【50代資産運用】中東有事でも589万円維持|分散投資の効果を実感

※免責:本記事は筆者の運用記録・見解であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

今週は、分散投資の意味を肌で感じた1週間でした。

2月28日(金)、米国とイスラエルがイランを空爆。週明け3月2日の東京市場は全面安となり、日経平均は一時1,900円超の急落。その後も3日連続で下げ続け、2月27日の終値58,850円から4日の安値圏では54,000円台まで沈みました。

オールカントリーもS&P500も新興国株式も下落。為替ヘッジありのゴールドファンドまで下がるという、まさに「全部下がる」展開でした。

しかし、私のポートフォリオは意外なほど耐えました。INPEX(1605)は原油高の恩恵で3,800円→4,091円(+7.7%)と逆行高し、含み益+95%に。浜松ホトニクスも全面安の中で2,023.5円→2,122円(+4.9%)と微増を続け、3週連続の上昇を記録。セレンディップも+4.6%と底堅い動きを見せました。

インデックスが軒並み下がる中で、個別株の一部が逆行して上がる——これこそが分散投資の効果なのだと実感しました。「分散が大事」と頭では分かっていたつもりでしたが、暴落の渦中で自分のポートフォリオが実際に守られるのを体験すると、その意味が腹の底から理解できます。

そしてもう一つ、今週は大きな一歩を踏み出しました。米国株への挑戦です。AIの軍事利用をめぐる業界の激動——アンソロピックのペンタゴン契約拒否、ChatGPTの250万人不買運動——を見て、その構造的な受益者であるアルファベット(Google親会社)をA株・C株それぞれ1株ずつ購入しました。日本株・投信・債券に加えて米国個別株というピースが加わり、ポートフォリオのグローバル分散がまた一段進みました。

ポートフォリオ全体の評価額は589万円とほぼ横ばい。含み益は83.4万円→73.4万円と約10万円の減少にとどまりました。日経平均が8%近く暴落した週としては、十分に踏みとどまったと言えるのではないでしょうか。50代から夢を全部叶えるために、今週もリアルな数字を公開します。

この記事を書いた人

個人投資家:じょーじ(50)
世界一周や海外移住など、人生の夢を実現するために55歳までに「投資資産1億円」を目指しています。 「長期」「積立」「確信を得るまで分析する」投資を信条に、 ファイナンシャルプランナーの学習を通じて資産形成の本質を探り続けています。

今週の投資サマリー
  • 評価額589万円を維持:先週比▲1,168円とほぼ横ばい(日経平均8%暴落の中で耐え抜いた)
  • 含み益73.4万円、含み益率14.24%:先週の83.4万円(16.50%)から約10万円減少
  • INPEXが逆行高で過去最高値圏:3,800円→4,091円(+7.7%)、含み益+95.46%でポートフォリオの守護神に
  • 浜松ホトニクスが全面安の中でも上昇:2,023.5円→2,122円(+4.9%)、3週連続の上昇で含み益+18%に
  • オルカン・S&P500・ゴールドまで下落する中、個別株の分散が効いた
  • 大同特鋼が急落:2,384円→2,087.5円(▲12.4%)、含み益+110%→+84%に縮小
  • 集中投資銘柄の毎週積立を継続:Globee +30株、浜松ホトニクス +15株、Arent +6株、シーユーシー +21株、ライズ +10株
目次

50代の資産運用成績|中東有事でもポートフォリオは589万円を維持

2026年3月第1週。米国・イスラエルによるイラン攻撃という地政学ショックが市場を直撃し、日経平均は週前半に4,500円以上の暴落を記録しました。オルカンもS&P500も新興国株式もゴールドも——あらゆるアセットが下落する中で、個別株の分散投資が効果を発揮した1週間でした。

評価額は589万円でほぼ横ばい。先週の589万円からわずか▲1,168円の減少にとどまりました。

ただし、これには集中投資銘柄の毎週積立による追加投資が含まれています。内訳はGlobee +30株で約1.9万円、浜松ホトニクス +15株で約3.2万円、Arent +6株で約2.7万円、シーユーシー +21株で約1.9万円、ライズ +10株で約0.5万円、合計で約10.2万円を新規投下しました。

