ソフトバンクグループ株▲30万円→翌朝ストップ高|ポートフォリオ公開

※免責:本記事は筆者の運用記録・見解であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

7月中旬にソフトバンクグループ株を購入してから毎週事件が起きています。今週も、買い増した直後に含み損が一時▲37万円まで膨らむという展開で心臓に悪い一週間でした。

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ソフトバンクグループ(9984)は月曜から木曜まで5日続落。木曜7月30日の終値4,622円では、保有400株の含み損は▲322,800円(ザラ場安値4,500円なら▲371,600円)と、過去最大クラスの水準に達しました。ところが金曜7月31日、寄り付きから急伸して一時ストップ高の5,322円をつけ、終値5,260円(前日比+638円/+13.80%)。この1銘柄だけで、その日のポートフォリオ全体の値上がり額の8割を叩き出しました。

総合評価額は966.5万円と先週の917.5万円から+49.0万円。ただし含み損益は+117.2万円(+13.80%)と、先週の+120.7万円から▲3.4万円の減少です。評価額が増えたのは、この一週間で約52.6万円を投入したから。数字の見え方に騙されないよう、今週も分解して記録します。

50代・会社員・3児の父。55歳までに投資資産1億円を目指す道のりです。

目次

運用成績サマリー|先週との比較

項目先週(7/24時点)今週(7/31時点)変化
総合評価額9,175,121円9,664,884円+489,763円
含み損益合計+1,206,528円+1,172,313円▲34,215円
含み損益率+15.14%+13.80%▲1.34pt
最終日の前日比▲227,939円+315,772円

※総合評価額はSBI証券の国内株式・投資信託の合計です。社債200万円、米国株、外貨建て資産は別枠で後述します。

評価額は+49.0万円増えましたが、増加要因はほぼ全額がこの一週間で投入した資金です。内訳はSBG100株(約51.1万円)、高砂熱学・大気社・ソニーグループを1株ずつ(合計約1.2万円)、SBCメディカル5株(約0.3万円)で、およそ52.6万円。つまり時価ベースでは約3.4万円のマイナスでした。含み損益率が+15.14%→+13.80%へ下がったのも、SBG買い増しで取得金額の分母が膨らんだことが主因です。

先週と違うのは、最終日の前日比が+315,772円(+3.38%)とプラスに転じたこと。うち+255,200円がSBG1銘柄によるものです。

今週の相場|日経平均は「往って来い」、円は介入で急騰

今週の日本株は、週の前半に暴落して最終日に暴騰するという、極端なコントラストの一週間でした。

日付日経平均終値前日比
7/24(金)64,611.15円
7/27(月)64,931.19円+320.04円
7/28(火)62,364.92円▲2,566.27円
7/29(水)61,434.19円▲930.73円
7/30(木)61,867.43円+433.24円
7/31(金)64,362.02円+2,494.59円

7月29日にはザラ場で60,448.90円まで下げましたが、最終日に一気に2,494円高。週間では▲249円(▲0.39%)とほぼ横ばいという、値動きの激しさだけが記憶に残る結果になりました。金曜の急騰は、国内外のハイテク企業の好決算を受けたAI・半導体関連株の全面高が牽引しています。

米国株は堅調で、S&P500は7月31日に7,484ポイント(+0.62%)と高値圏を維持しました。

そして今週の最大のニュースは為替です。政府・日銀が7月30日のニューヨーク市場で円買い・ドル売り介入を実施(ロイター報道)。民間金融仲介会社の推計では6兆〜9兆円規模との見方が出ています。

ドル円は7月30日に163.73円から157.96円まで急落。31日の東京時間には160円台半ばまで戻したものの、夕方に再び急激な円買いが入り、週末は157.81円で着地しました。

なお日銀は7月30〜31日の金融政策決定会合で、政策金利を1.0%に据え置き。植田総裁は会見で「利上げは次回以降でしっかり議論する」と述べています(6月会合で0.25%引き上げて1.0%とした直後の据え置きです)。為替介入の主体は財務省で、日銀はその実務を担う立場、という点も改めて整理しておきます。

