※免責:本記事は筆者の運用記録・見解であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
このブログは、55歳で会社を辞めて人生後半戦をやりたいことに使うための準備記録です。世界一周、ワールドカップやオリンピック、WBCの現地観戦、20年ぶりのスノーボードとサーフィン再開。そのために必要なのが、時間と体力と、そして資金です。投資の話は、この3つ目「資金」の準備にあたります。
2026年8月30日時点(株価は8月28日終値)の全ポートフォリオを、先週比で公開します。総合評価額は959万円、含み益は+204万円(+27.15%)。先週初めて200万円台に乗せた含み益は、今週も踏みとどまりました。
そして今週は、指値を2本置いて2本とも届かなかった週です。それでも資産は+4.6万円増えました。働いたのは個別株ではなく、いつも表の下のほうにいるインデックス投信でした。
50代・会社員・3児の父。目標は55歳までに投資資産1億円です。
運用成績サマリー|評価額+4.6万円、動かなかった週の答え合わせ
| 項目 | 先週(8/21時点) | 今週(8/28時点) | 変化 |
|---|---|---|---|
| 総合評価額 | 9,541,324円 | 9,587,858円 | +46,534円 |
| 含み損益合計 | +2,013,071円 | +2,047,550円 | +34,479円 |
| 含み損益率 | +26.74% | +27.15% | +0.41pt |
| 最終日の前日比 | +67,144円 | ▲15,926円 | — |
※総合評価額はSBI証券の国内株式・投資信託・社債(200万円)の合計です。米国株と外貨は別枠で後述します。
先週まで2週続けて「評価額は減っているのに含み益は増えている」という妙な構図を書きました。理由は売却による現金化でした。今週はその要素がありません。売却ゼロ、実現損益ゼロ。だから数字が素直に読めます。
| 内訳 | 金額 |
|---|---|
| 売却による現金化 | 0円 |
| 新規投入資金(積立3銘柄×1株) | +12,032円 |
| 時価の変動 | +34,502円 |
| 評価額の変化(合計) | +46,534円 |
時価変動+34,502円に対して含み損益の増加は+34,479円。差の23円は取得単価の端数処理によるものです。今週は「相場が動いた分だけ、含み益が動いた」週でした。
8月の実現損益は累計+124,951円のまま据え置き(8/5のSBG100株+40,100円、8/18の3銘柄+84,851円)。つみたて枠の積立買付も今週はありませんでした。
1億円までの距離|外貨も入れて約1,055万円
せっかくなので、目標との距離も測っておきます。
| 区分 | 評価額 |
|---|---|
| SBI証券(国内株・投信・社債) | 9,587,858円 |
| 米国株4ポジション(円換算) | 約489,695円 |
| 外貨(米ドル・豪ドル・メキシコペソ) | 約468,386円 |
| 合計 | 約10,545,939円 |
1億円まで、残り約8,945万円。 正直、まだ十字架のように遠い数字です。ただ、この記録を始めた時点から見れば含み益だけで204万円積み上がっているわけで、「時間を味方にする」以外の攻略法はないと割り切っています。
ちなみに私の目標は「1億円を貯めて安心する」ことではありません。55歳で会社を辞めたあと、収入がなくても年間300万円くらいを取り崩せる状態を作ること。世界一周の航空券とホテル、W杯やオリンピックのチケットと渡航費、スノーボードのシーズン券とサーフボード——ぜんぶ、この取り崩しから出す予定です。だから毎週の含み益の増減は、いつも頭の中で「これで飛行機何本ぶんか」に翻訳されています。今週の+4.6万円は、たぶんアジア圏の往復1本ぶんです。
今週の相場|日経平均は週間+389円、エヌビディア決算を挟んで小動き
先週▲2,697円という強烈な巻き戻しがあった日経平均は、今週は落ち着きました。
| 日付 | 日経平均終値 | 前日比 |
|---|---|---|
| 8/21(金) | 66,016.36円 | — |
| 8/24(月) | 65,528.09円 | ▲488.27円 |
| 8/25(火) | 65,856.43円 | +328.34円 |
| 8/26(水) | 66,262.16円 | +405.73円 |
