副業は“もう1つの財布”|40代・50代会社員のリアル

会社ではそれなりに責任ある仕事を任されています。
概ね満足しています。(もちろん小さな不満は沢山ありますが😅)

でも最近、ふと思うのです。
「ここ数年、成長を感じられていないな」と。

若い頃のように必死に努力しなくても、経験と慣れでどうにかなります。
それ自体は、必ずしも悪いことではありませんが、どこか物足りなさを感じる自分がいます。

40代後半、50代でも新しいことに次々にチャレンジしている人もいるでしょう。

でも40代後半、50代の多くは私と近い感覚なのではないかなと思います。

いつも考えているわけではないけれど、ふとした瞬間にそんな思いがよぎるのです。

そして

「まだまだ、成長したいな」と思うのです。

本業の給料に不満はありませんし(もちろん、もっと欲しいですが😅)
投資も続けています。
それでも、将来への漠然とした不安のようなものがあります。

詳しくは知らないけれど、なんとなく聞こえてきます。
「役職定年があるらしい」「60歳からは嘱託契約になるらしい」
実際に、そんな立場で働く先輩たちを見かけます。

正直、先輩たちの多くは楽しそうには見えません。

自分は“無理して会社にしがみつくような生き方”はしたくない、
なんとなく、そんなことを考えています。

そのためにも、会社からもらう給与だけに頼らない生き方をしたい。
自分の意志で自由になる“もう1つの財布”を持っておきたい。

もちろん、投資もその一つの手段です。
でも、投資にはリスクがあります。
市場が荒れれば、一瞬で資産が減ってしまうリスクが常に存在すると思います。

だからこそ、自分でコントロールできる“副業”という収入の軸を持つことで、
心にゆとりが生まれ、人生の選択肢が増えると思うのです。

そんな思いから、私は40代後半に本格的に副業をはじめました。
この記事では、そこから見えてきた「会社員が副業で“もう1つの財布”をつくるということのリアル」を、
私の体験を通してお伝えしたいと思います。

この記事を書いた人

おかだ しょうざぶろう(50)

現職の大手IT企業では約20年ビジネス開発職を中心に従事し、新規事業事業の立ち上げでは事業責任者も経験しました。
前職では、人材紹介事業の立ち上げを担当し、採用企業(人事・経営陣)と転職者の双方を支援しました。
経営幹部クラスのヘッドハンティングやアウトプレースメント(再就職支援)にも従事し、延べ2,000名以上のキャリア支援に関わってきました。

2024年には副業で 売上2,168,230円/収入1,028,021円 を達成。
現在は「50代からのキャリア再設計」をテーマに、起業・副業・学び直しのプロセスを発信しています。

目次

第1章 終身雇用の崩壊から転職、そして副業


「終身雇用の崩壊」が社会人としてのスタート

私たちの世代は、高度経済成長期やバブル期のように「1つの会社で定年まで勤め上げる」ことが
当たり前だった時代が終わったタイミングで社会人になりました。

「終身雇用制度の崩壊」などと多くの専門家が言いだした時期で、
転職は特別なことではなく、自然な選択肢になっていきました。

私自身も、これまでに数回の転職を経験しましたし、
私の周りでも転職を経験したことがない人の方が少数派です。

自分の給与は自分でつくるもの!?

転職では毎回、給与が上がりました。
なので、どこかで「自分の給与は自分でつくるものだ」という感覚を持っていた気がします。

給与に不満はありませんでした。
毎月、安定して給与をもらえる生活をおくることが出来たので、お金に強い執着もなかった気がします

しかし、結局のところ私の収入は所属する会社に依存していました。
私の収入は上司の評価によって変動する事実に潜在意識ではモヤモヤする気持ちがあったような気もします。

“もう1つの財布”という発想との出会い

2017年、当時の安倍内閣が「働き方改革」の一環として「副業・兼業を認める方向で普及を促進する」
ことを決め、連日「日本経済新聞」などでも報道されました。

それまで日本の多くの企業では副業が禁止され、
会社員は「会社からの給与」という一本の収入に頼るしかありませんでした。

しかし、働き方改革の流れの中で副業が解禁され、
「会社以外から収入をえること」が私が所属する会社でも認められました。

その時、私は“もう1つの財布”を持つという選択肢があること“を意識した気がします。

この時の私は、収入を増やすことにも興味はありましたが、
自分の経験や能力を活かす“もう1つの場所”を持つことへの関心も強かった気がします。

会社という枠の中だけで完結しない働き方。
自分の力を試せるもう一つのステージを、
どこかで求めていたのだと思います。

副業がくれた“自由”と“実感”