つまり、追加投資を除いた実質ベースでは約10.3万円のマイナスです。含み益も83.4万円→73.4万円と約10万円減少しています。とはいえ、日経平均が58,850円から一時54,000円台まで約8%も暴落した週です。インデックスファンドが軒並み数%下落する中で、ポートフォリオ全体としてこの程度の影響で済んだのは、INPEXの逆行高と浜松ホトニクスの堅調さ、そしてセレンディップの底堅さといった個別銘柄の分散効果によるものです。

インデックスだけに投資していたら、今週はもっと大きなダメージを受けていたはずです。個別株で異なるセクターに分散していたことが、結果としてポートフォリオを守ってくれました。

運用成績サマリー|50代投資家の評価額・含み益・含み益率の推移

項目先週(2/27)今週(3/8)変化額
評価額5,890,347円5,889,179円▲1,168円
含み損益834,467円734,207円▲100,260円
含み損益率16.50%14.24%▲2.26pt
銘柄数76件76件±0件

※評価額はほぼ横ばいですが、約10.2万円の追加投資分(集中投資銘柄の毎週積立)を含んでいます。純粋な値動きベースでは約10.3万円のマイナスで、含み益も▲100,260円の減少です。


今週の株式売買記録|暴落局面でも集中投資銘柄の積立を継続

毎週積立の実績|Globee・浜松ホトニクス・Arent・シーユーシー・ライズ

イラン攻撃で相場が大荒れの中、今週も集中投資銘柄の毎週積立を継続しました。

銘柄先週今週増加取得単価変化
Globee(5575)370株400株+30株646円→643円
浜松ホトニクス(6965)290株305株+15株1,781円→1,797円
Arent(5254)54株60株+6株3,549円→3,621円
シーユーシー(9158)189株210株+21株893円→893円
ライズ(9168)30株40株+10株519円→513円

地政学ショックで市場全体が混乱しても、個別企業のファンダメンタルズが変わるわけではありません。Globeeの教育×AI、浜松ホトニクスのフィジカルAI、Arentの建設×DX、シーユーシーの医療×経営支援——これらの成長テーマはイランの情勢に左右されるものではありません。

だからこそ、淡々と積み立てる。暴落時に「買い続ける」という行動こそが、長期投資家の最大の武器だと信じています。


50代のポートフォリオ公開|株式・投資信託・債券の資産配分【2026年3月】

株式(現物)の保有状況と含み損益

口座区分先週評価額今週評価額変化含み損益率
特定口座129,790円123,522円▲6,268円16.22%→10.61%
NISA成長投資枠3,470,353円3,532,521円+62,168円9.58%→8.16%
株式合計3,600,143円3,656,043円+55,900円

NISA成長投資枠の評価額は増加していますが、これは集中投資銘柄の積立による追加投資分が含まれています。含み損益率は9.58%→8.16%と低下しており、実質的には株価下落の影響を受けています。

投資信託の保有状況と含み損益

口座区分先週評価額今週評価額変化含み損益率
特定口座2,357円2,180円▲177円13.11%→4.60%
NISA成長投資枠601,569円582,282円▲19,287円43.60%→39.00%
NISAつみたて枠1,686,278円1,648,674円▲37,604円24.34%→21.57%
投信合計2,290,204円2,233,136円▲57,068円

投資信託は軒並み下落しました。今週の特徴的な点は、通常であれば有事に強いはずのゴールドファンドまで下がったことです。金価格自体は中東有事で上昇しましたが、為替ヘッジありの設計のため円高進行が逆風となり、含み益率は67.84%→63.08%に低下。オルカン、S&P500、新興国株式も軒並み下落し、「インデックスに分散しているから安心」とは言えない局面でした。だからこそ、個別株で異なるセクターに分散していたことの価値が際立った週でもあります。

国内債券(社債)の保有状況

銘柄保有額利率償還日
ソフトバンクグループ社債2,000,000円3.98%2032/12/08

社債は変わらず200万円を保有。相場が荒れる中で、固定利回り3.98%の安心感はありがたいです。

ポートフォリオ総合計|評価額589万円・含み益73.4万円

項目金額
評価額合計5,889,179円
含み損益合計+734,207円
含み損益率+14.24%
前日比+57,008円(+0.98%)

含み損益の変動分析|INPEXの逆行高と大同特鋼の急落

今週は含み益が▲100,260円と減少しました。中東有事の地政学ショックで多くの銘柄が売られた一方、原油関連のINPEXが大きく上昇し、浜松ホトニクスも全面安をものともせず続伸。ポートフォリオ全体の崩壊を防ぎました。

