7月11日 ポートフォリオ振り返り|週前半は我慢、金曜の戻しでプラス着地

※免責:本記事は筆者の運用記録・見解であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

先週「+20%圏に手が届くところまで戻した」と振り返ったポートフォリオ。今週は週の前半こそ軟調に推移したものの、金曜にかけて力強く戻す展開となり、総合評価額732.1万円、含み損益+120.9万円(+19.80%)で着地しました。先週の718.3万円・+118.6万円(+19.77%)から、評価額+13.8万円、含み損益+2.4万円、含み損益率+0.03ptと、前週の急反発水準をしっかり維持したかたちです。

週の中盤は主力の含み益をやや削られる場面もありましたが、最終日(金曜)に浜松ホトニクス・メルカリ・AnyMindといった主力がそろって反発。前日比+11.5万円と大きく戻し、週間ではプラス圏を確保しました。「週前半は我慢、金曜に取り返す」——起伏はありつつも、崩れずに踏みとどまった一週間です。

そして今週も、高砂熱学・大気社・ソニーグループを特定口座で買い増し・組み入れる「攻めの一手」を実行しました。

50代・会社員・3児の父。55歳までに投資資産1億円を目指す道のりを、今週も包み隠さず記録します。

目次

運用成績サマリー|先週との比較

項目先週今週変化
総合評価額7,182,987円7,320,784円+137,797円
含み損益合計+1,185,543円+1,209,696円+24,153円
含み損益率+19.77%+19.80%+0.03pt
最終日の前日比+56,712円+115,024円

先週+19.77%まで一気に駆け上がったところから、今週は+19.80%とほぼ横ばい。ただし、この「横ばい」は平穏だったという意味ではありません。週の前半は軟調で含み益をじりじり削られ、最終日(金曜相当)の前日比+11.5万円という大幅反発でようやくプラス圏を取り戻した——そういう起伏のある一週間でした。急反発の翌週に、途中で下げても最後に取り返して水準を守れたのは、地味ながら大きな収穫です。「上げの週も踊り場の週も淡々と」——このスタンスで内訳を確認していきます。

口座別の含み損益|攻めのNISA成長枠が高値を維持

口座区分先週含み損益今週含み損益変化
株式(特定口座)+5,793円+2,333円▲3,460円
株式(NISA成長枠)+526,958円+550,404円+23,446円
投信(特定口座)▲27円+51円+78円
投信(NISA成長枠)+109,117円+112,461円+3,344円
投信(つみたて枠)+543,701円+544,448円+747円
合計+1,185,543円+1,209,696円+24,153円

今週も牽引役はNISA成長枠の株式で、単独で+23,446円。含み損益率も+14.44%→+15.09%へと着実に上昇しました。週前半に削られた分を、金曜に浜松ホトニクス・メルカリが取り返した格好です。

一方、特定口座の株式はわずかに減少(▲3,460円)。これは新規組み入れ銘柄の初動がまだ整わないことが一因です。投信各カテゴリはそろって小幅プラスで、つみたて枠+747円、NISA成長枠+3,344円。「攻めが最後に伸び、守りも崩れない」——起伏はあれど、着地はきれいにまとまった一週間でした。

今週の売買|新規に高砂熱学・大気社・ソニーを組み入れ

先週はセレンディップ・Finatextの利確でしたが、今週は逆に新規買い付け・買い増しを中心に動きました。特定口座で以下の建玉を組み入れ・積み増ししています。

取引銘柄口座株数取得単価現在値評価損益
買い増し高砂熱学(1969)特定8株4,767円4,795円+224円
買い増し大気社(1979)特定3株4,860円4,785円▲225円
買い増しソニーグループ(6758)特定8株3,438円3,359円▲632円

先週は高砂熱学7株・大気社2株・ソニー7株だったポジションを、それぞれ8株・3株・8株へと積み増しました。空調設備(高砂熱学・大気社)はデータセンター需要という構造的テーマ、ソニーはエンタメ・半導体の複合力に着目したポジションです。週前半の軟調な地合いは、むしろ仕込みの好機と捉えました。いずれも初動はまちまちですが、腰を据えて育てていきたい銘柄群です。