私が副業をはじめて最初に感じたのは、
お金以上に“感覚”の変化でした。

大きな組織の中では、どうしてもお客様との距離が遠くなりがちです。
自分の仕事がどんな形で誰の役に立っているのか、
日々の業務の中では見えにくくなることがあります。
※実際には大企業の中にいると、そのことにすら気づかずにいました。

一方、副業では自分の仕事の成果が
相手の喜びや感謝の言葉として、すぐに返ってきます。
「ありがとう」「助かりました」と直接伝えられた瞬間に、
自分の力で価値を生み出している実感がありました。


「1億円の売上」よりも「1万円の手応え」

普段の業務では、数千万円から数億円の売上を扱うことも珍しくありません。
けれど、予算シートの中に記された「1億円」よりも、
自分が1から作ったサービスで「1万円」の売り上げがつくれた時の
ワクワクは、ずっと大きかったように思います。

そして、その1万円が自分の口座に入金された瞬間
「自分の力でお金を生み出せた」という感覚がありました。

それは、金額の大小とは関係なく、
これまで会社を通じてしか得られなかった“働く成果”を、
初めて自分の手でつかんだような感覚でした。

お金を稼ぐこと自体が嬉しい。
でも、それ以上に嬉しかったのは、
自分の行動が直接お金という形で評価されたことです。
それが、自分の中の“働く意味”をもう一度呼び起こしてくれました。


副業がくれた“3つの自由”

もう一つ強く感じたのは、自由の多さです。
副業では、すべてを自分で決めることができます。

  • どんな仕事をするか(取捨選択の自由)
  • いつ・どこで取り組むか(時間の自由)
  • どう進めるか(判断の自由)

会社のように会議や承認を待つ必要もなく、
自分の意思で動き、自分の判断で形にできる。
そのプロセス自体が楽しく、刺激的でした。

副業で得られたお金は決して大きくはありません。
けれど、それは“自分の力で社会に価値を生み出した証”です。
その積み重ねが増えるほどに、
お金だけでなく、心の中の充実感も少しずつ広がっていきました。

第2章 30代での“ブログ副業”が教えてくれたこと

30代の時に“ブログ”でまさかの100万円超えと、その後の失速

30代の頃、私は腕時計が好きだったこともあり、
趣味を兼ねて腕時計紹介のブログを立ち上げました。
無料のブログサービス「Seesaaブログ」を使い、
Amazonアフィリエイト広告を貼って、好きな時計を紹介する。

そんな感じで10個くらいのブログを運営していました。

最初のうちはアクセスもほとんどなく、
「本当にこんなもので売れるのかな」と半信半疑でした。
それでも、好きな腕時計について書くのは楽しく、
気づけば毎晩のように記事を更新していました。


ロレックスが売れ始めた――想像以上の反響

ある月、驚くようなことが起きました。
紹介していたロレックスの腕時計が、Amazon経由で連続して売れたのです。
1本100万円を超える高級時計でしたが、
1件あたり1万円ほどの紹介報酬が入り、月に数万円の副収入がありました。

それだけでも十分驚きでしたが、さらに“奇跡”が起きます。
ある日、ブログのアクセスが突然何十倍(何百倍だったかも?)にも跳ね上がったのです。

調べてみると、嵐のテレビ番組で紹介されていた時計を紹介した記事が爆伸びしていました。

そして調べてみると、流入元はGoogleとYahoo!JAPAN…

私はGoogleで「番組名+腕時計名」と検索してみました。
すると、私のブログがGoogle検索の1位に表示されていたのです。


数日で100万円――そして、突然の“0”

その時計は1万円前後のモデルでしたが、
数日で数千個が売れ、報酬は一気に100万円近くに到達。

「まさか趣味のブログでここまでになるなんて…」と、
心から興奮したのを今でも覚えています。

一瞬、「このまま本業にできるかもしれない」とさえ思いました。

しかし、その夢はあっけなく終わりました。
数日後、アクセスが突然ゼロになったのです。

調べてみると、私のブログはGoogleの検索結果から完全に姿を消していたのです。
どれだけページをめくっても出てこない。
10ページ目まで探しても、どこにもない。