含み益が増加した銘柄と要因

要因詳細
INPEX逆行高3,800円→4,091円(+7.7%)、含み益+66,573円→+77,922円。原油急騰で上場来最高値圏に
浜松ホトニクス続伸2,023.5円→2,122円(+4.9%)、含み益+70,325円→+99,125円に拡大。全面安の中でも微増を続ける底力
セレンディップ堅調1,732円→1,811円(+4.6%)、含み益+50.67%と依然好調
グリッド反発2,446円→2,486円(+1.6%)、含み損が▲2.59%→▲1.00%に縮小

含み益が減少した銘柄と要因

要因詳細
大同特鋼が急落2,384円→2,087.5円(▲12.4%)、含み益+110%→+84%に縮小。先週の+100%超えから後退
ククレブ大幅下落3,910円→3,415円(▲12.7%)、含み益+26.7%→+10.7%に半減
AnyMind再び下落518円→505円(▲2.5%)、含み損▲10,150円→▲29,000円に拡大
九州電力・四国電力が軟調九州電力2,014円→1,782.5円(▲11.5%)、四国電力1,771円→1,620円(▲8.5%)
日本精化下落2,797円→2,584円(▲7.6%)、含み益+25.9%→+16.3%に後退
アールプランナー調整2,238円→2,100円(▲6.2%)、それでも含み益+117%と驚異的
ゴールドファンド反落含み損益率67.84%→63.08%に低下。金価格は上昇したが、為替ヘッジありのため円高が逆風に

注目の個別株分析|INPEX・浜松ホトニクス・大同特鋼・AnyMind

INPEX(1605)が原油高で逆行高|含み益+95%でポートフォリオの守護神に

今週、ポートフォリオを支えた最大の功労者はINPEX(1605)です。

項目先週今週変化
株価3,800円4,091円+291円(+7.7%
保有株数39株39株変更なし
含み損益+66,573円+77,922円+11,349円
含み損益率+81.56%+95.46%
評価額148,200円159,549円+11,349円

米国・イスラエルによるイラン攻撃を受けてNY原油価格が急伸。INPEXは3月2日に一時4,210円まで上昇し、株式分割考慮ベースの上場来最高値を更新しました。取得単価2,093円に対して現在値4,091円、含み益率+95.46%と、100%の大台が目前に迫っています。

昨年10月に「エネルギー銘柄を1つ持っておこう」くらいの感覚で買ったこのポジションが、結果として地政学リスクへのヘッジとして見事に機能しました。オルカンもS&P500もゴールドも下がる中で、INPEXだけが逆行高。分散投資の効果を、これほどはっきり体感できた週はありません。

浜松ホトニクス(6965)が全面安でも3週連続上昇|含み益+18%に拡大

今週最も印象的だったのは、浜松ホトニクスの底堅さです。

項目先週今週変化
株価2,023.5円2,122円+98.5円(+4.9%
保有株数290株305株+15株(積立)
含み損益+70,325円+99,125円+28,800円
含み損益率+13.62%+18.09%

日経平均が4,500円以上暴落する中で、逆行して上昇を続けるというのは、この銘柄の底力を物語っています。全面安の局面でも微増を続けるというのは、市場がこの銘柄の技術的優位性をしっかり評価しているということでしょう。光半導体技術でグローバルに圧倒的なシェアを持つという事実は、中東情勢に左右されるものではありません。

含み益は+99,125円(+18.09%)と、購入以来の最高値を更新し続けています。10万円の大台が目前です。長い間、含み損に耐えながら毎週コツコツ積み立てを続けてきた甲斐がありました。引き続き毎週積立を継続していきます。

大同特鋼(5471)が急落|+100%超えで利確しなかった判断を振り返る

先週「利益確定のタイミングを考える」と書いた大同特鋼が、今週大きく下落しました。

項目先週今週変化
株価2,384円2,087.5円▲296.5円(▲12.4%
含み損益率+110.23%+84.08%▲26.15pt

先週「含み益+100%を超えたら利益確定するルール」について悩んでいると書きました。結局、週末の分析を経て「もう少し持とう」と判断しましたが、今週の暴落で+110%→+84%に後退。ルール通りに利確していれば、この下落は一部回避できていました。