今週の主役|ソフトバンクグループ(SBG)のジェットコースター

含み損の推移(保有400株ベースの試算)

日付終値含み損益(試算)
7/27(月)5,331円▲39,200円
7/28(火)5,095円▲133,600円
7/29(水)4,741円▲275,200円
7/30(木)4,622円▲322,800円
7/31(金)5,260円▲67,600円

※平均取得単価5,429円・400株で計算した試算値です。100株の買い増しは週半ばのため、実際の保有株数は日によって異なります。

木曜のザラ場安値4,500円まで見れば、瞬間的には▲371,600円。含み損としては過去最大クラスでした。それが金曜1日で25.5万円戻る。ボラティリティの高さに、さすがに心拍数が上がりました。

買い増したかったのに、現金が枯渇していた話

平均取得単価は先週の5,535円(300株)から5,429円(400株)へ低下しました。差分から逆算すると、追加100株の取得単価は約5,111円。ここまでは狙い通りです。

問題はその後でした。木曜、さらに買い増そうとしたところでSBI証券の買付余力が枯渇。慌てて外部から資金を入れて指値注文を出したものの、そこから株価は下がらず、注文は約定しないまま金曜のストップ高を迎えました。

これは完全に自分の設計ミスです。「価値より安いから買う」という基準を持っていても、買える現金がなければ基準は機能しない。急落局面で動けるかどうかは、度胸ではなく事前の現金枠の設計で決まる——今週いちばんの反省点です。

金曜の急騰は「Arm決算」だったのか?

結論から言うと、Arm単独の材料ではありませんでした

Armは7月29日(米国時間)に2027年3月期第1四半期決算を発表。売上高12億9,000万ドルは市場予想の12億7,000万ドルを上回り、7-9月期の見通し13億8,000万ドルも予想を上回る内容でした。数字自体は良好です。

ところが株価は時間外で6〜7%下落。「好調ではあるが市場の高い期待には届かなかった」という評価で、これを受けて翌30日のSBGは5日続落しています。つまりArm決算は、少なくとも初動ではSBGを押し下げる方向に働きました。

金曜の急騰は、Bloombergの報道によれば「国内外のハイテク企業の好決算を受け、AI・半導体関連株が軒並み大幅高」というセクター全体の急反発が背景です。SBGはその中心銘柄として、先物の買い戻しも含めて最も大きく動いた、という整理が実態に近いと思います。

参考までに、SBGのPBR(実績)は7月30日の1.51倍から7月31日は1.72倍へ。先週の記事で整理したNAV(1株あたり約13,000円/6月23日の株主総会ベース)に対して、終値5,260円はなお約4割の水準です。より確定的な数字は8月6日の第1四半期決算で公表される公式NAVを待ちたいところです。

為替|円高で外貨建てはほぼトントンまで後退(試算)

今週はシステムメンテナンスでFXの実データが取得できなかったため、先週の円換算評価額に、7/24→7/31の為替変動率を掛けた試算を掲載します。

通貨ペア7/24終値7/31終値変化
米ドル/円163.84円157.81円▲6.03円(▲3.68%)
豪ドル/円114.36円112.92円▲1.44円(▲1.26%)
メキシコペソ/円9.3712円9.2281円▲0.1431円(▲1.53%)
通貨購入残高先週の差引損益今週の差引損益(試算)変化
米ドル(1,665USD)264,493円+10,528円+407円▲10,121円
豪ドル(524AUD)58,770円+1,685円+925円▲760円
メキシコペソ(6,461MXN)58,778円+2,404円+1,470円▲934円
合計382,041円+14,617円+2,802円▲11,815円

※スワップポイント等は考慮していない概算です。実際の数字は次回の実データで更新します。

3通貨とも含み益は残っている計算ですが、合計で約1.2万円の減少。ドル円が3.7%動くと、これだけの外貨ポジションでも1万円が消えるという規模感を、あらためて数字で確認できました。介入が入った局面で外貨を持つとはこういうことだ、という記録として残しておきます。