どうやらGoogleの検索ロジックが大きく変更され、
無料ブログサービスで運営されているサイトが
上位に表示されにくくなったタイミングだったようです。

今振り返ると、
あのとき勢いで会社を辞めずに本当に良かったと思います。
検索結果から消えたときはガッカリしましたが、
あの経験から副業の可能性と恐さを学べた気がします。


40代で再び感じた“自分で動きたい”という気持ち

30代のブログ副業で、偶然にも大きな収益を得たあの経験。
一方で、たった1つのルール変更(Googleのアルゴリズム変更)で
一瞬にして収益が消えた現実も味わいました。

その後は仕事が忙しくなり、副業から離れて十数年。
会社員としてのキャリアを重ね、気づけば40代半ばになっていました。

仕事は順調でした。
責任ある立場を任され、後輩を育て、チームをまとめる。
安定した環境の中で、日々の業務をこなしていました。

でも、心のどこかで感じていました。
「ここ数年、自分の成長を感じていないな」と。

若い頃のように、がむしゃらに努力しなくても
ある程度の成果は出せる。
でも、そこには“挑戦している感覚”がありませんでした。


副業が再び「現実的な選択肢」になった時代

そんなときに社会の流れが変わりました。
働き方改革、副業解禁、副業推奨――。

引用:2019年5月20日の日経新聞1面より

これまで当たり前に禁止されていたことが、
むしろ「経験を広げるためにやってみよう」と言われる時代になったのです。

会社としても、公式に副業を認める方針に変わりました。
私はその流れを見ながら、
「もう一度、自分の力で何かを生み出したい」と思うようになりました。

これは30代の「成功と失敗が同時に訪れた」ような、あの経験を忘れていなかったことが背景にあると思います。
自分の経験を活かしながら、長く続けられる形で挑戦したいと思いました。

第3章 “もう1つの財布”をつくるための考え方


1. 「すぐ稼げる」より「長く続けられる」を選ぶ

副業を始めるとき、多くの人が最初に気にするのは「どれが儲かるか」だと思います。
ですが、40代・50代からの副業で本当に大切なのは、「すぐ稼げるか」よりも「長く続けられるか」ではないでしょうか?

若い頃のように睡眠時間を削ったり、勢いで大きなリスクを取ったりするのは現実的ではありません。
だからこそ、時間をかけて積み上げていける“仕組み”を持つ発想が重要だと感じています。


2. 副業の二つの型:フロー型とストック型

副業は大きく フロー型ストック型 に分けられます。
どちらが優れているという話ではなく、目的・性格・生活リズムに合う形を選ぶのがポイントです。

【フロー型】——働いた分だけ報酬が入る“即収入型”

自分の時間や労働力を直接お金に換えるスタイルです。結果が早く見え、始めやすいのが特長です。
代表例:

  • ライティング/デザイン/翻訳などのクラウドソーシング案件
  • 配達サービス・家事代行・オンライン秘書などのスポット業務
  • イベントスタッフ・撮影補助などの単発ワーク

    メリット: すぐ収入が得られるケースが多い
    デメリット: 手を止めると収入も止まる・時間や体力への依存度が高い。

【ストック型】——仕組みを積み上げ“後から効いてくる”型

一度つくった仕組みやコンテンツが、時間の経過とともに収益を生み続けるタイプです。
代表例:

  • ブログ/YouTube/SNSなどの情報発信(広告・アフィリエイト)
  • 電子書籍・オンライン講座などのデジタルコンテンツ販売
  • 写真・音楽などのストック販売
  • 不動産収入

    メリット: しっかり育てば安定・自動化しやすい。
    デメリット: 収益化まで時間がかかる・継続力が必要。※不動産などは初期投資が必要。

私が1番稼がせてもらっているのがA8.netです。



3. 「中間型」——フローをストックに変えていく

セミナー講師や個別コンサルティングは、フローとストックの中間に位置づけられます。
一度の登壇や面談はフローですが、内容を資産化すればストックに転換できます。

  • セミナー:録画してオンデマンド講座化/資料テンプレートを販売
  • コンサル:ナレッジを体系化し電子書籍・チェックリスト・テンプレ集にして販売
  • ライティング:自分のブログ・メルマガに蓄積して“自社メディア”化

