 | 含み損益率 | 先週比 |
|---|---|---|---|---|
| eMAXIS Slim S&P500 | 867,996円 | +160,984円 | +22.77% | +27,491円 |
| eMAXIS Slim 全世界 | 715,332円 | +146,330円 | +25.72% | +21,065円 |
| eMAXIS Slim 新興国 | 232,351円 | +62,345円 | +36.67% | +10,615円 |
| 日経平均高配当利回り | 119,972円 | +13,109円 | +12.27% | ▲981円 |
| イノベーション・AI | 3,702円 | +402円 | +12.18% | +334円 |
| 合計 | 1,939,353円 | +383,170円 | +24.62% | +58,524円 |
つみたてNISAが先週の+32.5万円から+38.3万円へと5.9万円改善し、ポートフォリオ最大の含み益セクターとしての地位を固めています。eMAXIS Slim S&P500は基準価額39,868円→41,172円(+3.3%)と、ナスダック12日続伸と米・イラン交渉継続への期待で力強く上昇。含み益+16.1万円は単独で最大です。
イノベーション・インデックス・AIが+12.18%に急改善したことも注目。先週の+2.06%から一気に含み損益率が改善しました。基準価額52,958円→58,209円(+9.9%)と、AI関連銘柄の急反発を反映しています。小さなポジション(3,702円)ですが、「AIテーマへの小さな賭け」が報われ始めた格好です。
eMAXIS Slim新興国は含み損益率+36.67%とファンド中最高を維持。基準価額24,441円→25,611円(+4.8%)で、インド・ASEAN株の回復が寄与しています。
一方、日経平均高配当利回りファンドは唯一の悪化(▲981円)。日経平均は最高値を更新しましたが、高配当株は利確売りの対象になりやすく、成長株優位の相場では劣後しやすい特性が出ています。
NISA成長投資枠・投信(8本)|ゴールドファンド+53.7%で安定の最強
| ファンド | 今週含み損益 | 含み損益率 | 先週比 |
|---|---|---|---|
| ゴールドファンド(為替H) | +96,107円 | +53.68% | +267円 |
| Tracers高配当50 | +21,224円 | +40.11% | ▲817円 |
| SBI日本高配当 | +11,592円 | +43.23% | ▲52円 |
| はじめてのNISA全世界 | +20,879円 | +34.80% | +2,378円 |
| たわらインド | ▲210円 | ▲2.00% | +130円 |
| SMTAMインド | ▲1,991円 | ▲2.84% | +521円 |
| インドネシア | ▲234円 | ▲1.17% | +374円 |
| 中国A株 | +15円 | +3.65% | +20円 |
ゴールドファンドは基準価額20,642円→20,662円とほぼ横ばい。「停戦合意でリスクオフが後退すれば金は売られる」というセオリーに反して高止まりしているのは、①イスラエル・レバノン停戦が10日間の時限付きであること、②米・イラン核交渉に大きな隔たりがあること、③中央銀行の金購入が構造的に続いていること——の3つが理由と考えられます。含み益+96,107円(+53.68%)は引き続きファンド最強。
中国A株ファンドが含み損から含み益に転換しました。先週▲5円だった含み損益が+15円に。金額は微小ですが、SBI・中国A株の基準価額が14,427円→15,132円(+4.9%)と大幅上昇しており、レバレッジ・ハンセン中国ファンドも10,086円→10,592円(+5.0%)と改善。中国当局の景気刺激策が効き始めている可能性があります。
ソフトバンク社債200万円|変わらぬアンカー、変わらぬ安心感
| 銘柄 | 保有額 | 利率 | 償還日 |
|---|---|---|---|
| ソフトバンクグループ社債(第67回) | 2,000,000円 | 3.98% | 2032/12/08 |
ポートフォリオ全体655.8万円の約30.5%を占めるアンカー。年間約8万円の確定利息。日経平均が最高値を更新しようが、翌日に▲1,042円下落しようが、この200万円は微動だにしません。