ソニーグループ|上に振れる根拠と、下に振れる根拠

ソニーグループ(6758)は、先週3,409円だった株価が今週3,787円まで上昇し、含み益は+8,127円(+11.38%)とプラス圏に定着しました。ただし決算発表は7月31日の引け後です。週内の上昇は決算前の動きだった、という点は正確に押さえておきます。

まず出てきた数字から。

項目内容
売上高(26年4-6月期)2兆8,377億円(前年同期比+8.2%)※第1四半期として過去最高
営業利益4,764億円(同+40.2%)※第1四半期として過去最高
通期売上高予想12兆5,000億円(従来から+2,000億円)
通期営業利益予想1兆7,200億円(従来から+1,200億円、前期比+19%)
通期純利益予想1兆2,100億円(従来1兆1,600億円から+4.3%、前期比+17.4%)

通期の純利益は過去最高を更新する見通しで、増益率も12.5%増から17.4%増へ拡大しました。数字の見栄えとしては、文句のつけようがありません。

では来週は一段高なのか。正直に書くと、私には分かりません。分からないので、上下それぞれの根拠を並べて記録しておきます。

上に振れる根拠

ひとつめは、利益の伸びが本物であること。第1四半期として売上高・営業利益がともに過去最高で、牽引したのはゲーム&ネットワークサービス、音楽、イメージセンサーという主力3分野です。とくにゲーム分野は、為替の好影響に加えて米関税の還付とコスト改善が効き、通期の営業利益予想を単独で600億円引き上げています。

ふたつめは、熊本地震という不確実性が、想定より早く縮小したこと。7月28日16時27分に発生した令和8年熊本地震(M7.1、最大震度7)で、ソニーのCMOSイメージセンサー量産拠点である熊本テクノロジーセンター(熊本県菊陽町)は生産を停止していました。しかし7月31日、決算発表と同じタイミングで「8月4日から順次操業を再開し、8月中旬には地震発生前の稼働水準に戻る見通し」と公表。長崎・大分・鹿児島の各拠点に大きな被害はなく、人的被害もありません。震度7の地震から1週間強で通常稼働に戻せるというのは、製造オペレーションの底力を示す話だと思います。

みっつめは、株価位置。3,787円は52週高値4,124円(今年1月6日)まで、まだ約9%の距離があります。PER19倍台という水準も、AI・ハイテク全面高の地合いが続くなら買い直される余地は残ります。

下に振れる根拠

ひとつめは、すでに走ってしまったこと。この1週間で+11.1%。金曜はザラ場で3,964円まで買われた後、終値3,787円まで押し戻されました。そして引け後の夜間PTSは3,688.5円(東証終値比▲2.60%)。決算前に先回りした資金が、発表を見て利益確定に動いた形に見えます。「材料出尽くし」の初期反応としては、素直に受け止めておくべきサインです。

ふたつめは、増収の中身が為替に偏っていること。ロイターによれば、+8.2%だった売上高は、前年同期の為替レートを適用すると約1%の減収になります。時事通信の見出しも「円安で上方修正」でした。つまり今回の好数字の相当部分は、円安による換算効果です。ところが今週、政府・日銀の介入でドル円は163.84円→157.81円へ。上方修正を支えた前提が、発表と同時に逆方向へ動き始めているという、なかなか意地の悪い構図になっています。

みっつめは、地震の影響が通期見通しに入っていないこと。会社は「地震による業績影響を合理的に見積もることが困難」として、上方修正した数字に震災分を織り込んでいません。復旧の見通しは出ましたが、数字としてはまだ未反映です。加えて、半導体メモリ価格の高騰も引き続き注視すべき変数として残っています。