ただ結局ガチホが良いのかなとも思っています。

「ルールを守る」ことの大切さを、身をもって学んだ気がします。もちろん、まだ+84%という十分な含み益があるので悲観する状況ではありません。しかし、「もっと上がるかも」という欲が判断を鈍らせるのだと痛感しています。今後、再び+100%に近づいた時には、売るのか?売らないのか?まだ決められていません。

今週の上昇銘柄と下落銘柄|先週比の一覧

上昇した銘柄:

銘柄先週今週変化率コメント
INPEX(1605)3,800円4,091円+7.7%原油急騰で逆行高、含み益+95%に
浜松ホトニクス(6965)2,023.5円2,122円+4.9%全面安でも上昇、3週連続の続伸
セレンディップ(7318)1,732円1,811円+4.6%2週連続の上昇、含み益+51%を維持
Arent(5254)4,395円4,570円+4.0%建設DX需要は地政学リスクに左右されず

下落した主な銘柄:

銘柄先週今週変化率コメント
ククレブ(276A)3,910円3,415円▲12.7%含み益が+26.7%→+10.7%に半減
大同特鋼(5471)2,384円2,087.5円▲12.4%+100%超えから後退
九州電力(9508)2,014円1,782.5円▲11.5%電力株も地政学リスクで売られた
四国電力(9507)1,771円1,620円▲8.5%同上
日本精化(4362)2,797円2,584円▲7.6%含み益+25.9%→+16.3%に後退
リケンNPR(6209)4,565円4,240円▲7.1%含み益+58%→+47%に縮小
アールプランナー(2983)2,238円2,100円▲6.2%それでもまだ含み益+117%

AnyMind(5027)が再び下落|ガチホの覚悟は変わらず

先週ようやく反発し、光が見えたと思ったAnyMindが、再び下落しました。

項目先週今週変化
株価518円505円▲13円(▲2.5%
保有株数1,450株1,450株変更なし
含み損益▲10,150円▲29,000円▲18,850円
含み損益率▲1.33%▲3.81%

中東有事の全面安の影響で、AnyMindも巻き込まれた形です。ただ、下落幅は▲2.5%と市場全体の下落率に比べればマイルドでした。

投資判断は変えません。来期の営業利益70%増のガイダンス、TikTok Shop市場の構造的拡大、3社買収によるバリューチェーン完成——ファンダメンタルズに変化はありません。中東有事はAnyMindの事業に直接的な影響を与えるものではないはずです。信じる銘柄はガチホ。今週もその方針を貫きました。


2026年の集中投資銘柄|4銘柄の運用実績と積立状況

集中投資4銘柄のパフォーマンス一覧【2026年3月8日時点】

銘柄テーマ株数取得単価現在値含み損益評価額
Globee(5575)教育×AI400株643円630円▲5,200円252,000円
Arent(5254)建設×DX60株3,621円4,570円+56,940円274,200円
シーユーシー(9158)医療×経営支援210株893円908円+3,150円190,680円
浜松ホトニクス(6965)フィジカルAI305株1,797円2,122円+99,125円647,210円
4銘柄合計+154,015円1,364,090円

集中投資4銘柄の含み損益推移|先週との比較

銘柄先週含み益今週含み益変化
Globee▲6,290円▲5,200円+1,090円
Arent+45,684円+56,940円+11,256円
シーユーシー+20,034円+3,150円▲16,884円
浜松ホトニクス+70,325円+99,125円+28,800円
合計+129,753円+154,015円+24,262円

中東有事の暴落の中でも、集中投資4銘柄の含み益は3週連続で拡大しました。 先週の+129,753円から今週は+154,015円と、約2.4万円の改善です。

浜松ホトニクスが+28,800円と最大の貢献を果たし、Arentも+11,256円と堅調。Globeeも微改善しました。一方でシーユーシーは▲16,884円と後退し、999円→908円(▲9.1%)と地政学ショックの影響を受けています。しかし、医療×経営支援という成長テーマへの確信は変わりません。下がった時こそ買い増し、毎週積立を淡々と続けていきます。

