※免責:本記事は筆者の運用記録・見解であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
先週は「勢いでSBGを200株買ってしまった」と反省を書いたポートフォリオ。今週はその続きで、下落局面をむしろチャンスと捉え、SBGをもう100株、今度は根拠を固めたうえで追加取得した一週間になりました。
7月24日金曜、日本株全体が急落するなかで、狙っていたソフトバンクグループ(9984)を1株5,476.5円で100株買い増し。保有は200株から300株に増え、平均取得単価は5,564円→5,535円へ下がりました。当日終値5,500円で、この追加分だけを見れば+2,350円(+0.43%)のプラススタート。先週は「焦って衝動買い」だった同じ銘柄を、今週は「NAV半値以下」という数字の裏づけを持って買い増せた——そこが、先週との一番の違いです。
結果、総合評価額は917.5万円と先週の853.5万円から+64.0万円。含み損益は+120.7万円(+15.14%)。ただし評価額の増加の大半はSBG100株(約55万円)をはじめとする資金投入によるもので、純粋な含み益の増加は+3.5万円にとどまりました。
50代・会社員・3児の父。55歳までに投資資産1億円を目指す道のりです。
運用成績サマリー|先週との比較
| 項目 | 先週(7/17) | 今週(7/25) | 変化 |
|---|---|---|---|
| 総合評価額 | 8,535,350円 | 9,175,121円 | +639,771円 |
| 含み損益合計 | +1,171,698円 | +1,206,528円 | +34,830円 |
| 含み損益率 | +15.91% | +15.14% | ▲0.77pt |
| 最終日の前日比 | ▲209,894円 | ▲227,939円 | — |
評価額は+64.0万円増えましたが、その大半はこの一週間で投入した資金によるものです。SBG株100株(約55万円)の追加取得に加え、高砂熱学の買い増し、大気社・ソニーグループの新規購入がありました。含み損益率が+15.91%→+15.14%へ下がったのも、資産が悪化したからではなく、買い増しで取得金額の分母が膨らんだことと、日本株が週後半に急落し最終日の前日比▲22.8万円という下げが重なったためです。純粋な含み益の増加は+3.5万円。「攻めた分だけ、数字の見え方が変わる」という点は先週と同じ構図でした。
今週の相場|米国株は堅調、日本株は週後半に急落
今週も「米国・世界株は堅調、日本株だけが週後半に急落」というコントラストのある一週間でした。
| 市場 | 今週の動き | 状況 |
|---|---|---|
| 米国株(S&P500) | 高値圏を維持 | S&P500は7,411前後と底堅い |
| 全世界株(オルカン) | 高値圏で推移 | 基準価額38,000円台を維持 |
| 日本株(日経平均) | 週後半に急落 | 7/24終値64,611円、前日比▲1,811円 |
米国株は今週も強さを保ち、S&P500は7,411ポイント前後の高値圏を維持しました。全世界株(オルカン)もこの底堅さに支えられ、高値圏で推移。つみたてNISAが今週も水準を保てたのは、この米国・世界株の堅調さのおかげです。
一方、日本株は週後半に急落し、日経平均は7月24日終値で64,611円、前日比▲1,811円(約▲2.8%)と大きく水準を下げました。ポートフォリオも同日は前日比▲22.8万円(▲2.42%)と、ほぼ市場並みの下落。SBGを買い増したのは、まさにこの日本株全面安のさなかでした。
為替はドル円が1ドル163円台後半〜165円近辺の円安水準で推移。この円安は、保有する外貨建て資産(米ドル・豪ドル・メキシコペソ、外国株)の円換算額を押し上げる方向に働きました。
今週の大きな動き|ソフトバンクグループ株を100株“買い増し”
先週は「勢いで200株買った」と反省を書きましたが、今週はその同じSBGを、下落局面で根拠を固めたうえで100株買い増しました。
| 取引 | 銘柄 | 口座 | 株数 | 取得単価 | 現在値 | 評価損益 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 買い増し | ソフトバンクグループ(9984) | 特定 | +100株(計300株) | 5,535円 | 5,500円 | ▲10,500円 |