それでも中長期では企業価値は上がっていく、と考える理由

ここまで並べておいて何ですが、私は来週の方向を当てにいくつもりはありません

理由は単純で、上に挙げた「下に振れる根拠」のほとんどが、企業価値そのものではなく、価格と為替と会計の話だからです。

為替は、円安で嵩上げされた分が円高で剥がれるだけの「翻訳の問題」です。ドル建てで稼ぐ力が落ちたわけではありません。「材料出尽くし」も、期待が先に走りすぎた反動であって、事業の評価が下がったことを意味しません。熊本の工場停止は実損として残りますが、8月中旬に通常稼働へ戻るなら、一過性のコストです。

一方で、中長期の企業価値を左右するのはこちらだと思っています。ゲームのネットワークサービスがどれだけ継続課金の土台を厚くしているか。音楽のIPが世界でどれだけ回収力を持っているか。イメージセンサーがモバイル以外にどれだけ用途を広げているか。第1四半期として過去最高の営業利益、通期最高益予想の上乗せ、そして震災から短期間で復旧できる製造基盤は、いずれも為替とは無関係に、この「稼ぐ仕組み」が強くなっていることを示す材料です。

だから私のスタンスは、来週上がるかどうかではなく、四半期ごとに企業価値が積み上がっているかを確認しながら持ち続ける、というものです。むしろ材料出尽くしで押すなら、まだ21株しかないこのポジションを積み増す機会として見たい。ソニーは資産全体の1%にも満たない小さな枠なので、慌てて判断すべき対象でもありません。

次の確認ポイントは、8月中旬に予定される熊本工場の通常稼働復帰と、第2四半期決算で震災影響がどう数字に入ってくるかです。そこまでは、静かに持っておきます。

戦略銘柄の状況|Arentが伸び、Globeeは高水準を維持

今年の戦略銘柄3つと、昨年からの戦略銘柄1つの状況です。

銘柄保有数先週株価今週株価先週含み損益今週含み損益含み損益率
浜松ホトニクス(6965)366株2,360円2,323円+195,810円+182,268円+27.29%
Globee(5575)415株1,025円991円+158,945円+144,835円+54.36%
Arent(5254)84株4,150円4,480円+28,476円+56,196円+17.55%
AnyMind(5027)2,250株523円557円+74,250円+150,750円+13.67%

Arent(5254)は+8.90%→+17.55%へ、AnyMind(5027)は+6.73%→+13.67%へと、含み益率がほぼ倍増しました。AnyMindは2,250株の大型ポジションなので、+7.6万円の増加は金額インパクトが大きい銘柄です。

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一方、浜松ホトニクス(6965)Globee(5575)は週間では小幅に含み益を減らしました。ただし浜ホトは金曜だけで+170.5円(+7.92%)と急騰しており、週の後半で戻した形。Globeeも+54.36%と、含み益率50%超を維持しています。「安定してきた」という体感は、含み益率の水準で見れば妥当だと思います。

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なおArentは8月6日、AnyMindは8月14日に決算発表を控えています。ここが次の分岐点です。

口座別の含み損益|特定口座がSBGに引きずられる

口座区分先週含み損益今週含み損益変化
株式(特定口座)▲17,226円▲74,452円▲57,226円
株式(NISA成長枠)+567,366円+643,671円+76,305円
投信(特定口座)+178円+229円+51円
投信(NISA成長枠)+112,551円+114,218円+1,667円
投信(つみたて枠)+543,659円+488,647円▲55,013円
合計+1,206,528円+1,172,313円▲34,215円

特定口座の株式が▲57,226円の悪化。SBGを100株買い増して取得単価の分母が増えた状態で、株価が5,500円→5,260円へ下げたのが響いています。つみたて枠の投信も▲55,013円と、今週は円高が直撃しました。

これを打ち返したのがNISA成長枠の株式で+76,305円。AnyMind、Arent、大同特鋼といった銘柄が支えました。攻めと守りの配置が、逆方向に効いた一週間です。