アルファベット(GOOGL・GOOG)を購入

今週、ポートフォリオに新たなカテゴリが加わりました。米国株です。

NISA口座を開設していた楽天証券では「アルファベット」と「Amazon」に投資していましたが、新NISAでSBI証券に口座を移してからは初の米株です。

銘柄市場数量取得単価(USD)現在値(USD)円換算評価額含み損益(円)
アルファベット A(GOOGL)NASDAQ1株296.15298.5247,112円+188円
アルファベット C(GOOG)NASDAQ1株296.00298.3047,077円+176円
合計2株94,189円+364円

なぜこのタイミングでアルファベットを選んだのか。きっかけは、AIの軍事利用をめぐる業界の激動でした。アンソロピック(Claude開発元)がペンタゴンとの2億ドル契約を事実上拒否し、一方でOpenAIは軍との契約を推進して250万人規模の不買運動(QuitGPT)が発生。その受け皿としてClaudeとGoogle Geminiが急成長しています。

アルファベットはアンソロピックの大株主(約14%保有・30億ドル超出資)であり、非上場のアンソロピックに個人投資家が間接投資できる数少ない手段です。さらに社内にAI倫理の歯止め文化があること、不買運動の受け皿になれるポジション、年間27兆円規模の設備投資を実行できる財務力——これらを踏まえて投資を決断しました。

詳しい購入理由は別記事にまとめています。

あわせて読みたい

アルファベット株を買った理由|AI軍事利用時代の投資判断

まだ各1株ずつ、合計約94,000円の小さなポジションですが、日本株・投信・債券に加えて米国個別株というピースが加わったことで、ポートフォリオのグローバル分散がまた一段進みました。ここから長期で育てていくつもりです。


投資信託の運用実績|オルカン・S&P500・ゴールドも下落した週

NISA成長投資枠の投資信託|ゴールドファンドの含み益率が低下

ファンド名先週評価額今週評価額含み損益率変化
SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド300,505円291,982円67.84%→63.08%
Tracers 日経平均高配当5077,181円73,583円47.21%→40.35%
SBI日本高配当(年4回決算)39,597円37,949円49.51%→43.29%
はじめてのNISA・オルカン78,952円77,092円31.58%→28.48%
SMTAMインド株式72,139円70,080円3.05%→0.11%

今週印象的だったのは、有事に強いはずのゴールドファンドまで下がったことです。金の国際価格自体は中東有事で上昇しましたが、このファンドは為替ヘッジありの設計のため、円高進行が逆風となりました。それでも+63%という水準は依然として突出しており、ポートフォリオの安定装置としての役割は変わりません。

オルカン、高配当系、インド株式も軒並み下落。「インデックスに分散しているから安心」とは言えない局面でした。だからこそ、INPEXや浜松ホトニクスといった個別株で異なるセクターに投資していたことの価値が際立ちました。

NISAつみたて枠の投資信託|新興国株式が約9pt低下

ファンド名先週評価額今週評価額含み損益率変化
eMAXIS Slim S&P500747,581円741,408円20.77%→19.77%
eMAXIS Slim オールカントリー630,787円615,955円25.40%→22.45%
eMAXIS Slim 新興国株式207,723円194,618円38.48%→29.74%
日経平均高配当利回り99,097円95,616円19.31%→15.12%

つみたて枠は全面的に下落しました。特に新興国株式が38.48%→29.74%と約9ポイントの大幅低下。中東情勢の緊迫化が新興国市場全体に波及した形です。S&P500は20.77%→19.77%と比較的下げ渋りましたが、オールカントリーは25.40%→22.45%と約3ポイント低下。日経平均高配当利回りも19.31%→15.12%と4ポイント以上の下落となりました。

ただし、いずれのファンドもまだ十分な含み益圏にあります。積立投資の強みは、こうした暴落局面でも安い価格で口数を買い増せること。長期で見れば、今週の下落は将来のリターンの種になるはずです。


今週の振り返りと来週の投資戦略

オルカンもゴールドも下がる中で実感した「個別株×セクター分散」の強さ

今週の最大の学びは、分散投資の効果を頭ではなく体で理解できたことです。

オルカンもS&P500も新興国株式もゴールドも——普段は「分散の代名詞」とされるインデックスファンドが軒並み下落しました。中東有事のような地政学ショックでは、アセットクラスを超えて相関が高まり、「何を持っていても下がる」という局面が生まれます。

しかし、その中でINPEXは原油高で逆行高し、浜松ホトニクスは全面安の中でも微増を続け、セレンディップも底堅く推移しました。インデックスの分散とは異なる、個別株のセクター分散が機能した瞬間です。