| 8/27(木) | 66,131.98円 | ▲130.18円 |
| 8/28(金) | 66,405.56円 | +273.58円 |
週間で+389.20円(+0.59%)。5営業日すべてが1%未満の値動きで、先週のような▲2,000円の日は一度もありませんでした。日経新聞が「商い低調の夏枯れ続く」と書いた通り、8/25の反発も「直近下げの大きかった銘柄への持ち高整理の買い」という受け身の上昇でした。
注目したいのは、同じ週のTOPIXが+1.2%(8/21〜8/27)で、日経平均(+0.2%)を大きく上回っていたことです。指数寄与度の高い半導体・AI関連ではなく、幅広い銘柄に薄く買いが入った週だったということ。私の中小型株中心のポートフォリオが日経平均以上に恩恵を受けた理由は、ここにあります。
崩れなかった理由は2つあります。ひとつは金利上昇の一服。先週30年ぶりの水準(2.93%台)まで走った国内長期金利は8/19以降に2.9%を割り込み、今週は2年債〜10年債で利回りが低下しました(20年・30年の超長期はなお上昇)。グロース株のバリュエーション圧迫が緩みました。
もうひとつは原油の下落です。米財務省の対イラン追加制裁が「おおむね想定内」と受け止められ、ホルムズ海峡の通航正常化期待も加わって、WTI原油は週間▲4.1%。先週「インフレ再燃」の主犯だった原油が、今週は真逆に働きました。
日銀サイドでは氷見野副総裁の講演が焦点でした。「物価の基調が2%を超えていく可能性も考えながら政策判断をしなくてはならない局面に変わってきている」と上振れリスクへの警戒を示す一方、9月利上げを予告する示唆はなし。「排除はしないが確約もしない」という内容で、市場の早期利上げ観測はそのまま維持されました。
為替は160円台へ|ジャクソンホールが最後にひっくり返した
| 日付 | ドル円終値 |
|---|---|
| 8/21(金) | 158.93円 |
| 8/24(月) | 159.08円 |
| 8/25(火) | 159.16円 |
| 8/26(水) | 159.29円 |
| 8/27(木) | 159.39円 |
| 8/28(金) | 160.04円 |
週間で+1.11円の円安。木曜まで159円台前半でじりじりしていたものが、金曜のジャクソンホール会議で一気に動きました。ウォーシュFRB議長がインフレ抑制重視の姿勢を改めて示し、利上げの可能性に含みを持たせたためです。7月31日の日米協調介入以降、初めての160円台でした。
先週「日銀9月利上げが現実になったときの円高こそが次の論点」と書きましたが、出てきたのは逆向きの答えでした。円高の主犯候補は日銀ではなく、FRBのほうが先に動いた。
ここは私にとって、資産の増減以上に切実な話でもあります。世界一周の予算は、ほぼ全部が為替次第です。1ドル160円と140円では、同じ旅程で総額が1割以上変わります。円安は投信の基準価額を押し上げてくれる一方で、私の「やりたいこと」の値札も同時に押し上げる。円建て資産だけで1億円を目指すのは、実は目標がズレている——外貨と外国株を持っている理由の半分は、この為替ヘッジです。
アメリカ株式市場|エヌビディア決算で持ち直し、最後にFRB議長が水を差す
| 指数 | 8/28終値 | 前日比 | 週間 |
|---|---|---|---|
| NYダウ | 53,559.99ドル | ▲9.45 | 約+0.5% |
| S&P500 | 7,711.76 | ▲19.23(▲0.25%) | +0.49% |
| ナスダック総合 | 26,402.43 | ▲138.93(▲0.52%) | 約+0.9% |
| 米10年債利回り | 4.722% | +0.054pt | — |
エヌビディア決算|「70%増収見通し」がAI相場を延命させた
8月26日(米国時間)発表の2026年5〜7月期決算は、売上高・利益とも市場予想を上回りました。8〜10月期の売上高見通しは1,080億ドル(予想1,052億ドル)。さらに2028年1月期の売上高が約70%増えるという新しい見通しが示され、AI半導体需要の持続性を印象づけました。翌27日のナスダックは+1.57%と大幅反発。
ただし手放しの好決算ではありません。メモリー価格の高騰で粗利益率は今後低下する見通しが示されました。「数量は伸びるが、採算は削られる」という構図です。私の浜松ホトニクスもAI・データセンター需要を追い風にしている銘柄なので、ここは他人事ではありません。AIサプライチェーンの中で誰がコスト高を負担するのか——9/2のブロードコム決算で、もう一段はっきりするはずです。