つみたて枠の投信も▲55,013円と、ほぼ同じ規模のマイナス。要因は円高ですが、これは驚く話ではありません。ここ数年、円安のおかげで実力以上に膨らんできた評価額が、少し戻っただけです。含み損益率は+29.25%から+26.29%へ下がりましたが、それでもまだ+26%あります。

記録しておく価値があるのは、むしろその規模感のほうでした。先週時点で外貨建ての4本は合計約223.7万円。ドル円の週間下落率3.68%をそのままあてると、為替要因だけで約▲8.2万円の目減りになる計算です。ところが実際の減少は▲5.7万円。差額の約+2.5万円は、現地通貨ベースの株価が稼いでくれていたことになります。

ファンド基準価額の変化うち為替(概算)残り=現地の値動き(推定)
S&P500▲1.61%▲3.68%+2.15%
全世界(オルカン)▲1.89%▲3.68%+1.86%
新興国▲8.20%▲3.68%▲4.69%
イノベーション・AI▲6.39%▲3.68%▲2.81%

※投信の基準価額は海外資産だと1営業日ずれるため為替の適用期間は厳密には一致せず、3.68%はドル円の数字です。規模感をつかむための概算としてご覧ください。

S&P500とオルカンは、現地では2%前後のプラスを出していたものを、為替が持っていった形。5本のうち唯一プラスだった日経平均高配当利回り株ファンド(+2,322円)が円建てだったのも、同じことの裏返しです。

例外は新興国でした。▲8.20%のうち為替で説明できるのは3.68%分までで、残る約4.7%は現地の株安と見るのが自然です。ここだけは円高と新興国株安が重なった格好で、実際に含み損益も▲23,071円と、5本で最大の減少になっています。

円安局面では黙って恩恵を受けておいて、円高になった途端に騒ぐのは筋が通りません。つみたて枠は、こういう為替の波を10年20年かけて均していくための枠だと割り切っています。同じ週に為替ヘッジありのゴールドファンドが+2,690円だったことも、その割り切りを支える材料でした。

収益がプラスのTOP5(銘柄合算ベース)

同一銘柄が複数口座にまたがるため、口座を合算して集計しています。

順位銘柄保有数先週含み損益今週含み損益含み損益率
1位浜松ホトニクス(6965)366株+195,810円+182,268円+27.29%
2位AnyMind(5027)2,250株+74,250円+150,750円+13.67%
3位Globee(5575)415株+158,945円+144,835円+54.36%
4位INPEX(1605)39株+65,052円+59,826円+73.29%
5位Arent(5254)84株+28,476円+56,196円+17.55%

順位の入れ替わりがありました。AnyMind(5027)が3位から2位へ、Arent(5254)が新たに5位に入り、先週5位だったセレンディップ(7318、合算+31,838円)が圏外へ。INPEX(1605)は+73.29%と高い含み益率を保っていますが、金額は▲5,226円の減少です。

収益がマイナスのワースト5(銘柄合算ベース)

順位銘柄保有数先週含み損益今週含み損益含み損益率
1位ソフトバンクグループ(9984)400株▲10,500円▲67,600円▲3.11%
2位グリッド(5582)40株▲25,257円▲24,777円▲24.65%
3位MacbeeP(7095)13株▲18,265円▲17,407円▲52.59%
4位ウォンテッドリー(3991)38株▲13,984円▲13,262円▲27.20%
5位高砂熱学工業(1969)31株▲6,240円▲11,253円▲7.85%

先週4位だったSBGが、金曜のストップ高を経てもなおワースト首位に逆戻りしました。ただし含み損益率で見れば▲3.11%で、2位以下(▲7〜52%)とは性質がまったく違います。金額が大きいのはポジションが大きいからで、率で見れば最も浅い含み損です。

高砂熱学工業(1969)が新たに5位に入りました。AIデータセンターの空調インフラという文脈で保有していますが、金曜のAI関連株全面高には乗り切れず、株価は4,429円→4,264円へ。同じテーマの大気社(1979)も▲7,008円(▲9.37%)と苦戦しています。AI関連といっても、半導体・プラットフォーム側とインフラ側では今週まったく別の動きをしました。