7月24日金曜、日本株が全面安になるなかで、SBGを1株5,476.5円で100株追加。保有は200株→300株、平均取得単価は5,564円→5,535円へ下がりました。当日終値5,500円で、追加した100株だけを見れば+2,350円(+0.43%)のプラススタートです。保有300株全体では▲10,500円(▲0.63%)の含み損ですが、この含み損の大半は先週高値で買った200株分によるもの。買い増しによって、平均取得単価を確実に引き下げられました。
先週の200株は「目標株価を割ったから」という理由での衝動買いでしたが、今週の100株は違います。買い増しの根拠を、次の4点に整理します。
分析①|NAV(時価純資産)から見た割安度
SBGは自社の株主価値(NAV=保有株式−純負債)を経営の最重要指標としています。2026年6月23日の株主総会で孫会長は、このNAVが74兆円に達したと説明しました。これを分割後の発行済株式数(約57億株)で割ると、1株あたりNAVは約13,000円になります。

これに対し、7月24日終値は5,500円。株価はNAVのおよそ42%の水準にとどまり、割引率は約58%——NAV価値のおよそ4割の値段しか付いていない計算です。金曜に取得した5,476.5円も、ほぼ同じ深さの割引水準でした。
| 時点 | 1株あたりNAV | 出典 |
|---|---|---|
| 2026年3月末 | 7,029円(NAV40.06兆円) | 公式SOTPページ |
| 2026年6月23日 | 約13,000円(NAV74兆円÷約57億株) | 株主総会での説明 |
公式SOTPページの「1株あたりNAV 7,029円/株価3,555円」は2026年3月末時点の数字で、現時点では古い値です。3月末のNAV40兆円が、Arm株の上昇やOpenAIなど投資先の評価上昇によって6月末には74兆円へ伸びたため、割安度はむしろ拡大しています。
ただし、SBGの株価がNAVより低く評価される「NAVディスカウント」は今に始まったものではなく、過去5年でも39〜58%の範囲で推移してきた構造的な特徴でもあります。非上場投資先の評価の難しさや負債への警戒感が背景にあり、この割引がすぐ解消される保証はありません。会社側は「ディスカウントの縮小を目指す」としていますが、時間軸は不確実。歴史的に見ても深い割引水準での買い増しという判断であって、確実に儲かるという話ではありません。
分析②|フィジカルAIへの布石(ABBロボティクス買収)

SBGはスイスABBのロボティクス事業を53.75億USD(約8,187億円)で買収すると発表しました。生成AIが「頭脳」なら、ロボティクスは現実世界で動く「身体」にあたります。Arm(半導体設計)、OpenAI(AIモデル)に加え、この買収で「フィジカルAI(実世界で動くAI)」の領域まで踏み込もうとしています。
分析③|世界規模のデータセンター投資


SBGはフランスで大型のAIデータセンター計画を進めるなど、欧州・米国で相次いで大規模投資を打ち出しています。AI時代の「電力とインフラ」を押さえる動きで、将来のNAVを押し上げる原動力になると見ています。
分析④|主要投資指標(7月24日終値時点)
| 指標 | 数値 | 見立て |
|---|---|---|
| 株価 | 5,500円 | 6月の高値圏から約3割下落 |
| NAV(1株) | 約13,000円(6/23・公式NAV74兆円) | Arm・OpenAI等の上昇で拡大 |
| NAVディスカウント | 約58% | NAV価値の約4割の値段 |
| 配当利回り(会社予想) | 0.20%(年間11円) | 成長投資を優先し配当は薄い |
| PBR(実績) | 約1.8倍 | 投資持株会社ゆえNAV基準が実態に近い |
PERは巨額の評価損益で大きくブレるため、SBGの割安度を測る指標としては不向きです。この会社はNAVを基準に見るのが実態に即しています。なお6月末時点の第三者試算では1株あたりNAVを約11,406円とするものもありましたが、これは非公式の推計値。より確定的な数字は、8月6日の第1四半期決算後の公式NAVで更新される見込みです。
国策AIと骨太の方針から読むSBG