インフレと金融政策|「据え置き」から「年内1回」へ
7月のコアPCEデフレーターは前月比+0.2%で予想通り。ただし総合PCEは前年比+3.7%と予想(3.6%)を上回り、高止まりが鮮明でした。
市場が織り込む利上げ確率は9月会合で30%台後半、10月までの累計で60%超。年内合計1回がほぼ織り込まれた状態です。そこに8/28のウォーシュ議長講演が加わり、9月利上げ予想が据え置き予想を再び上回りました。米金利上昇、ドル買い、株式3指数そろって反落——これが金曜の絵です。
先週「相場の関心が業績ではなく金利に移っているサイン」と書きました。今週前半はエヌビディアの業績が主役に戻り、最後の1日で金利が主役を奪い返した。主役交代が週の中で2回起きた、と読んでいます。
なお金曜の米国株安は、日本時間8/31(月)に反映されます。今週の数字にはまだ入っていません。
今週の取引|指値2本、どちらも届かず失効
| 日付 | 銘柄 | 区分 | 数量 | 指値 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 8/24発注 | ソフトバンクG(9984) | 現物買 | 100株 | 4,600円 | 8/28 失効 |
| 8/28発注 | Globee(5575) | 現物売 | 200株 | 1,302円 | 8/28 失効 |
| 8/26 | 高砂熱学(1969) | 積立買 | 1株 | 成行4,314円 | 約定 |
| 8/26 | 大気社(1979) | 積立買 | 1株 | 成行3,900円 | 約定 |
| 8/26 | ソニーG(6758) | 積立買 | 1株 | 成行3,818円 | 約定 |
SBGの4,600円買い|282円届かず
8/24にSBGが一時5,000円を割り込んだところで置いた押し目買いの注文です。週の安値は8/25の4,882円。指値まで282円届かずに失効しました。
これは届かなくて正解だったと思っています。8/25の4,882円が週の底で、そこから4日かけて5,161円まで戻しました。4,600円という指値は「そこまで落ちたら喜んで拾う」水準で、高確率で約定する数字として置いていません。届かなかったのは、相場が思ったほど崩れなかったという意味です。
Globeeの1,302円売り|「そろそろ利確」の1本
こちらはそろそろ利益確定しておくか、という気持ちで置いた売り注文です。415株のうち200株を1,302円で。取得単価642円なので、約2倍での部分利確狙いでした。
| 日付 | 終値 | ザラ場高値 |
|---|---|---|
| 8/21(金) | 1,295円 | 1,320円 |
| 8/24(月) | 1,277円 | 1,348円(年初来高値) |
| 8/25(火) | 1,286円 | 1,308円 |
| 8/26(水) | 1,286円 | 1,301円 |
| 8/27(木) | 1,264円 | 1,291円 |
| 8/28(金) | 1,260円 | 1,326円 |
8/28は高値1,326円をつけているので、日中に1,302円を超えた瞬間はあったことになります。発注が高値をつけた後だった、というだけの話でしょう。出来高が9,500株しかない銘柄なので、指値の板に届いても200株さばけたかは怪しいところですが。
来週は同じ1,302円を、週初から期間指定で置き直すだけです。届けば200株利確、届かなければ415株ぶんの含み益がそのまま残る。どちらでも困らない注文だと思っています。
Globee単体の今週:株価1,295円→1,260円(▲2.70%)、含み益は270,995円→256,470円(+96.26%)。株主総会(8/27)は無風通過でした。
ソフトバンクグループ(9984)|週間▲1.8%、レンジ内で行ったり来たり
| 日付 | SBG終値 | 前日比 | 出来事 |
|---|---|---|---|
| 8/21(金) | 5,255円 | ▲2.45% | 先週末 |
| 8/24(月) | 4,975円 | ▲5.33% | アーム株安・一時5,000円割れ |
| 8/25(火) | 5,087円 | +2.25% | ザラ場安値4,882円 |
| 8/26(水) | 5,163円 | +1.49% | — |