重要なのは、「都度の仕事を“残る形”に変える意識」です。
これだけで、同じ労力でも翌年以降の成果が変わります。


4. 年代と相性は「向き不向き」ではなく、環境と目的

ストック型はコツコツ型の人にはよく合います。
特に40代・50代は経験・人脈・視点が蓄積され、子育て等が一段落してライフサイクル的に合っている年代だと思います。

  • フロー型は「短期の現金化」には強いが、時間・体力リソースに収入が直結しがち。
  • ストック型は「立ち上がりは遅い」が、続けるほど楽になる構造を作りやすい。

どちらが“向いている”かではなく、いまの自分の目的と環境に合うかで判断する。
このニュートラルな視点が、無理のない継続につながります。


5. 60代以降への橋渡し——“これからの財布”を育てる

40代・50代で始める副業は、いまの生活を支えるだけでなく、60代以降の“もう1つの財布”にもなります。
定年後にフロー型を続ける選択も良いと思います。しかし私は、できるだけ無理なく自分のペースで続けられる仕組みを重視したいので、ストック型を育てておきたいと考えています。

第4章 副業が“起業のきっかけ”になるとき


1. 起業はゴールではなく、“選択肢のひとつ”

副業を続けていると、
「もしこの活動を、もう少し広げたらどうなるだろう」――
そんなことを考える瞬間があるかもしれません。

それが、起業という選択肢を意識するきっかけになる人もいます。
ただし、それはあくまで自然な延長線上の選択であって、誰もがそうなる必要はないと思います。

副業は、
「自分はどんな働き方をしたいのか」「どの規模でやりたいのか」
を自分で決めることになります。

規模を拡大したいと思うなら起業も選択肢だと思います。

私自身は、まだ起業という形にはしていません。
ただ、副業を通じて感じるのは、会社の外で自分の力を試すことが、次の可能性を広げてくれるということです。


2. 規模を広げることだけが“正解”ではない

副業をしていると、
「もっと売上を伸ばしたい」「事業として成長させたい」と思うときもあれば、
「今のサイズ感で十分」「自分のペースを大事にしたい」と感じるときもあります。

どちらが良い・悪いという話ではありません。
重要なのは、“自分が何をやりたいのか”を軸に考えることです。

規模を拡大すれば、得られる収入も増える可能性があります。
その一方で、責任も増え、仕組みの管理や人との関わり方も変わります。

小規模であっても、自分の得意や経験を活かし、お客様に喜んでもらえる形で続けられるのなら、
それは立派な「自分らしい働き方」です。

副業の魅力は、どのサイズで続けるかを自分で選べる自由にあります。


3. ストック型で“拡大が向くもの”と“小規模で深めるもの”

拡大が向くストック型の副業

  • オンライン講座/学習コンテンツ(複数コース展開、外部講師・共同制作)
  • EC・サブスクリプション(在庫・受注・サポートの仕組み化)
  • メディア運営(ブログ・YouTube)(外部ライター・編集者の分業)
  • デジタル商品(アプリ・テンプレ・ツール)開発

これらは、仕組みを整えるほど“自分が手を動かさなくても広がる”構造をつくれます。

小規模で深めるストック型の副業

  • 専門ノウハウの体系化(ニッチ領域の電子書籍・ミニ講座・ワークシート販売)
  • クリエイティブの資産化(写真・音源・デザイン素材のストック販売/ポートフォリオ化)
  • 個人メディアの積み上げ(ブログ・メルマガ・SNSでの長期的なファン形成)

こちらは、規模を拡大しなくても、濃い読者・顧客が積み上がるほど安定します。


4. “中間型”をストック化するアイデア(フロー→資産へ)