このほか、日本M&A(2127)が金曜に▲9.15%の急落。7月30日発表の第1四半期減益決算が嫌気されたもので、含み損益は+360円から▲1,224円へ転落しています。

ポジション規模|SBGの比重がさらに上昇

銘柄保有数現在値評価額
ソフトバンクグループ(9984)400株5,260円2,104,000円
AnyMind(5027)2,250株557円1,253,250円
浜松ホトニクス(6965)366株2,323円850,218円
Globee(5575)415株991円411,265円
Arent(5254)84株4,480円376,320円

SBGの評価額は210.4万円となり、2位AnyMindとの差は約85万円に拡大しました。ここに社債200万円を加えると、SBG関連(株+社債)で410.4万円。社債・米国株・外貨建てまで含めた総資産は約1,247万円なので、全体の約33%をSBG関連が占める計算です。

ここまで比重が上がると、「SBGが動く=資産全体が動く」状態になります。金曜の前日比+31.6万円のうち+25.5万円がSBGだった、というのがまさにその証拠です。今後は買い増しよりも、比重をどう管理するかを考える段階に入ったと感じています。

投資信託|円高が直撃、ゴールドがクッションに

つみたてNISA(5本)

ファンド今週評価額含み損益含み損益率先週比
eMAXIS Slim S&P5001,059,841円+220,818円+26.32%▲17,338円
eMAXIS Slim 全世界854,650円+186,642円+27.94%▲16,446円
eMAXIS Slim 新興国258,430円+58,425円+29.21%▲23,071円
日経平均高配当利回り167,136円+22,328円+15.42%+2,322円
イノベーション・AI7,033円+433円+6.57%▲480円
合計2,347,090円+488,647円+26.29%▲55,013円

カテゴリ合計で▲55,013円と、今週最大のマイナス要因になりました。S&P500は米国株自体が上昇しているのに基準価額は44,669円→43,950円へ下落しています。理由は明快で、為替ヘッジなしの円建てファンドだからです。ドル円が3.7%下がれば、米国株の上昇分は削られます。新興国は▲23,071円と最も影響が大きく、円高に現地株安が重なりました。

唯一プラスだった日経平均高配当利回り(+2,322円)が、円高局面で円建て資産が果たす役割を示しています。

NISA成長投資枠・投信(8本)

ファンド今週含み損益含み損益率先週比
ゴールドファンド(為替H)+53,307円+29.77%+2,690円
Tracers高配当50+27,180円+50.89%+535円
はじめてのNISA全世界+25,354円+42.25%▲1,632円
SBI日本高配当+14,115円+52.63%+62円
中国A株+6円+1.38%▲21円
たわらインド▲251円▲2.38%+114円
SMTAMインド▲2,437円▲3.48%+552円
インドネシア▲3,054円▲15.27%▲632円
合計+114,218円+27.18%+1,667円

このカテゴリは全体で+1,667円とプラスを確保。牽引したのはゴールドファンド(為替ヘッジあり)の+2,690円です。為替ヘッジがあるため円高の影響を受けず、金価格の上昇分がそのまま乗りました。円高・株安局面のクッションという役割を、今週は数字ではっきり果たしています。

高配当系(Tracers高配当50、SBI日本高配当)もそろって+50%超の含み益を維持しました。

米国株・外貨建て・社債

米国株は大きく戻しました。アルファベットは7/25時点の319ドル台から、7/31には356ドル台へ約11%上昇。米ハイテク株の急反発を受けたものです。

銘柄口座株数先週の円換算損益今週の円換算損益
アルファベットA(GOOGL)特定2株▲11,466円▲1,750円
アルファベットC(GOOG)NISA2株+9,993円+20,089円
アルファベットA(GOOGL)NISA3株+17,622円+32,197円
SBCメディカル(SBC)特定45株▲346円▲907円