| 8/27(木) | 5,200円 | +0.72% | エヌビディア決算好感 |
| 8/28(金) | 5,161円 | ▲0.75% | 週末 |
週間で▲94円(▲1.79%)。含み損は▲34,800円から▲53,600円(▲4.94%)へ拡大。ポートフォリオで今週いちばん資産を減らしたのはこの銘柄です(▲18,800円)。
「上で売って下で買う」は、たしかにうまくいかない
直近2週のSBGは4,882円〜5,357円。値幅475円、率で約9.7%のレンジを行ったり来たりしています。上限で利確して下限で買い直せれば、200株で単純計算9万円強。やりたくなる気持ちはよくわかります。
ただ、今週の自分の注文がそのまま答えになってしまいました。4,600円の買い指値はレンジ下限より下に置いていたので届かない。一方で5,300円あたりの売り指値は置いていない。つまり私は「下限より下で買いたい」と思いながら、上限で売る準備はしていなかったわけです。片側しか機能しません。
しかも構造的なハードルが2つあります。
ひとつはレンジがレンジだと確定するのは抜けた後だけということ。8月のSBGは8/18の約6,000円から8/25の4,882円まで、10営業日ちょっとで▲19%落ちています。今の4,900〜5,300円は「レンジ」というより「急落後にいったん止まっている場所」で、上にも下にも抜ける可能性が残っています。
もうひとつはSBGの値動きが自分でコントロールできない要因で決まること。今週の▲5.33%はアーム株安とハイパースケーラー株の総崩れ、8/27の反発はエヌビディア決算。どちらも米国市場の引け後に決まって、日本の寄り付きに一気に反映されます。
そして、これは兼業投資家としての根本の話でもあります。私は平日の日中、板を見ていられません。 55歳で会社を辞めたら時間はできますが、そのときに私がやりたいのはスノーボードとサーフィンと現地観戦で、モニター2枚並べてのデイトレではない。将来も含めて「板を見ない前提」で設計しないと、この運用は続かないわけです。だからレンジ売買に本気で乗り出すつもりはありません。
現実的にできること
なので落としどころはこのあたりです。200株を「動かさない100株」と「動かす100株」に分ける。 動かさない100株はNAV基準で握り続ける。動かす100株には、5,300円台の売り指値と4,900円台の買い指値を常時セットで置いておく。届かなければ何も起きないだけで、それで構わない。
8月にすでに1回、6,000円で買った100株を▲10%落ちる前に売れず、その後5,469円で利確して+40,100円を取っています。完璧に上と下を当てにいくのではなく、往復のうち片道だけでも拾えれば十分という設計が現実的な線だと考えています。
NAV基準そのものは崩れていない
6月末の公式NAVは1株当たり12,686円(前提ドル円162.39円)。今週はドル円が160.04円まで円安に戻ったので、為替の分だけNAVは上向きです。ざっくり12,000円台前半として、株価5,161円はNAVの約43%。先週の約44%、その前の48〜49%から、割安度は3週連続で深まりました。
LTV13.0%という財務の余裕は変わりません。市場が見ているのは財務ではなくアーム株とAI投資への心理で、そこが好転しないとディスカウントは縮まらない。ここは待つしかないところです。
主力4銘柄|合計はほぼ横ばい、AnyMindが一人で支える
| 銘柄 | 先週株価 | 今週株価 | 含み益(今週) | 増減 |
|---|---|---|---|---|
| AnyMind(5027) | 803円 | 814円 | +729,000円 | +24,750円 |
| 浜松ホトニクス(6965) | 2,367円 | 2,343.5円 | +189,771円 | ▲8,601円 |
| Globee(5575) | 1,295円 | 1,260円 | +256,470円 | ▲14,525円 |
| Arent(5254) | 4,260円 | 4,195円 | +32,256円 | ▲5,460円 |
| 合計 | — | — | +1,207,497円 | ▲3,836円 |
先週「4銘柄合計121万円」と書いた含み益は、120.7万円でほぼ横ばい。プラスはAnyMind1銘柄のみで、残り3銘柄はマイナスでした。