今週のように「史上最高値→急落→夜間先物急騰」とジェットコースターのような相場になると、「動かない資産」の存在が心理的な安定剤として効きます。含み益+63.5万円のうち社債を除く変動資産のリターンは約14%。社債がなければもっと高いリターンを狙えたかもしれませんが、その代わりに得ている「夜ぐっすり眠れる安心感」は数字では測れません。
停戦の連鎖と市場の楽観|今後の戦略と来週の注目ポイント
今週の市場で何が起きていたのか
本業に追われてチラ見しかできなかった間に、市場ではかなりのドラマが起きていました。時系列で整理しておきます。
4月14日(月)、日経平均は57,877円と大幅反発。米・イラン再協議への期待に加え、イスラエルとレバノンが33年ぶりの直接外交協議を実施したことが好感されました。同日、Globeeが大引け後に決算発表と上方修正を発表。ライズも本決算を発表しています。
4月16日(水)、イスラエルとレバノンが10日間の停戦で正式合意。日経平均は59,518円まで駆け上がり、2月27日の最高値(58,850円)を突破して史上最高値を更新しました。一時は59,688円をつけ、6万円の大台が目前に。ナスダックも約16年ぶりとなる12日連続上昇を記録しています。
4月17日(木)、一転して▲1,042円(▲1.75%)の急落。高値警戒感からの利益確定売りと、米・イラン核交渉でウラン濃縮の停止期間を巡り米国(20年)とイラン(3〜5年)で大きな隔たりがあり合意に至っていないことが重しになりました。
金曜の夜間先物はナスダック高を受けて59,940円まで急騰。来週の寄り付きが注目されます。
この「最高値更新→急落→先物急騰」というジェットコースターを、私はほぼ「後追い」で知りました。でも結果的に、見なかったからこそ狼狽売りもせず淡々とホールドできたとも言えます。投資で一番難しいのは「何もしないこと」だとよく言われますが、今週は本業の忙しさがそれを強制的に実現してくれた形です。
Globeeの決算で確信が深まった
今週のGlobeeの上方修正は、単に含み損がプラスに転じたという数字以上の意味がありました。
自分が「この会社は伸びる」と分析して買った銘柄が、実際に業績で結果を出してくれた。売上据え置きで利益が31.8%上方修正されたということは、abceedのプロダクト力が広告に頼らなくても顧客を獲得できる段階に入りつつあるということ。これは自分の投資テーマ(AI×教育の構造的成長)が正しい方向を向いていた証拠だと受け止めています。
この「分析→投資→業績で裏付け」のサイクルが回った経験は、次の決算シーズンに向けた自信にもつながります。
ライズ(9168)は積立設定を解除した——ただし売却はしない

もう1つの集中投資銘柄、ライズ・コンサルティング・グループ(9168)は4月13日に2026年2月期の本決算を発表しています。26年2月期は売上収益84.2億円(+9.7%)と過去最高を更新したものの、営業利益は17.0億円(▲13.0%)の減益。そして何より厳しいのが来期(27年2月期)の予想で、売上100億円(+18.7%増)を目指す一方、最終利益は6.6億円(▲46.8%減)と大幅減益の見通し。パートナー層の採用強化に投資するための「攻めの減益」という位置づけですが、株価は決算後に486円→426円と急落し、含み損は▲3,735円に拡大しています。
この決算を受けて、ライズの積立設定を解除しました。
誤解のないように言うと、今すぐ売り払うつもりはありません。売上が+18.7%と二桁成長を続けているのは事実だし、コンサル事業の人材投資が将来の成長につながる可能性は理解できます。ただ、来期最終利益▲47%減という数字を見て「ここに毎週新しいお金を入れ続ける確信があるか?」と自問したとき、正直に言えばその確信は揺らぎました。
現時点での判断はこうです。保有は継続する。しかし新規の資金投入は止める。その上で決算の中身をじっくり精査し、「売上の伸びに対して利益がいつ回復するのか」のシナリオが描けるかどうかを見極める。来週の記事で、この分析結果を書くつもりです。
Globeeの上方修正で自信を得た直後にライズの減益決算。5銘柄すべてがうまくいくわけではない——頭では分かっていたことですが、実際に同じ週に「成功」と「停滞」を同時に突きつけられると、投資判断の難しさを痛感します。