政府の成長戦略や骨太の方針では、AI・半導体・データセンターが重点分野として明確に位置づけられています。国産のAI基盤モデルを育てる動きも進んでおり、SBGは傘下のソフトバンク(9434)を通じて、NEC・ホンダ・ソニーグループなどと並ぶ形で国産AI基盤モデル開発の枠組みに参画する中心的なプレイヤーの一つです。国のAI戦略とSBGの事業戦略が同じ方向を向いている点が、SBGを長期の主軸に据える最大の理由です。
なお、この国産AIの枠組みで中心にあたるのはSBG本体(9984)ではなく傘下のソフトバンク(9434)を含む複数社で、SBG単独が唯一の主導企業というわけではありません。
口座別の含み損益|NISA成長枠は高水準を維持
| 口座区分 | 先週含み損益 | 今週含み損益 | 変化 |
|---|---|---|---|
| 株式(特定口座) | ▲33,584円 | ▲17,226円 | +16,358円 |
| 株式(NISA成長枠) | +535,694円 | +567,366円 | +31,672円 |
| 投信(特定口座) | +118円 | +178円 | +60円 |
| 投信(NISA成長枠) | +110,541円 | +112,551円 | +2,010円 |
| 投信(つみたて枠) | +558,929円 | +543,659円 | ▲15,270円 |
| 合計 | +1,171,698円 | +1,206,528円 | +34,830円 |
先週マイナスだった特定口座の株式は、SBGの買い増し(追加100株がプラススタート)と平均取得単価の低下で、▲33,584円→▲17,226円へと+16,358円改善しました。NISA成長枠の株式もGlobeeやINPEXなどの伸びで+31,672円と好調です。一方、つみたて枠の投信は、この週の米国株の小幅調整と円換算の影響で▲15,270円と唯一のマイナス。全体では+34,830円のプラスでした。
収益がプラスのTOP5(銘柄合算ベース)
同一銘柄が複数口座にまたがるため、口座を合算して集計しています。
| 順位 | 銘柄 | 保有数 | 先週含み損益 | 今週含み損益 | 含み損益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 浜松ホトニクス(6965) | 366株 | +174,582円 | +195,810円 | +29.32% |
| 2位 | Globee(5575) | 415株 | +122,425円 | +158,945円 | +59.66% |
| 3位 | AnyMind(5027) | 2,250株 | +101,250円 | +74,250円 | +6.73% |
| 4位 | INPEX(1605) | 39株 | +51,012円 | +65,052円 | +79.69% |
| 5位 | セレンディップ(7318) | 46株 | +34,736円 | +36,898円 | +67%前後 |
今週も上位は成長テーマ銘柄が占めました。浜松ホトニクス(6965)は光半導体・センサーの世界的企業で+195,810円(+29.32%)と首位を堅持。Globee(5575)は先週の本決算・ストップ高の勢いが続き、株価1,025円で+158,945円(+59.66%)とさらに含み益を伸ばしました。AnyMind(5027)は株価523円へ小反落し含み益は+74,250円へ縮小しましたが、2,250株の巨大ポジションで黒字を維持。INPEX(1605はエネルギー関連の追い風で+65,052円(+79.69%)と大きく伸び、セレンディップ(7318)が特定・NISA合算で+36,898円と5位に入りました。
収益がマイナスのワースト5(銘柄合算ベース)
| 順位 | 銘柄 | 保有数 | 先週含み損益 | 今週含み損益 | 含み損益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | グリッド(5582) | 40株 | ▲23,577円 | ▲25,257円 | ▲25%前後 |
| 2位 | MacbeeP(7095) | 13株 | ▲18,070円 | ▲18,265円 | ▲55.18% |
| 3位 | ウォンテッドリー(3991) | 38株 | ▲14,364円 | ▲13,984円 | ▲28.68% |