なお、先週利確したセレンディップ(7318)は特定口座で2株を残し、含み益率+47.14%を維持。「特定で利益を刻み、NISA本体は非課税で伸ばす」という方針は今週も一貫しています。

日本株ポートフォリオ|含み益トップ・ワーストの動き

含み益トップ|メルカリがダブルバガー達成、AnyMindは黒字を拡大

銘柄保有数先週含み損益今週含み損益含み損益率
浜松ホトニクス(6965)366株+308,904円+250,161円+37.45%
AnyMind(5027)2,250株+81,000円+123,750円+11.22%
セレンディップ(7318・NISA)44株+50,908円+36,652円+69.30%
INPEX(1605)39株+44,811円+49,452円+60.58%
メルカリ(4385)18株+37,224円+44,298円+105.90%
大同特鋼(5471・NISA)16株+27,136円+22,008円+121.30%
日本M&A(2127)60株▲90円+1,122円+2.84%

今週の主役は、なんといってもメルカリ(4385)のダブルバガー達成です。株価4,392円→4,785円とさらに急騰し、含み損益率が+88.98%→+105.90%へ。ついに取得単価の2倍を突破しました。18株という決して大きくないポジションながら、含み益+4.4万円は堂々のトップ級。金曜の前日比+168円(+3.64%)が最後のひと押しになりました。

AnyMind(5027)も続伸。株価526円→545円とさらに上値を伸ばし、含み益は+81,000円→+123,750円へと+4.3万円拡大しました。2,250株という最大ポジションが、2週連続で最大の追い風に。含み損益率も+7.35%→+11.22%へと上昇し、黒字ポジションが定着しつつあります。

一方、首位の浜松ホトニクスは週前半の調整が響き、株価2,669円→2,508.5円と反落。含み益は+30.9万円→+25.0万円へと▲5.9万円減少しました。ただし金曜は前日比+87円(+3.59%)と戻しており、366株の厚いポジションで含み益25万円は依然として金額首位。先週の急伸の反動と捉え、慌てずに構えたいところです。INPEX(1605)は原油高を背景に+49,452円へと持ち直し、含み損益率+60.58%と高水準を維持しています。

含み損ワースト|MacbeePが依然として最深、下げ組は一進一退

銘柄保有数先週含み損益今週含み損益含み損益率
グリッド(5582・NISA)37株▲19,795円▲21,682円▲23.34%
MacbeeP(7095)13株▲18,733円▲18,161円▲54.87%
ウォンテッドリー(3991)38株▲14,554円▲14,174円▲29.07%
ユカリア(286A・NISA)23株▲7,130円▲4,508円▲19.31%
トリドリ(9337・NISA)6株▲3,792円▲4,140円▲30.24%

含み損益率で最も深いのは引き続きMacbeeP(7095)の▲54.87%。ただし株価1,105円→1,149円と反発し、含み損は▲18,733円→▲18,161円へとわずかに縮小しました。グリッド(5582)は逆に含み損が▲19,795円→▲21,682円へと拡大し、金額ベースでは今週のワースト筆頭に。週前半の下げを金曜だけでは取り返しきれなかった格好です。

明るい材料はユカリア(286A)の改善で、含み損が▲7,130円→▲4,508円へと+2,622円縮小。含み損益率も▲30.54%→▲19.31%へと大きく持ち直しました。一方、ウォンテッドリー(3991)は▲14,174円とほぼ横ばいで、前日比▲18円と最終日も冴えず、依然として上昇相場に置いていかれた印象。ここは引き続き方針を決めておきたい銘柄です。

投資信託|守りの主力は静かに水準維持

つみたてNISA(5本)|S&P500・全世界が続伸

ファンド今週評価額含み損益含み損益率先週比
eMAXIS Slim S&P5001,084,149円+245,126円+29.22%+5,385円
eMAXIS Slim 全世界873,168円+205,161円+30.71%+1,516円
eMAXIS Slim 新興国278,905円+78,901円+39.45%▲8,042円
日経平均高配当利回り158,753円+13,945円+9.63%+2,011円
イノベーション・AI7,917円+1,317円+19.95%▲122円
合計2,402,892円+544,448円+29.30%+747円