これから控える保有銘柄の決算カレンダー
| 銘柄 | 決算発表予定日 | 内容 | 注目度 |
|---|---|---|---|
| シーユーシー(9158) | 4月29-30日 | 2026年3月期 本決算 | ★★★ |
| Arent(5254) | 5月中旬 | 2026年6月期 第3四半期 | ★★★ |
| 浜松ホトニクス(6965) | 5月14日 | 2026年9月期 中間決算 | ★★★ |
| AnyMind(5027) | 5月14日 | 2026年12月期 第1四半期 | ★★★★★ |
| Globee(5575) | 済(4月14日) | 上方修正 → 確信を深めた | ✅ |
| ライズ(9168) | 済(4月13日) | 減益+来期▲47% → 積立解除 | ⚠️ |
GW前にシーユーシーの本決算、GW明けに浜松ホトニクスの中間決算とAnyMindの第1四半期決算が立て続けに控えています。
一番ドキドキしているのは、やはりAnyMind(5/14)。含み損▲18.5万円を抱えるポートフォリオ最大の懸念銘柄です。会社予想の売上+38.1%、営業利益+70.1%に対して第1四半期の進捗がどうか。今週ようやく409円まで戻してきたこの流れが、決算で加速するのか、それとも再び沈むのか。
Globeeで「分析が当たった」という成功体験を得て、ライズで「積立を止める」という撤退判断もした。この1週間で投資家としての判断を2つ下した経験を持って、AnyMindの決算に冷静に向き合いたい。数字が予想通りなら握り続ける。崩れていれば、▲18.5万円の損失を受け入れて撤退する。感情ではなくデータで判断する方針は変わりません。
市場環境のチェックポイント
保有銘柄の決算が最優先ですが、市場全体の環境も押さえておきます。米・イラン核交渉のイスラマバード再協議が週末に予定されており、合意すれば原油安→INPEX続落、決裂すれば原油高→INPEX反発というシナリオです。また金曜の夜間先物が59,940円まで急騰しており、週明けの日本市場が6万円の大台を試す展開になるかも注目。ただ正直なところ、市場全体の上下より、シーユーシーの本決算とAnyMindの第1四半期決算の方がよっぽど気になっています。
まとめ|Globeeの「よしっ!」とライズの「積立解除」——同じ週に下した2つの判断
今週のポートフォリオは、総合評価額6,558,114円(先週比+133,702円)、含み損益+635,099円(+10.72%)。含み損益率は初めて10%を超えました。
数字だけ見れば順調な1週間です。日経平均が史上最高値を更新し、つみたてNISAの含み益は+38.3万円の大台を突破。VRAINは+30.9%急騰、メルカリも+67%の含み益率。
でも、今週一番大きかったのは数字じゃなくて、2つの判断を下したことだと思っています。
1つ目は、Globeeの決算を見て**「よしっ!」**と声が出た瞬間。自分が分析して選んだ銘柄が業績で応えてくれた。営業利益31.8%上方修正、5期連続最高益更新の見通し。含み損から含み益への転換。「銘柄選定→業績改善→株価上昇」という投資プロセスが機能した手応え。これは確信として持ち続けます。
2つ目は、ライズの積立設定を解除したこと。売上は+18.7%成長でも来期最終利益▲47%減という数字を前に、「新しいお金を入れ続ける確信はあるか」と自問して、正直に「ない」と答えた。売却はしない。でも追加投資は止める。この判断が正しかったかどうかは、来週以降の分析で検証します。
成功と停滞。確信と撤退。同じ1週間の中で、投資家として真逆の判断を2つ下した。これが50代・会社員・76銘柄のリアルです。
そしてGW明けには、ポートフォリオ最大の懸案であるAnyMindの第1四半期決算が待っています。含み損▲18.5万円。ドキドキは止まりませんが、Globeeで得た「分析は報われる」という経験と、ライズで下した「確信がなければ止める」という判断基準を持って、冷静に向き合うつもりです。
55歳までに1億円。現在の655.8万円からは遠い道のりですが、今週は金額以上に大きなものを手に入れた気がしています。自分の分析を信じていい。でも、信じられなくなったら素直に立ち止まる。 その両方ができた1週間でした。来週もこの記録を続けます。


コメント