一見フローに見える仕事でも、やり方次第でストックに転換できます。
下記は、ストック化の具体例です。

  • セミナー講師
    • 録画してオンデマンド化/スライドをテンプレートとして販売
    • 質疑応答をQ&A集に編集し、ミニ教材として提供
  • 個別コンサルティング
    • よく使う診断表・手順書・提案雛形をテンプレ集に
    • ケーススタディを匿名化し、電子書籍・ノート記事で体系化
  • ライティング/研修資料作成
    • 納品物を土台に、自分のブログ・メルマガで再編集して蓄積
    • 「用語集」「チェックリスト」など汎用化し、配布・販売
  • 専門職(トレーナー/士業 など)
    • 頻出相談を動画ミニ講座に分解、マイクロコンテンツとして販売
    • ツール・計算シート・フォームをプロダクト化

キーワードは「都度の仕事を“残る形”にする」です。
同じ労力でも、翌年以降のリターンがまったく変わります。


5. 収入の設計も“規模”で変わる

  • 小規模を深める場合: 「一件あたりの価値」を高め、単価アップで安定化。
  • 拡大を目指す場合: 仕組みと仕事量を増やし、総量で積み上げる

どちらも正解です。副業を通じてお金の流れ(単価×件数×再現性)を実地で理解すると、
自分に合う設計図が見えてきます。

その結果として起業につながる人もいれば、副業として長く続ける人もいます。
重要なのは、「どういう形であれ、自分が納得しているか」。
起業することよりも、“どう生きるか”を選べることこそが副業の価値だと感じています。


💡まとめ|副業は“自分の理想を探す場”

もっと広げたいと思えば、それも良し。
自分のペースで続けたいと思えば、それもまた良し。

起業は目的ではなく、副業を通じて見えてくる選択肢のひとつです。
「自分は何をしたいのか」「どんな規模が心地よいのか」。
その問いに向き合い続ける過程そのものが、次のキャリアを形作っていきます。

第5章 “もう1つの財布”がもたらす未来

副業を始める理由は、人の数だけある

将来への備えとして始める人もいれば、
好きなことを形にしたい人、
誰かに喜ばれる仕事をしたい人もいます。

どんな理由であっても、
そこには「自分の人生をもう一歩動かしたい」という想いがあります。
その一歩を踏み出した時点で、
すでに新しい景色が見え始めているのです。

“もう1つの財布”は、“もう1つの自分”を持つこと

副業は、お金を増やすだけでなく、
「自分の時間をどう使うか」を自分で選べる自由をくれます。

会社という枠の外に、
“自分の意思で動けば成果が返ってくる世界”がある。
それに気づけるだけで、日常が少し軽くなります。

「お金」だけではない、“働く意味”の再発見

副業で得られる報酬の1つは、
「誰かに価値を届けた」という実感かもしれません。
それは、会社の仕事では得にくい“手応え”だと私は感じました。

お金を稼ぐことは目的の1つですが、
それ以上に、働くことの楽しさや喜びを取り戻せる場所でもあります。

続けることで見えてくる“安心”と“つながり”

40代・50代で始めた副業は、
そのまま60代以降の生き方の土台になります。

小さくても、自分のペースで続けられる仕組みがあれば、
経済的な安心だけでなく、
社会とのつながりも保ち続けることができます。

まとめ|副業は、自分らしい人生を取り戻す手段

副業に“正解”はありません。
目的も、規模も、やり方も、人の数だけあっていい。

お金のために始めてもいい。
好きなことを続けてもいい。
社会と関わるために続けてもいい。

どんな形でも、
自分の手で“もう1つの財布”を育てていくことが、
これからの人生を自分らしく生きるための一歩です。

焦らず、比べず、
それぞれのペースで積み上げていきましょう。

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この記事を書いた人

こんにちは、おかだ しょうざぶろうです。
2008年に入社した大手IT企業で、ビジネス開発や新規事業を担当してきました。数年前には子会社に出向し、教育事業の立ち上げを責任者として担当しました。
それ以前は、IT業界専門の人材サービス企業で人材紹介サービスの新規事業立ち上げに携わり、最終的には人材紹介事業の責任者も務めました。
大学4年生、高校1年生、中学2年生の3人の父親でもあります。
「Journey from 50」では、投資・副業・起業・健康・学び・旅・食・子育てなど、50代からの挑戦をプロセスごとにリアルに発信。結果だけでなく挑戦の過程を共有し、読者の皆さんと一緒に「人生に遅すぎることはない」を体現しながら楽しむことを目指しています。
資格をとる気はありませんがファイナンシャルプランナーの学習を開始しました。

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