つみたてNISAは全体で+747円とほぼ横ばい。含み損益率は+30.92%→+29.30%とわずかに低下しましたが、これは新規積立による取得額の増加が主因で、実質的な資産は堅調です。主軸のeMAXIS Slim S&P500は含み益+24.5万円・+29.22%と先週比+5,385円で続伸。オールカントリーも+20.5万円・+30.71%と高水準を維持しました。米国・全世界株の2本柱が、今週も土台をしっかり支えています。新興国とAIファンドはやや調整しましたが、全体への影響は限定的です。

NISA成長投資枠・投信(8本)|ゴールドが+30%圏へ再突入

ファンド今週含み損益含み損益率先週比
ゴールドファンド(為替H)+55,384円+30.93%+2,464円
はじめてのNISA全世界+27,196円+45.32%+154円
Tracers高配当50+23,226円+43.49%+1,001円
SBI日本高配当+13,388円+49.92%▲264円
SMTAMインド▲2,753円▲3.93%▲478円
インドネシア▲3,691円▲18.45%+534円
たわらインド▲314円▲2.98%▲60円
中国A株+25円+6.21%▲7円
合計+112,461円+26.76%+3,344円

このカテゴリは全体で+3,344円の改善。牽引したのはゴールドファンド(為替ヘッジあり)で、含み益+52,921円→+55,384円(+2,464円)、含み損益率も+29.56%→+30.93%へと再び+30%圏を回復しました。中央銀行の金購入や米財政赤字懸念といった構造的な下支え要因は健在で、じわじわと最高値圏を伺う展開です。

高配当系(Tracers高配当50、SBI日本高配当、はじめてのNISA全世界)はそろって+43〜50%台の高い含み損益率を維持。一方でインド・新興国系は小幅に軟調でしたが、インドネシアは+534円と持ち直しました。特定口座の投信も、auレバレッジ・ハンセン中国ファンドは調整したものの、カテゴリ合計は▲27円→+51円とわずかにプラス転換しています。

米国株アルファベット(GOOGL・GOOG)|高値圏で高止まり

銘柄口座数量取得単価(USD)現在値(USD)含み損益(USD)
GOOGL(A株)NISA3株289.79357.18+202.17 USD
GOOG(C株)NISA2株296.11355.03+117.84 USD
NISA小計5株+320.01 USD
GOOGL(A株)特定1株359.17357.18▲1.99 USD
SBCメディカル(SBC)特定25株3.162.97▲4.75 USD

NISA枠のアルファベットは、GOOGLが359.91→357.18ドル、GOOGが356.18→355.03ドルとわずかに反落。含み益は先週の+330.50 USDから+320.01 USD(+21.89%)へと小幅に縮小しました。とはいえ依然として+20%超の高水準で、「AIの頭脳」テーマの底堅さは健在です。

特定口座のGOOGL(A株)は▲1.99 USDと小幅マイナスに戻しました。SBCメディカルグループ(SBC)は15株→25株へさらに買い増し。株価は3.25→2.97ドルと軟調で含み損▲4.75 USDとなりましたが、平均取得単価を下げながらポジションを育てる局面です。

外貨建資産|3通貨そろって含み益を維持

通貨購入残高(円)今週評価額(円)差引損益金先週差引損益
米ドル244,928円251,681円+6,753円+5,650円
豪ドル54,422円55,058円+635円+301円
メキシコペソ54,430円56,037円+1,606円+1,373円
合計353,780円362,776円+8,994円+7,324円

外貨建資産は今週も3通貨すべてが含み益を維持し、差引損益は先週の約+7,324円から約+8,994円へと拡大。米ドルは残高1,485→1,545ドルへさらに増やし、差引損益+6,753円。豪ドル・メキシコペソもそれぞれ増額しつつプラスを確保しました。為替分散と外貨建ての利息収入を狙った地道な積み上げは、相場が上げても踊り場でも着実にプラスを積み上げてくれています。