| 4位 | ソフトバンクグループ(9984) | 300株 | ▲28,000円 | ▲10,500円 | ▲0.63% |
| 5位 | トリドリ(9337) | 9株 | ▲8,637円 | ▲8,700円 | ▲34%前後 |
ワースト筆頭はグリッド(5582)の▲25,257円で、依然として上昇相場に置いていかれています。MacbeeP(7095)は含み損益率▲55.18%と最も深い水準。注目は4位のソフトバンクグループ(9984)で、先週ワースト筆頭だった▲28,000円から、今週は▲10,500円へと大きく損失を圧縮しました。買い増しで平均取得単価を下げ、追加100株分がプラスに転じたためです。ワースト筆頭からの脱出は、今週の買い増しの成果の一つと捉えています。
ポジション規模の交代劇|SBGが最大ポジションへ
先週「AnyMindとSBGが肩を並べた」と書きましたが、今週の買い増しでついにSBGがAnyMindを抜いて最大ポジションになりました。
| 銘柄 | 保有数 | 現在値 | 評価額 |
|---|---|---|---|
| ソフトバンクグループ(9984) | 300株 | 5,500円 | 1,650,000円 |
| AnyMind(5027) | 2,250株 | 523円 | 1,176,750円 |
評価額はSBG165.0万円 vs AnyMind117.7万円で、SBGが約47万円の差で首位に立ちました。さらに社債200万円分を合わせると、SBG関連(株+社債)でポートフォリオ全体の約4割を占めることになります。長年の主力AnyMindからSBGへ——ポジションの重心がはっきり移った一週間でした。
他の保有銘柄と成長戦略・骨太の方針の接点
政府の重点分野という視点で見ると、ポートフォリオの多くがこのテーマと重なります。浜松ホトニクス(6965、光半導体)、Globee(5575、AI英語学習)、AnyMind(5027、AI×マーケティング)、INPEX(1605、エネルギー安全保障)がその代表です。
このほか、四国電力(9507、+15.26%)や九州電力(9508、+21.11%)はAIデータセンターの電力需要という文脈で、高砂熱学や大気社はデータセンターの空調インフラという文脈で、いずれも国のAI・DX戦略と接点を持ちます。Arent(5254)やFinatext(4419)もDX・AI関連として保有しています。
投資信託|守りの主力
つみたてNISA(5本)
| ファンド | 今週評価額 | 含み損益 | 含み損益率 | 先週比 |
|---|---|---|---|---|
| eMAXIS Slim S&P500 | 1,077,180円 | +238,157円 | +28.39% | ▲11,792円 |
| eMAXIS Slim 全世界 | 871,095円 | +203,088円 | +30.40% | ▲6,446円 |
| eMAXIS Slim 新興国 | 281,500円 | +81,496円 | +40.75% | +417円 |
| 日経平均高配当利回り | 164,814円 | +20,006円 | +13.82% | +2,726円 |
| イノベーション・AI | 7,513円 | +913円 | +13.84% | ▲174円 |
| 合計 | 2,402,103円 | +543,659円 | +29.25% | ▲15,270円 |
今週はカテゴリ合計で▲15,270円と小幅な調整。米国株の小反落と円換算の影響で、主軸のS&P500と全世界株がわずかに戻しました。ただし含み損益率は+29.25%と依然高水準で、長期の土台としての役割は揺らいでいません。
NISA成長投資枠・投信(8本)
| ファンド | 今週含み損益 | 含み損益率 | 先週比 |
|---|---|---|---|
| ゴールドファンド(為替H) | +50,617円 | +28.27% | ▲173円 |
| Tracers高配当50 | +26,645円 | +49.89% | +1,566円 |
| はじめてのNISA全世界 | +26,986円 | +44.97% | ▲645円 |
| SBI日本高配当 | +14,053円 | +52.40% | +375円 |
| 中国A株 | +27円 | +6.68% | +2円 |
| たわらインド | ▲365円 | ▲3.47% | +15円 |