AnyMindは8/28に年初来高値856円をつけました(終値814円)。2,250株保有なので、株価が11円動くだけで2.5万円。今週いちばん貢献した個別株です。PER29.9倍・PBR2.74倍まで来たので、そろそろ「安いから買う」水準ではありません。ここからは業績の伸びが評価を追い越せるかの勝負に切り替わったと見ています。
浜松ホトニクスは▲8,601円。エヌビディア決算では強気な売上見通しが出た一方、メモリー価格高騰による粗利益率の低下見通しも示されました。「数量は伸びるがコストが重い」という論点は、光半導体の同社にも効いてきます。
今週の主役は投信だった|株式▲3,618円、投信+38,096円
ここが今週いちばん面白かった点です。含み損益の増加+34,479円を区分別に分解します。
| 区分 | 含み損益の増減 |
|---|---|
| 株式(特定) | ▲12,196円 |
| 株式(NISA成長) | +8,578円 |
| 投信(特定) | +16円 |
| 投信(NISA成長) | +6,295円 |
| 投信(NISAつみたて) | +31,786円 |
| 合計 | +34,479円 |
株式合計は▲3,618円、投信合計は+38,096円。 今週の増加分は、ほぼ全部が投資信託です。個別株を49銘柄も並べて毎週一喜一憂しているのに、資産を押し上げたのは何もしていない投信でした。
つみたて枠の内訳:
| ファンド | 基準価額 | 含み益の増減 |
|---|---|---|
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 45,344円(+1.35%) | +15,155円 |
| eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン) | 38,842円(+1.20%) | +10,897円 |
| eMAXIS Slim 新興国株式 | 27,786円(+1.49%) | +4,306円 |
| 日経平均高配当利回り株ファンド | 25,581円(+0.68%) | +1,267円 |
| イノベーション・インデックス・AI | 69,934円(+1.84%) | +161円 |
エヌビディア決算後の米国株上昇と、160円台への円安。この2つがそのまま基準価額に乗りました。 円安は個別の日本株にはすぐ効きませんが、外貨建て資産には即日効きます。
成長投資枠ではSBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジあり)が+3,901円。含み益は+79,847円(+44.6%)で、投信の中では最大です。
一方インド勢は不振継続。SMTAMインド株式が▲99円、たわらノーロードNifty50が▲37円。インドNIFTY50は週間▲0.7%でした。インド関連2本はいずれも含み損(▲5.0%、▲3.7%)で、6月から改善の兆しが見えません。 積立を止めるほどではありませんが、来月あたりで配分は考え直します。
「退屈な資産」が旅費を運んでくる
この分解は、私にとってわりと重い意味があります。
私は個別株を見るのが好きです。決算を読んで、指値を置いて、当たった外れたと記録する。この作業自体が趣味に近い。でも55歳で会社を辞めて世界一周に出たら、この作業は続けられません。 時差のある国からザラ場は追えないし、追いたくもない。
そう考えたとき、S&P500とオルカンとゴールドという「退屈な3本」が、私の本当の主力なんだろうと思います。つみたて枠だけで評価額254万円、含み益58.7万円。何も判断せず、何も見ずに、今週+31,786円を運んできました。旅先で放置できる資産こそが、旅費を出してくれる資産です。個別株49銘柄は、あくまでその横で遊んでいる部分だと位置づけを整理しておきます。
積立3銘柄|ソニーが+13.8%、大気社はまだ▲14.8%
8/26に高砂熱学・大気社・ソニーを1株ずつ、計12,032円買い増しました。
| 銘柄 | 株数 | 取得単価 | 株価 | 含み損益 | 先週比 |
|---|---|---|---|---|---|
| 高砂熱学(1969) | 35株 | 4,579円 | 4,318円 | ▲9,135円(▲5.7%) | +3,309円 |
| 大気社(1979) | 20株 | 4,549円 | 3,875円 | ▲13,480円(▲14.8%) | ▲598円 |
| ソニーG(6758) | 25株 | 3,451円 | 3,928円 | +11,925円(+13.8%) | +3,549円 |