「分散投資が大事」という言葉は、今週を経て単なる知識から実感に変わりました。

利益確定ルールの反省|大同特鋼+110%→+84%で学んだこと

先週悩んでいた大同特鋼の利益確定。結局「もう少し持とう」と判断しましたが、今週の暴落で+110%→+84%に後退しました。

「含み益+100%を超えたら利確する」というルールは、こういう時のためにあるのだと改めて認識しました。上がっている時は「まだ上がるかも」と思ってしまう。でも、相場は突然裏切ります。今週のイラン攻撃のように、誰も予想できないイベントが起きる。だからこそルールが必要なのです。

+84%でもまだ十分な含み益です。次に+100%に近づいた時、今度こそルール通りに動く。それが未来の自分への約束です。

評価額600万円の大台は来週以降に持ち越し

先週「600万円まであと11万円」と書きましたが、中東有事で足踏みとなりました。評価額589万円は先週とほぼ変わらず。600万円到達は来週以降に持ち越しです。

ただ、日経平均が8%近く暴落する中で589万円を維持できたこと自体がポジティブです。地政学リスクが落ち着けば、再び600万円の大台が射程に入ってくるはずです。


来週の相場は、中東情勢の行方に大きく左右されるでしょう。ホルムズ海峡の封鎖が長期化するのか、それとも短期で収束するのか。市場がリスクオフの姿勢を続けるのか、反発に転じるのか。予測はできません。

でも私の投資方針は変わりません。淡々と積み立て、確信を持てる銘柄に集中投資する。そして長期で資産を育てる。

暴落はいつか来る。でも、暴落は永遠には続かない。そして暴落の中でも上がる銘柄がある——今週はそのことを身をもって体験しました。分散投資の効果を実感できたこの経験は、50代投資家としての大きな財産になると思います。来週もこの道を歩み続けます。

まとめ|50代の資産運用で中東有事を乗り越えた分散投資の実践記録

今週のポートフォリオを振り返ると、中東有事という地政学ショックの中で、評価額589万円をほぼ維持し、含み益73.4万円を確保できました。日経平均が4,500円以上暴落した週としては、十分に踏みとどまった結果です。

今週の学びを整理します。

インデックスが全部下がる局面でも、個別株の分散が効く。 オルカン、S&P500、ゴールドまで下落する中で、INPEXの逆行高と浜松ホトニクスの続伸がポートフォリオを守りました。分散投資の効果を、頭ではなく体で理解できた1週間でした。

ルールは守ってこそ意味がある。 大同特鋼の+100%超えで利確を見送った結果、暴落で+84%に後退。「まだ上がるかも」という欲がルール遵守を妨げる怖さを学びました。

暴落時こそ積立を続ける。 集中投資4銘柄の毎週積立を中断せず継続。相場が荒れる中でも淡々と買い続けることが、長期的なリターンにつながると信じています。

信じる銘柄はガチホ。 AnyMindは再び含み損が拡大しましたが、ファンダメンタルズに変化はありません。浜松ホトニクスは3週連続上昇で含み益+18%に。信じて待つ投資を、これからも続けていきます。

新しい一歩を恐れない。 AIの軍事利用をめぐる業界の激動を見て、アルファベット株で米国個別株デビューを果たしました。「どの企業にお金を預けるか」という選択を通じて、自分の価値観を示す投資を目指していきます。

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この記事を書いた人

こんにちは、おかだ しょうざぶろうです。
2008年に入社した大手IT企業で、ビジネス開発や新規事業を担当してきました。数年前には子会社に出向し、教育事業の立ち上げを責任者として担当しました。
それ以前は、IT業界専門の人材サービス企業で人材紹介サービスの新規事業立ち上げに携わり、最終的には人材紹介事業の責任者も務めました。
大学4年生、高校1年生、中学2年生の3人の父親でもあります。
「Journey from 50」では、投資・副業・起業・健康・学び・旅・食・子育てなど、50代からの挑戦をプロセスごとにリアルに発信。結果だけでなく挑戦の過程を共有し、読者の皆さんと一緒に「人生に遅すぎることはない」を体現しながら楽しむことを目指しています。
資格をとる気はありませんがファイナンシャルプランナーの学習を開始しました。

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