先週▲11,466円だった特定口座のGOOGLは、▲1,750円まで損失を圧縮。株価が取得単価とほぼ同水準まで戻ったためです(ドル建てでは▲0.50ドルとほぼトントン、円換算で残る差は取得時と現在の為替差によるもの)。SBCメディカルは今週5株買い増して45株になりました。

そして、第67回ソフトバンクグループ無担保社債(利率3.98%・額面200万円・2032年12月償還)は、今週も評価額200万円のまま動きません。年間約79,600円の確定利息。株価が▲32万円まで沈んだ木曜、この「動かない200万円」があったから、狼狽して投げずに済みました。

今週の総括|ボラティリティから学んだ3つのこと

1.大きなポジションは「金額」ではなく「率」と「比重」で見る

木曜に▲32万円という数字を見たとき、正直、手が震えました。でも率で見れば▲5.9%です。同じポートフォリオの中に、MacbeePの▲52.59%やGlobeeの+54.36%が同居しているのに、なぜSBGの▲5.9%だけが怖いのか。答えは単純で、ポジションが大きいからです。

だとすれば、対処すべきは「値動きへの恐怖」ではなく「比重」のほうです。SBG関連が総資産の約33%を占める今の状態は、上がるときも下がるときも資産全体を1銘柄が支配するということ。金曜に前日比+31.6万円のうち+25.5万円がSBGだったのは、喜ぶべきことである以上に、リスク集中の可視化として受け止めるべきだと考えています。

2.「買える現金」がなければ、投資基準は機能しない

今週いちばんの反省です。木曜の急落で買い増そうとしたら買付余力がゼロ。外部から資金を入れて指値を出した頃には、株価はもう下がりませんでした。

先週の記事で「価値より安いから買う、という基準を事前に数字で持っておく」と書きました。それは間違っていませんが、片手落ちでした。基準を実行するには現金という弾が要ります。急落は予告なく来るので、「入金してから買う」では間に合わない。毎月の積立とは別に、待機資金の枠を口座内にあらかじめ確保しておく——来週から仕組みとして直します。

3.円高局面では「ヘッジあり」と「円建て」が効く

今週は、同じ「守りの土台」の中でも明暗が分かれました。為替ヘッジなしのS&P500・オルカン・新興国は合計で約▲5.7万円。一方、為替ヘッジありのゴールドは+2,690円、円建ての日経平均高配当は+2,322円のプラスです。米国株そのものは上がっていたのに、です。

外貨建て資産も、3通貨合計の含み益が+14,617円から約+2,802円へ縮小(試算)。円安のときに気持ちよく増えていた分は、円高のときに同じ速度で減るという当たり前のことを、介入というイベントが強制的に思い出させてくれました。

「守り」をひとまとめに考えず、円高に強い資産と円安に強い資産の両方を持っておく。ゴールドの為替ヘッジありを選んでいた過去の自分に、今週は少しだけ感謝しています。

来週は8月6日にソフトバンクグループとArentの決算、8月14日にAnyMindの決算が控えています。とくにSBGは公式NAVが更新されるタイミング。数字が出てから、また整理します。

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この記事を書いた人

こんにちは、「じょーじ(50)」です。
2008年に入社した大手IT企業で、ビジネス開発や新規事業を担当してきました。数年前には子会社に出向し、教育事業の立ち上げを責任者として担当しました。
それ以前は、IT業界専門の人材サービス企業で人材紹介サービスの新規事業立ち上げに携わり、最終的には人材紹介事業の責任者も務めました。
大学4年生、高校1年生、中学2年生の3人の父親でもあります。
「Journey from 50」では、投資・副業・起業・健康・学び・旅・食・子育てなど、50代からの挑戦をプロセスごとにリアルに発信。結果だけでなく挑戦の過程を共有し、読者の皆さんと一緒に「人生に遅すぎることはない」を体現しながら楽しむことを目指しています。
資格をとる気はありませんがファイナンシャルプランナーの学習を開始しました。

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