3銘柄合計の含み損益は▲16,950円→▲10,690円へ改善。ソニーが週間+143円(+3.78%)と好調で、含み益は+10.16%→+13.8%まで伸びました。
高砂熱学も+98円と戻しています。データセンター向け空調という同じテーマの大気社が▲30円で置いていかれているのが気になりますが、こちらは高いところから買い始めてしまったぶんが重い。1株ずつの積立が平均単価をゆっくり下げてくれるのがありがたいところです(大気社は4,583円→4,549円)。
米国株・外貨|円安で全ポジションが改善
| 銘柄 | 株数 | 現在値 | 円換算損益 | 先週比 |
|---|---|---|---|---|
| GOOGL(特定) | 3株 | 346.59ドル | ▲5,209円 | +1,395円 |
| SBCメディカル(特定) | 75株 | 4.05ドル | +8,416円 | +544円 |
| GOOG(NISA) | 2株 | 342.88ドル | +14,853円 | +722円 |
| GOOGL(NISA) | 3株 | 346.59ドル | +26,369円 | +1,395円 |
SBCメディカルは65株→75株へ買い増し。アルファベットは4ポジション合計で+4,056円の改善ですが、中身はほぼ為替です。株価は344.82→346.59ドルで+0.5%しか動いていません。
| 通貨 | 残高 | 差引損益 | 先週比 |
|---|---|---|---|
| 米ドル | 1,995ドル | +5,174円 | +2,264円 |
| 豪ドル | 628豪ドル | +2,188円 | +400円 |
| メキシコペソ | 7,719ペソ | +2,943円 | +63円 |
160円台への円安で外貨3種すべてがプラス幅を拡大。この外貨ポジションは、将来の旅費の前払いという感覚で積んでいます。米ドルは世界一周の基軸通貨、豪ドルはサーフィンとスノーボードで行きたい国の通貨、メキシコペソは高金利での置き場所。円安が進むほど資産は増えるけれど旅費も上がる——そのブレを小さくするための持ち方です。
来週の注目|9月入り、日米の金融政策と自分の注文2本
来週から9月です。見ておくポイントを3つ。
9/2のブロードコム決算。 エヌビディアが示した「数量は伸びるが粗利益率は下がる」がAIサプライチェーン全体の話なのかを確認します。浜松ホトニクス、Arent、SBG(アーム経由)に直接効きます。
日銀9月会合(9/18-19)に向けた織り込み。 氷見野副総裁は「物価の基調が2%を超えていく可能性」に言及しましたが、9月利上げの確約はしませんでした。利上げなら円高、円高なら外貨建て資産と投信のブレーキ。 今週のプラス38,096円の大半が円安由来だったので、ここは素直に逆回転します。ただし旅費は安くなるので、私個人としては痛し痛しではありません。
8/28のFRB議長発言の織り込み。 金曜の米国株安(S&P500▲0.25%、ナスダック▲0.52%)と160円台の円安は、8/31(月)に反映されます。来週の頭は少し重いところから始まる想定です。
自分の注文は2本。Globeeの1,302円売り(200株)を期間指定で置き直す、そしてSBGの買い指値を4,600円から4,900円台へ引き上げるか判断する。後者はレンジ下限に寄せるということなので、下に抜けたときのリスクとセットです。決めきれなければ4,600円のまま置いておきます。
含み益200万円台を2週続けて維持できました。ただ今週の中身を見る限り、支えてくれたのは自分の銘柄選択ではなく、S&P500とオルカンと円安です。49銘柄の個別株を毎週追いかけている自分としては、ちょっと複雑な結果でもあります。
でもこれは、たぶん良い兆候です。私が目指しているのは「毎週勝つこと」ではなく、「板を見なくても増えている状態」を作ること。 55歳で会社を辞めて、飛行機に乗って、雪と波のあるところへ行って、スタジアムで声を出す。そのときにスマホで証券口座を開かなくて済むように、いま設計しているところです。
残り約8,945万円。来週も記録を続けます。
※本記事は個人の運用記録です。特定の銘柄・商品の売買を推奨するものではありません。私は証券アナリストでも金融アドバイザーでもなく、記載の見解は個人的な判断にすぎません。投資はご自身の責任と判断でお願いします。


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