ソフトバンク社債200万円|変わらぬアンカー

銘柄保有額利率償還日
ソフトバンクグループ社債(第67回)2,000,000円3.98%2032/12/08

ポートフォリオ全体732.1万円の約27.3%を占めるアンカー。年間約8万円の確定利息を生み出します。株式が週前半に軟調となった局面でも、この「動かない200万円」が全体の重心を支えました。攻めの個別株で腰を据えて上昇を待てるのは、この確定利息の土台があるからこそ、という側面を今週も改めて感じます。

今週の総括|週前半は我慢、金曜の戻しで水準を死守

今週の3つの学び

1. 週の途中の下げは、金曜の戻しで取り返せることもある 今週は前半に含み益をじりじり削られる展開でしたが、最終日の反発(前日比+11.5万円)でしっかりプラスを確保し、前週の水準を死守しました。週の途中経過に一喜一憂して慌てて動くより、腰を据えて金曜の着地を待つ——このどっしり構える姿勢が、結果的に含み益を守ることにつながりました。上昇トレンドの途中の下げは、しばしば「押し目」に過ぎないと改めて感じます。

2. ダブルバガーは「持ち続けた者」に訪れる メルカリ(4385)がついに含み損益率+105.90%とダブルバガーを達成。2025年6月の取得から約1年、途中の調整局面でも売らずに持ち続けた結果です。伸びる銘柄は一直線ではなく、上下を繰り返しながら育つ——この当たり前を、含み益で改めて体感しました。

3. 軟調な週こそ「攻めの種まき」の好機 今週は週前半の下げ局面を利用して、高砂熱学・大気社・ソニーを買い増ししました。相場が一服して株価が下がる場面こそ、次のテーマ株を仕込む好機。データセンター需要(空調)やエンタメ・半導体(ソニー)という新しい構造テーマへ、下げを味方につけて振り向ける——攻めの手を止めないことが、長期の資産形成では効いてくると考えています。

来週の注目ポイント

  • メルカリ(4385)がダブルバガー達成後も上値を伸ばせるか
  • AnyMind(5027)が550円台を固め、黒字ポジションをさらに拡大できるか
  • 浜松ホトニクスが調整一巡から2,600円台を回復できるか
  • グリッド(5582)・MacbeeP(7095)などワースト組が反発に転じるか
  • ゴールドが+30%圏を明確に固められるか
  • 新規組み入れの高砂熱学・大気社・ソニーが初動から上向くか
  • 日経平均が引き続き高値圏(6万8千円台)を維持できるか

おわりに|下げても最後に取り返した一週間

含み損益+120.9万円、含み損益率+19.80%。週の前半は軟調に削られましたが、金曜の力強い戻しで前週の水準をしっかり死守し、+20%のラインを指先に捉え続けています。途中で下げても最後に取り返せたことは、地味ながら確かな前進です。

上げの週の翌週こそ、「途中の下げに動じないか」が問われます。伸びた銘柄を淡々と見守り、軟調な場面では次の種をまく——この規律を崩さずに、来週も包み隠さず記録していきます。

それでは、また来週のポートフォリオ振り返りでお会いしましょう。

※本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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この記事を書いた人

こんにちは、「じょーじ(50)」です。
2008年に入社した大手IT企業で、ビジネス開発や新規事業を担当してきました。数年前には子会社に出向し、教育事業の立ち上げを責任者として担当しました。
それ以前は、IT業界専門の人材サービス企業で人材紹介サービスの新規事業立ち上げに携わり、最終的には人材紹介事業の責任者も務めました。
大学4年生、高校1年生、中学2年生の3人の父親でもあります。
「Journey from 50」では、投資・副業・起業・健康・学び・旅・食・子育てなど、50代からの挑戦をプロセスごとにリアルに発信。結果だけでなく挑戦の過程を共有し、読者の皆さんと一緒に「人生に遅すぎることはない」を体現しながら楽しむことを目指しています。
資格をとる気はありませんがファイナンシャルプランナーの学習を開始しました。

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