| インドネシア | ▲2,422円 | ▲12.11% | +969円 |
| SMTAMインド | ▲2,989円 | ▲4.27% | ▲99円 |
| 合計 | +112,551円 | +26.78% | +2,010円 |
このカテゴリは全体で+2,010円。ゴールドファンド(為替ヘッジあり)は+50,617円(+28.27%)とほぼ横ばいながら高水準を維持し、円高・株安局面のクッションとして機能しています。高配当系(Tracers高配当50、SBI日本高配当、はじめてのNISA全世界)はそろって+44〜52%台の含み益を維持し、カテゴリの土台を支えています。
米国株・外貨建て・社債|変わらぬ土台
米国株のアルファベット(GOOGL・GOOG)は、株価が7/17の354ドル台から7/25には319ドル台へ下落しました。NISAで保有するGOOGL(2株)は円換算で▲11,466円の含み損に転じ、円安の下支えでも株価下落を吸収しきれませんでした。一方、特定口座のGOOG・GOOGLはドル建て・円換算ともにプラスを維持しています。
外貨建て資産(現物通貨)は3通貨すべてが含み益で、差引損益は米ドル+10,528円・豪ドル+1,685円・メキシコペソ+2,404円の合計+14,617円。円安が追い風になりました。
そして、第67回ソフトバンクグループ無担保社債(利率3.98%・額面200万円)は、今週も揺るがぬアンカーとして重心を支えています。年間約79,600円の確定利息があるからこそ、同じSBGの株の初動のマイナスにも慌てず、むしろ買い増しに動けました。株で成長を、社債で安定インカムを——SBGとは長く付き合うつもりです。
今週の総括|数週間の取引で見えてきた3つの再現性
同じような運用をしている個人投資家の方に向けて、ここ数週間の取引を通じて繰り返し確認できたことを、再現性のある形で3点まとめます。
1. 買い増しの判断は「値動きの勢い」ではなく「価値に対する価格」で決める
先々週から今週にかけてのSBGの一連の取引が、この違いをはっきり示してくれました。最初にSBGを200株買ったときは「目標株価を割ったから」という値動き基準の判断で、初日から▲2.8万円のワースト筆頭スタート。一方、今週の100株は「NAV約13,000円に対し株価5,500円=約58%割引」という、価値に対する価格の乖離を根拠にした判断でした。
大事なのは、どちらが短期で儲かったかではありません。買い増しが正しかったかどうかは、数ヶ月〜数年先にならないと分からないからです。再現性があるのは「下がったから買う」ではなく「価値より安いから買う」という基準を、事前に数字で持っておくこと。この基準さえ固めておけば、急落局面でも狼狽せず、逆に淡々と買い増せる。数週間で、これは繰り返し効いています。
2. 「評価額が増えた」と「儲かった」は毎週きちんと分ける
買い増しや積立を続けていると、評価額はどんどん増えていきます。今週も評価額は+64万円増えましたが、その大半は資金投入で、純粋な含み益の増加は+3.5万円。買い増しをすると取得金額の分母も膨らむため、利益率はむしろ一時的に下がって見えます。
ここを混同すると、「資産が増えた」と錯覚して過剰にリスクを取ったり、逆に利益率の低下を見て不必要に落ち込んだりします。毎週、総評価額の増減を「時価の変動」と「資金の出入り」に分解して確認する。この一手間は地味ですが、判断を歪めないための土台として、毎回効いています。
3. 「攻めの個別株」と「守りの土台」を明確に分けておくと、急落時に動ける
今週SBGを急落のさなかで買い増せたのは、度胸があったからではなく、守りの土台が別にあったからです。つみたてNISAのS&P500・オルカン(+28〜30%)、為替ヘッジのゴールド、そしてSBG社債の年間約8万円の確定利息——これらが下値を支えているから、攻めの個別株が一時的にマイナスになっても慌てずに済みます。
とくにSBGは「株で成長を、社債で安定インカムを」と役割を分けて持っているため、株が急落した局面でも、同じ会社の社債が重心を支えてくれました。攻めと守りをあらかじめ分けて設計しておくことが、急落を「恐怖」ではなく「機会」に変える。これも数週間を通じて、繰り返し実感しています。


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